2018年2月9日~11日、千葉・幕張メッセにて開催された“ジャパンアミューズメント エキスポ 2018”(JAEPO 2018)。その最終日となった2月11日のセガブースにて開催された“セガ音ゲーライブ JAEPO 2018”の模様をリポートする。

 2018年2月9日~11日、千葉・幕張メッセにて開催された“ジャパンアミューズメント エキスポ 2018”(JAEPO 2018)。その最終日となった2月11日のセガブースにて開催された“セガ音ゲーライブ JAEPO 2018”の模様をリポートする。

 音楽ゲーム好きにはすっかりおなじみとなったセガのアーケードタイトル『maimai』と『チュウニズム』、そしてJAEPO 2018でお披露目となった『オンゲキ』に楽曲を提供するアーティストたちがこぞって出演することが事前告知されたこのライブ。それだけあって、セガブースには朝から300人を超えるファンが駆けつけ、MCを務めたセガ音ゲーシリーズの総合プロデューサー新井健二氏とタレントの鈴木咲さんがあえて煽る必要もないほど、ライブ開演前から熱気に満ち溢れていた。

 ライブ開始前に行われたのが、セガ音楽ゲームシリーズのディレクターであるコハDこと小早川 賢氏がプレイヤーから寄せられた質問に答えるコーナー。事前にツイッターで募集した質問は、マジメなものだけでなく、辛辣なモノからネタまでと千差万別。中には「イロドリミドリのバンドスコアを出します」といった気になる回答もあり、ステージ前に集まったファンたちを大いに喜ばせた。また、夏稼動予定の新作『オンゲキ』については「僕らが自信を持ってお届けすることろまでは作ったので、あとはみなさんがプレイして判断してください」とあくまでプレイヤーありきだと語った。

スケッチブックに書き写されたユーザーからの質問に、その場でスラスラと答えを書き加えていった小早川氏(中央)。どんな質問にもひるまず回答し、ファンの信頼に応えた。

『イロドリミドリ』はメンバー7人が勢揃い!

 ライブのトップバッターを務めたのは『チュウニズム』から生まれた女子高生バンド“イロドリミドリ”を演じるキャストたち。アニメ映像に合わせての“Still”の2コーラス目から7人のメンバー全員が登場すると、ファンからは割れんばかりの大声援が送られた。

メンバーはファーストライブでお披露目された新衣装で登場。後列左から高野麻里佳さん(月鈴白奈 役)、M・A・Oさん(箱部なる 役)、福原綾香さん(御形アリシアナ 役)、今村彩夏さん(月鈴那知役)。前列左から佐倉 薫さん(小仏凪 役)、新田恵海さん(明坂芹菜 役)、山本彩乃さん(天王洲なずな 役)。

 この日のライブは、昨年末に開催され大反響を呼んだファーストライブ第1話“Still Going On!!!!!!!」~”のアンコール(1.1話)という趣向で、メンバーそれぞれがお気に入りの1曲を選んで披露するという展開に。それだけあって、ライブに参加したファンにも、惜しくも抽選から漏れたファンとっても感激しきりのステージとなった。

 ライブは冒頭からアクセル全開で、ドリンクをぐいっと飲み干すパフォーマンスからの“あねぺったん”、冒頭に出囃子を加えた“ここで一席!OshamaScramble!”、「バーカバーカ!」のコールも清々しい“なるとなぎのパーフェクトロックンロール教室”、新田さんが楽しそうにサンプラー操作をした“The wheel to the Night ~インド人が夢に!?~”、おなじみ「あーりん」コールの大合唱となった“Help me, あーりん!”と、息をつく暇のない怒涛の展開。もちろんファンのみんなは、ペンライトを手に大きな声援で応えていた。

福原さん、山本さん、新田さんによる“Help me, あーりん!”。「あーりん!あーりん!」のコールを練習の甲斐があって、ステージと客席が息ピッタリの大合唱に。

 とくに圧巻だったのは、月鈴姉妹による“conflict(独唱)”。もはや収録されていない商業音ゲーの方が少なそうな“ボス曲”を、空耳感たっぷりの造語にて熱唱。アンコールでありながらのまさかの新曲歌唱というサプライズに、ファンは大喜びしていた。

“conflict(独唱)”を歌う今村さんと高野さん。スクリーン歌詞が表示されたこともあって来場者も巻き込んでの大合唱に!

 最後は、『チュウニズム』の初期課題曲に乗せてコールを絶叫する“GO!GO!ラブリズム◆~あーりん書類審査通過記念Ver.~”、そしてふたたび7人が揃っての“Session High→(※)”を披露すると、来場者のボルテージは最高潮に。ステージ上を躍動する7人へ贈られる大声援の余韻を残したまま、出番は終了となった。なお、「今日は告知できなかったけど、またみなさんと楽しい時間を共有できたらいいなと思いっています。また会いましょう!」(新田さん)とのコメントもあったので、つぎなる展開に期待しよう!

◆はハートマーク
※は右上矢印

ラストナンバーは7人そろっての“Session High→(※)”。7つのメロディー、7人の絆を歌ったストレートな青春ロック。スクリーンにはMV映像++ノーツ付きの凝ったテロップが!

イロドリミドリ セットリスト

M1.Still(全員)
M2.あねぺったん(今村、高野)
M3.ここで一席!OshamaScramble!(山本、佐倉)
M4.なるとなぎのパーフェクトロックンロール教室(佐倉、M・A・O)
M5.The wheel to the Night ~インド人が夢に!?~(M・A・O、新田)
M6.Help me, あーりん!(福原、山本、新田)
M7.conflict(独唱) (今村、高野)
M8.GO!GO!ラブリズム◆~あーりん書類審査通過記念Ver.~(全員)
M9.Session High→(※)(全員)

◆はハートマーク
※は右上矢印

※イロドリミドリ 公式サイト

『オンゲキ』3人娘が初ステージ。新キャラクターのサプライズ出演も!

 続いての登場は、2018年夏に稼動予定の『オンゲキ』に登場するキャラクターを演じる、赤尾ひかるさん(星咲あかり役)、久保田梨沙さん(藤沢柚子役)、春野 杏さん(三角 葵役)。3人ともに新人声優、しかも赤尾さんと久保田さんに至ってはステージで歌を披露するのが初めてという、なんとも初々しいステージとなった。

『オンゲキ』オリジナルキャラクターを演じる3人。左から、久保田梨沙さん(藤沢柚子役)、赤尾ひかるさん(星咲あかり役)、春野杏さん(三角葵役)。

 こちらも初公開となるアニメ映像に続いて、まずは赤尾ひかるさんがステージに登場。あかりのテーマ曲だという“Perfect Shining!!”は、不安な気持ちひっくるめて楽しんじゃえという前向きな楽曲。初披露だというのに、大きな歓声を集めるほどの盛り上がりを見せていた。ちなみに冒頭で上映されたアニメ映像は、物語が描かれる奏坂高校へと登校する3人娘の姿を描いたハイクオリティーなもの。チラリと表示されたリストには豪華スタッフの名前がちらほらあったので、今後の映像展開も気になるところだ。

最初に登場した赤尾さん。小柄な体ながら元気いっぱいにステージを躍動して盛り上げた。

 続いて春野さん、久保田さんも加わって披露されたのは“STARTLINER”。ゲームのメインテーマ曲だというだけに、“これから”を歌った明るい歌詞と、3人によるコーラスが印象的な曲に仕上がっていた。

演じるキャラクターを模した衣装に身を包んで登場したオンゲキシューターズ。フレッシュさあふれるステージを見守るような声援が贈られていた。

 ライブに向けての練習で苦労したことや、ゲームで使われる音声収録での一幕、自身が演じるキャラクターの性格といったトークでひとしきり盛り上がったところで、なんと「4人目のキャラクターが来ています!」とサプライズ発表。ステージに久保ユリカさん(高瀬梨緒 役)が姿を現すと、来場者からはオドロキと歓喜の声が湧き上がった。

サプライズ出演を果たした久保ユリカさん。黒をベースとしたシックな衣装が印象的。イラストは久保さんが演じる女子高生、高瀬梨緒。3人のライバル的存在になるとか!

 4人が揃ったところで、気になる『オンゲキ』のゲーム内容についての説明が。曲に合わせてボタンを押すのに加えて、レバーでキャラクターを操作するのが特徴的な同作だが、プレイしてみての感想は「小さなキャラクターが動いてかわいい!」と3人ともに好評な様子であった。最後は、久保さんも交えての4人で“STARTLINER”を再度披露すると、「ありがとうございました!」と声を揃えてステージを後にした。

4人揃って『オンゲキ』についてのトークでひと盛り上がり。横のボタンの正しい押し方に戸惑ったなど、音楽ゲーム初心者らしい可愛らしいエピソードも飛び出した。

オンゲキ セットリスト

M1.Perfect Shining!!(赤尾)
M2.STARTLINER(赤尾、春野、久保田)
M3.STARTLINER(赤尾、春野、久保田、久保)

※『オンゲキ』公式サイト

熱血ユーロビート見参! A-Oneステージ

 3番手に登場したのは、音楽同人サークル“A-One”の面々。とくればもちろん、ノリノリなユーロビートのナンバー。伸びやかなあきさんのボーカルが眩しい“ゼンマイ恋時計”が一発でオーディエンスを超アッパーな気分にさせ、おつぎは『maimai』オリジナル楽曲“FEEL the BEATS”を熱唱し、さらにヒートアップさせる。

左からYassieさん、あきさん、ELEMENTASさん。2年連続で登場なだけあって堂々としたステージング。盛り上げ上手なところを存分に発揮した。

 続いて登場した越田Rute隆人さんが熱いソウルをまとったハイトーンボイスで熱唱。越田さんの「お前たちとひとつになりに来たんだろ!」と熱すぎる叫びに続いて、“BREAK YOU!!”、“KING is BACK!!”、“MUSIC PЯAYER”と『maimai』、『チュウニズム』収録のオリジナル楽曲を、あきさんとのツインボーカルで披露。最後は、「いま来たばっかりー!」のコールもバッチリと決まった“Scream out!”でオーディエンスの体温を高めたままシメとなった。なお、同曲はこの夏に『チュウニズム』に実装を予定しているとのこと、ファンは楽しみにしていよう。

熱いシャウトで会場を盛り上げた越田さん。最後は4人揃ってレイブ感あふれる空間を生み出した。

A-One セットリスト

M1.ゼンマイ恋時計
M2.FEEL the BEATS
M3.BREAK YOU!!
M4.KING is BACK!!
M5.MUSIC PЯAYER
M6.Scream out!

※A-One 公式サイト