セガゲームスの『初音ミク Project mirai』シリーズのプロモーションキャラクターとして誕生し、見る者をなんとも言えない気持ちにさせる造形によって、一躍大人気キャラクターとなったミクダヨーさん。彼女の魅力を掘り下げるべく、週刊ファミ通編集部では、スペシャル冊子『週刊ファミクー』などで、ミクダヨーさんのグラビア企画をたびたび実施してきた。
そして、週刊ファミ通2017年12月7日号(2017年11月22日発売)では、PS4用ソフト『初音ミク プロジェクト ディーヴァ フューチャートーン DX』の発売を記念し、ミクダヨーさんの最新グラビアを掲載。同作に、楽曲『砂の惑星 feat.初音ミク』が新たに収録されることにちなんで、日本でもっとも“砂の惑星”に近しいと思われる場所、鳥取砂丘にてロケを行った。
どんな麗しいグラビアになったかは、本誌で確認していただくとして(バックナンバーも好評発売中です。ebten(エビテン)やBOOK☆WALKER、Kindleなどでどうぞ!)、本記事では、ロケでのオフショットと、グッドスマイルカンパニー 楽月工場取材の模様をお届けしよう。
砂丘で快晴を呼び寄せるミクダヨーさん
日本最大級の砂丘である鳥取砂丘。最近、『ポケモンGO』とのコラボによって、3日間で8万7000人が訪れたと話題になったが、ミクダヨーさんが訪れたのは残念ながらコラボ実施前。平日の早めの時間ということもあり、人影はまばらで、ミクダヨーさんが撮影を行っていることに気づく人はいなかった。「なんか緑っぽいものがいる」と気づいた人はいたとしても、砂丘は広い&砂に足をとられて素早く移動できないため、近づこうとは思わなかったのだろう。
砂丘には爽やかな風が吹いていて、ミクダヨーさんのツインテールとネクタイがゆらゆらと揺れた。天気は快晴。山陰では、これほど晴れることのはあまりないらしい。こんなグラビア向きの天気を引き寄せるミクダヨーさんは、さすが、天に愛されているなぁ。
それにしても、秋の日本海はなんだか寂しさを感じさせる。波の音を聴きながら、ミクダヨーさんもなんだか物思いにふけっているようだった。世界を股にかける電子の歌姫には、きっと常人には及びもつかない悩みがあるんだろうなあ……と、ミクダヨーさんの揺れるツインテールを見ながら、取材班も思いを馳せたのだった。