『LIMBO』を開発したデベロッパー、Playdeadによる『INSIDE』のiOS版が配信開始された。同作は、プレイステーション4、Xbox One、PCにて先行で配信されており、The Game Awards 2016のBest Art DirectionとBest Independent Game、日本ゲーム大賞2017のゲームデザイナーズ大賞など、世界中で数々の賞を獲得している。

 ゲームのジャンルとしては横スクロール型の2Dアクションアドベンチャー。プレイヤーはどこから来たのか、目的が何なのかもわからない少年を操作して、行く手を阻むパズル(仕掛け)を解きながら先へ先へと進んでいく。ゲーム中にはテキスト情報が一切なく、主人公の少年と同じ、まったく状況がわからないままゲームは進行する。

独創的なグラフィックや緻密なゲームデザインで世界中のゲームファンを魅了した『INSIDE』のiOS版が配信開始――直感操作で快適なプレイが可能_01
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独創的なグラフィックも本作の特徴のひとつ。
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iPhone Xのフル画面表示にも対応。

 基本的な操作は、移動とジャンプ、アクション(物を掴むなど)の3つのみと非常にシンプル。iOS版では、スワイプ&長押しで移動、上方向にスワイプでジャンプ、長押しでアクションというように直感的な操作となっている。操作性については、キーボードやコントローラなど、物理キーやスティックで操作が行えるコンシューマー版とPC版までとは言わないものの、iOS版でも快適にプレイできた。

 また、ひとつひとつのパズルはそこまで時間の掛からないため(人によって個人差はあるとは思うが)、ひとつの仕掛けを解いたら中断するというように、電車での移動中などちょっとした時間でも楽しめ、スマートデバイスとの相性がいいように感じた。

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操作はこの3つを組み合わせて行う。
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物を移動させたい場合は、対象の前で画面を長押しした後、動かしたい方向にスワイプ&長押し。
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レバーを操作する場合もほとんど同じ。レバーの前に立って長押しした後、画面を下にスワイプ。

 本作の価格は、ダウンロードが無料で追加課金制となっている。無料版ではゲームの序盤を体験することができ、840円の完全版を購入すればエンディングまでプレイ可能となる。無料版の部分でも本作の魅力を感じられるものになっているので、気になった人は、迷わずにダウンロードしてみてほしい。