スパイク・チュンソフトとQ-Gamesが、タワーディフェンスゲーム『PixelJunk Monsters 2』をプレイステーション4/Nintendo Switch/PC向けに発表した。なお参考までに海外向けプレスリリースに従えば、発売日は2018年5月25日で、価格は14.99ドル。
サンフランシスコで行われたGDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)に合わせて、スパイク・チュンソフトのブースでは海外展開予定のタイトルのプレゼンテーションも実施。というわけで本誌も参加し、本作を開発するQ-Gamesを率いるディラン・カスバート氏に最新作を見せてもらった。
『PixelJunk Monsters 2』では、前作に引き続き、森の守護者“ティキマン”が子供たちをモンスターから守るべく、さまざまな攻撃タワーなどを設置して進撃を食い止めようと奮闘する。
一見してわかるように、グラフィックは前作の2Dから3Dグラフィックスに一新。カメラもタワーディフェンスらしい見下ろし画面と、3Dアクション風の寄った画面を自由に切替可能だ。
Q-Gamesの『トゥモロー チルドレン』で蓄積された3D技術が本作でも活かされている印象で、本作では子供向け番組のミニチュアを使った劇のような質感が表現されている。よく見ると木工細工に塗られたニスのテカリや発泡スチロールで作った背景セットのような部分があって、その中で頑張るティキマンたちに一層の愛着がわく。
また3Dになったのを活かして、ジャンプからの落下攻撃でもダメージを与えられたり、岩をルート上に落として攻撃するといったギミックも。ジャンプで飛び越えられるちょっとしたショートカットなども存在する。
ちょっとしたカスタマイズ要素も用意されており、プレイしていくと手に入るトークンを使って、ティキマンのマスクや背中にしょっている甲羅を購入でき、着替えることができる(能力などは変わらない)。
また、前作にもあったローカルの2P協力プレイ以外に、オンライン経由の4Pプレイにも対応。モンスターを撃退しつつ、スコアや獲得コインなどを競ってみるのもいいんじゃないだろうか。
なおモバイル版『PixelJunk Monsters Duo』との関係性は、あちらがオリジナル『PixelJunk Monsters』を土台に発展させた作品であるのに対して、本作が正式な続編という位置づけの模様だ。