バンダイナムコエンターテインメントは、2018年4月26日発売予定のNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)用ソフト『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス for Nintendo Switch』の最新情報を公開。今回は、収録されているシナリオの中から、『機動戦士ガンダム』のステージ「ガンダム大地に立つ」を中心に紹介しよう。
18のシナリオから宇宙世紀100年を楽しむ
シナリオ選択
「SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス for Nintendo Switch」には18のシナリオが収録されている。好きなシナリオを選んでゲームを始めよう。今回は『機動戦士ガンダム』のシナリオのステージ01「ガンダム大地に立つ」を中心にご紹介。
始まる物語
ステージを開始すると、主人公アムロ・レイの幼なじみであるフラウ・ボゥが訪ねて来る冒頭のシーンから物語が始まる。
功を焦るジーンによる襲撃。『機動戦士ガンダム』の物語を追ってシナリオが進んでいく。
イベントCGで名場面も再現
アムロ・レイがガンダムを起動させるシーンはCGによって再現。名場面を美麗グラフィックで楽しもう。
シナリオに沿ったステージ目標を達成しよう
そして、メインステージが開始。メインステージでは自軍のユニットを操作し、シナリオに沿った勝利条件を達成することでクリアーできる。
特定の条件下で自軍ユニットと敵ユニットの戦闘をすると、会話も発生する。
つぎのステージへ
ステージの勝利条件をクリアーすると、つぎのステージへ挑むことができるように。原作のシナリオを追いながら攻略していこう。
登場機体の紹介
ガンダム
型式番号:RX-78-2
ジオン公国のMSによる侵攻で劣勢に立たされた連邦軍が戦局を覆すべく推進したMS開発計画“V作戦”に基づいて開発された白兵戦用MSで、戦闘データの回収と多角的運用の為、“ガンキャノン”や“ガンタンク”と互換性を持つ“コア・ブロック・システム”を搭載しているほか、“ルナ・チタニウム合金製”の装甲材や戦艦の主砲並の威力を持つ“ビーム・ライフル”など、当時の最先端技術が投入されており、一年戦争中の機動兵器の中でも最高クラスの性能を誇る。
その汎用性は極めて高く、ほとんど無改修の状態で宇宙戦から水中戦まで対応することが可能である上に、単独での大気圏突入能力すら備えている。ガンダムはその性能の高さから“ホワイトベース隊”の主力兵器として驚異的な戦果を上げ続け、ジオン軍から“連邦の白い悪魔”と綽名され恐れられた。
ザクII
型式番号:MS-06
ジオン公国が開発した汎用量産型MSで、“ザクシリーズ”の中でも最高の生産数を誇る汎用タイプである。多少の改造によって宇宙・地上の両方での運用が可能であり、豊富なオプション装備も持つほか、汎用性・拡張性・生産性、さらには機体の操縦性や信頼性とも極めて高いなど、まさにMS史上の最高傑作と言われるに相応しい名機である。
一年戦争においてジオン軍の主力MSとして運用され、後継機が開発された後も第一線を退くことはなかった。
高機動型ゲルググ改(ジョニー・ライデン機)
型式番号:MS-14BR
元キマイラ隊のエースパイロット“ユーマ・ライトニング”が「真紅の稲妻”の異名を持つキマイラ隊のエースパイロット“ジョニー・ライデン”と再会するときのために用意した機体である。
外見上はジオン公国の汎用量産型MS“ゲルググ”だが、中身はAE(アナハイム・エレクトロニクス社)が選りすぐりの部材で作り上げた最新鋭機で、アームレイカー式の連邦製リニアシートや、一年戦争時より高効率なマグネット・コーティングの導入など、高度な連邦軍の技術を駆使して開発されており、ジオン系MSの外見を持ちながら同時に連邦系MSとも言える稀有なMSとして完成した。
なお、本機はジョニー・ライデンのパーソナルカラー“赤”に塗装されてFSS所属のパイロット“レッド・ウェイライン”へと譲渡された。
ギャプラン(イングリッド0機)
型式番号:ORX-005
連邦軍のニュータイプ研究所のひとつ“オークランド研究所”が主導となって開発し、その開発に携わっていた“オーガスタ研究所”にてテストが行なわれた可変MAで、航空力学を無視した機体形状とその飛行を可能にした膨大な推力やアクティブ・スラスター・ユニットによる急激な推進方向の変更、さらには急激なGの変化を考慮しない極端な機動性など、あらゆる意味で規格外の性能を持った機体である。
ムーバブル・シールドを始めとする偏向推進器を導入することで、急激な加減速と方向転換を可能としており、それによって非常に高い機動性を獲得したものの、推力に任せた強引な軌道変更は急激なGの変化をもたらし、パイロットへ多大な負荷をかけることとなったため、強化人間などの耐G能力に優れる一部のパイロットにしか扱えない機体となっている。
本機はその中でも、かつてキマイラ隊に所属していた強化人間の少女“イングリッド0”が搭乗する専用機であり、左右の腕部に装備されているムーバブル・シールドを大型化し、それ以外にも機体各所に改修が施されているほか、ジョニー・ライデンを名乗っているためか、機体全体の色が“赤”に塗装され、両腕部のムーバブル・シールドにはエンブレムがペイントされている。
ゼロ・ジ・アール
型式番号:AMA-00GR
アクシズが、ジオン公国軍のエースパイロット“シャア・アズナブル”専用に設計しながらも、完成間近で計画が頓挫していた試作機を基に開発した拠点防衛用MAである。
全身に多数のメガ粒子砲を装備することで、その圧倒的な火力を持って敵を制圧する移動要塞としてのコンセプトを持ち、その多数の武器を操作するために機体の制御はプログラムによるオートパイロットで行われ、防御に関しては特殊防御装置“Iフィールド・ジェネレーター”を搭載しており、ビーム兵器による攻撃を受けつけないようになっている。
また、オートパイロットで行われている機体の制御を完全マニュアルで行うことも可能ではあるが、パイロットにかかる負担は極めて大きく、その性能を引き出すにはかなりの実力を必要とした。
本機は実験機としての印象が強く、Iフィールド・ジェネレーターのエネルギー消費率が設計時の予想を上回っているために長時間の稼動が難しいなどの問題点もあったが、この機体のコンセプトはノイエ・ジールやα・アジールへと受け継がれた。
シュネー・ヴァイス
型式番号:MS-09R4
アクシズが、ジオン公国のニュータイプ専用試作MA“エルメス”で実用化されていた無人攻撃兵器“ビット”をMSで運用すべくリック・ドムをベースに改修した機体である。背部には、エルメスに使用されていたものを小型・改良化したサイコミュ・コントロール・ユニットを装備しており、“ビット・キャリアー”と呼ばれる専用の装置に搭載された8基のビットを射出することで、ニュータイプの精神波による遠隔誘導攻撃“オールレンジ攻撃”を行うことができる。
しかし、小型化に成功したとはいえMSへ装備するには巨大なサイコミュ・コントロール・ユニットによって機動力が低下してしまい、同様にビットを内蔵することが不可能であったためビット・キャリアーを母艦から射出する必要があるなど、実験機としての色合いが強く、問題点も多い。
この機体で得られたデータと問題点を基に、サイコミュ・システムの運用方法が根本的に見直され、MS本体に内蔵可能な超小型の無人攻撃兵器“ファンネル”の開発へとつながった。
陸戦強襲型ガンタンク
型式番号:RTX-440
ガンタンクの試作機“RTX-440”に対MS戦用の改良を施した機体であり、ベース機に比べて武装が豊富なため、より多彩な攻撃を可能としている。
さらに最大の特徴として、前面のサブクローラーを展開するとともに上半身をスライドして前傾姿勢をとる“突撃砲形態”に変形することで、MSすら凌ぐ機動力を持つ。
しかし、開発データが敵であるジオン公国に漏洩した事が原因で、開発中止に追い込まれた為に量産化は行われず、残った試作機も機密保持を目的とした自爆装置を搭載することで、事実上の廃棄処分扱いとされた。
リック・ドム(アナベル・ガトー専用機)
型式番号:MS-09RS
ジオン公国の宇宙用量産型MSで、陸戦用重MS“ドム”のホバー機能をスラスターに、脚部のエンジンを熱核ロケット式に換装する事で宇宙用に改修した機体である。
中でも一部のリック・ドムは、MS携行式のビーム兵器運用試験のため、ジェネレーターが強化された上で、試作品であるMAの高出力ビーム砲を転用した“ビーム・バズーカ”と呼ばれるビーム兵器を持たせた機体が存在するが、この兵器の実戦運用においては冷却面などの不安要素が多く、さらに大量生産も不可能だったことから、ごく一部のベテランパイロットのみに配備された。
本機はその内の1機で、MS全体を“ソロモンの悪夢”の異名を持つ“アナベル・ガトー”のパーソナルカラーに変更した専用機となっている。
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