バンダイナムコエンターテインメントから、2018年4月26日発売予定のNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)用ソフト『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス for Nintendo Switch』の最新情報をお届け。今回は、機体の育成システムを始め、“フルアーマーΖΖガンダム”や“クィン・マンサ”、“パーフェクトガンダム”など、新たに判明した登場機体の詳細を紹介しよう。
機体の育成
今回は実際の機体の育成要素を中心に紹介。育成した機体で部隊を編成し、宇宙世紀の激戦を生き抜こう!
登場機体は500以上!
本作には、モビルスーツ(MS)やモビルアーマー(MA)、さらに戦艦やSFS(サブ・フライト・システム)を含め、500以上の機体が参戦する。その中でもMS/MAと戦艦は、戦闘で経験値を得ることでレベルアップし、強化していくことができる。
■モビルスーツ
MSはステージ攻略の主力となるユニットだ。戦艦に載せて出撃しよう。
■モビルアーマー
MAはMSよりも巨大な体躯を持つ。その巨大さ故に戦艦に収容できる数には制限があるが、広範囲を一度に攻撃可能なMAP兵器が武装として搭載されているものも多くあり、1体でも強力な力を持つ。
■戦艦
戦艦はMS/MAを載せるだけではなく、主砲による攻撃やミノフスキー粒子を散布することによって、周囲のユニットの回避能力を上昇させることもできる。
機体を成長させる
機体は戦闘で経験値(EXP)を溜めることでレベルアップ。レベルアップすると、攻撃力を始めとしたステータスが成長する。
パタメータの割り振り
レベルアップによる成長とは別に、レベルアップ時に手に入るボーナスポイントを割り振り、好みのステータスへと育成させることも可能。まんべんなく強化してどんな状況にでも対抗できる機体にするもよし、攻撃力特化の強化を行い、切り込み隊長にするもよし、育てかたは自由だ。
登場機体の紹介
フルアーマーΖΖガンダム
型式番号:FA-010S
反地球連邦組織“エゥーゴ”が推進する“Ζプロジェクト”によって開発された試作型可変MS“ΖΖガンダム”に対し、フルアーマー化に対応するための強化改修を施した上で、全身に増加装甲を追加し、機体性能強化を図った機体である。
ΖΖガンダムには複雑な変形・合体機構が採用されていたため、防御力の低下という設計上の問題点を抱えており、増加装甲はその構造的に脆弱な箇所を中心に装着され、それによって防御性能が格段に向上されているほか、同時にオプション兵装を追加することで攻撃力の強化も図られている。
この強化プランは、当時のネオ・ジオン軍の中でも圧倒的な強さを誇っていた巨大MS“クィン・マンサ”に対抗するためでもあり、最終決戦とも言える戦いにおいて、その高い性能を存分に発揮した。なお、増加装甲を装着した状態では、ΖΖガンダムの特徴のひとつでもある分離および変形を行なうことは不可能となっている。
クィン・マンサ
型式番号:NZ-000
第一次ネオ・ジオン戦争末期にアクシズが開発したニュータイプ専用巨大MSで、機体をMSとしての限界まで高出力化及び重武装化することを目指して造られた機体である。
本機には旧ジオン公国軍時代から蓄積されてきたMS開発技術のすべてを盛り込み、加えてグリプス戦役で回収した“サイコ・ガンダムMk-II”の技術も採り入れて開発が進められているため、大型ジェネレーターを搭載する巨大人型兵器でありながら、格闘戦にも対応する高い機動性を持っている。
さらに機体各所に備えられたメガ粒子砲や背部に搭載した“ファンネル”によるオールレンジ攻撃によって高い攻撃力を誇っているほか、両肩部のバインダーに備えられた“メガ粒子偏向器”はビーム兵器を無効化することも可能としているなど、同時期におけるあらゆるMSを凌駕する戦闘能力を示した。
しかし、機体の制御や多数のメガ粒子砲、ファンネルのコントロールを行うには非常に高いニュータイプ能力が必要とされていたため、その条件を満たすパイロットはネオ・ジオン軍においてもごくわずかであったとされている。
パーフェクトガンダム
型式番号:PF-78-1
連邦軍が開発した白兵戦用MS“ガンダム”の性能向上案のひとつで、機体性能を最大限に発揮することを目的として設計された高性能機である。
右腕には高い火力を持つ“2連装ビーム・ガン”、右肩部には固定武装として“ショルダー・キャノン”を装備しているほか、左腕のシールド裏側には機雷が取り付けられているなど、非常に高い攻撃力を持つ。
また、機体性能については脚部と胸部の装甲が強化されている上、バックパックを高出力タイプのものに換装し、脚部にはバーニアが増設されたことで、機動性もベース機と比べて向上されている。
その高い性能はまさにパーフェクトの名にふさわしい機体となっているが、開発の経緯やスペックなどについてはほとんど明確になっておらず、存在自体が疑問視されることも少なくない。
ザクII(ドズル・ザビ専用機)
型式番号:MS-06F
一年戦争中においてジオン公国が開発した“ザクII”のバリエーションの一つである“ザクIIF型”を、ジオン公国軍宇宙攻撃軍総司令“ドズル・ザビ”専用にカスタマイズした機体で、巨漢であったドズル・ザビに合わせてコクピット容積の拡大が行なわれているなど、徹底的なチューンナップが施されている。
なお、本機は一年戦争のソロモン攻略戦時に連邦軍からの攻撃によって格納庫で焼失したとされている。
ガンダムMk-III
型式番号:MSF-007
エゥーゴがグリーン・ノア1で強奪したティターンズのMS“ガンダムMk-II”を解析し、そのデータを基にアナハイム・エレクトロニクス社が独自に開発した機体である。
ガンダムMk-IIの持つムーバブル・フレームの技術をさらに推し進め、ガンダリウムγ(ガンマ)の導入やエゥーゴ独自の技術を横断的に採用して、より人体に近い挙動を再現が可能となり、そのほかにもジェネレーターや各種武装を新造することで、ガンダムMk-IIを超える性能を獲得した。
百式改
型式番号:MSR-00100S
エゥーゴのMS“百式”の発展機で、軽量化と推進力の向上を目的に開発された機体である。百式が持つウイング・バインダー装備型バックパックをドラム型の偏向推進器や増加モーメント型高機動バーニア・スタビライザーに変更することで運動性と機動性を向上させ、武装面においてもパルスレーザー砲やビーム・ガトリングガンなどの肩部ハード・ポイントを利用した固定武装が充実しており、攻撃力と拡張性を重視した性能を誇る。
ルナタンク
型式番号:G87
ジオン公国がMSの補助兵器として月面の戦力確保の為に開発した重機動砲座で、通常は履帯ユニットでの走行を行いながら、戦闘時には機体下部のロケットエンジンを使っての飛行を可能とする特異な機体ではあるが、主武装の2連装実弾砲による火力を生かすことができる機動性を持つ移動砲台として、グラナダ基地防衛用に配備された。
しかし、履帯ユニットでの自走能力が極端に低いことやロケットエンジンでの飛行時間が短いなど、問題点も多く本機を基にジオン公国の重機動砲座“アッザム”の開発が進められた。
量産型νガンダム
型式番号:RX-94
連邦軍のニュータイプ専用試作型MS“νガンダム”の量産仕様機で、ジェガンに代わる次期主力MS候補のひとつとして開発された機体である。
νガンダムのスタンダードな機体構造と、サイコミュの基礎機能を持つコンピューター・チップが埋め込まれた画期的な新素材“サイコフレーム”を受け継いでおり、あらゆる面でジェガンを凌駕する高性能機となっている。
さらに、一般パイロットの搭乗も想定しているため、ニュータイプ専用の特殊兵装“フィン・ファンネル”と準サイコミュ式遠隔兵装“インコム”を選択して背部バックパックに装備するひとで、ニュータイプパイロットと一般パイロットの双方に対応できた。
新生ネオ・ジオン軍のMSに対する戦力増強のために連邦軍の外郭新興部隊“ロンド・ベル隊”によって少数生産を目的とした開発計画プランが提示されたが、連邦軍が新型MSの開発に積極的ではなかったことと、新生ネオ・ジオン軍との戦争が早期終結したことにより、計画は見送られた。