2017年9月29日、DMM VR THEATERにて“DMM GAMES×レベルファイブ 記者発表会”が開催。同発表会で、レベルファイブの『ダンボール戦機』のライセンスを借りてDMM GAMESが開発・運営を行うPC・スマートフォン向けゲーム『装甲娘』が発表。本イベントで公開されたゲームの概要についてお伝えする。

 2017年9月29日、DMM VR THEATERにて“DMM GAMES×レベルファイブ 記者発表会”が開催。同発表会で、レベルファイブの『ダンボール戦機』のライセンスを借りてDMM GAMESが開発・運営を行うPC・スマートフォン向けゲーム『装甲娘』が発表された。ここでは、本イベントで公開されたゲームの概要についてお伝えする。

 ステージではまず、本作『装甲娘』のプロモーションビデオが披露。映像では、アキレスやジ・エンペラー、ジョーカーといったおなじみのLBXの装甲を身にまとった少女たちが映し出された。

 その後、DMM GAMES代表の片岸憲一氏が登壇し、『装甲娘』のプロジェクトについて説明。「男性向けタイトルを中心にサービスするDMM GAMESと、レベルファイブとの意外性のあるタッグで、市場にインパクトを与えていきたい」と意気込みを語った。本作は、2011年より展開するレベルファイブの人気作『ダンボール戦機』のライセンスを受けて、DMM GAMESらしい要素を加えたまったく新しいタイトルとなっている。

片岸憲一氏(DMM GAMES代表)

 続いて、レベルファイブ 代表取締役社長/CEOの日野晃博氏がステージに登場。「DMM GAMESは『刀剣乱舞-ONLINE-』や『艦隊これくしょん-艦これ-』などでユーザー層を拡大し、勢いのあるプラットフォームだと認識しています。そんなDMM GAMESとのコラボを非常に期待しています」と挨拶。続けて、「今回の話を受けたときにはたいへん驚いたのと同時に、レベルファイブにとって新しいアクションを起こせるのではないかと思いました」と、タッグの意図を語り、それぞれコア層が異なる両社間でのユーザー拡大を見込む狙いについても言及。そして『装甲娘』について、従来のファンと新規ユーザーの双方が楽しめる内容となっており、レベルファイブとしての新たな試みだとコメントした。

日野晃博氏(レベルファイブ 代表取締役社長/CEO)

 ここで片岸氏から、本作のメディアミックス戦略について説明がなされた。ゲームを中心として、コミックやアニメ、フィギュアの制作を行うことがすでに予定されており、これら以外にもさまざまな展開を考えているとのことだ。

 片岸氏は「日本を代表するゲーム会社のレベルファイブとのタッグを光栄に思います」と述べ、これを受けて日野氏は「数々のヒット作を持つDMM GAMESと『装甲娘』を大きな作品にしたいです」と、本作に期待を込めた。

 ここからは、DMM GAMESの『装甲娘』プロデューサーである斎藤祐士氏より、ゲームの概要について説明がなされた。『装甲娘』のコンセプトは“『ダンボール戦機』への新たな挑戦”。いまなお根強い人気を持つ同作品をモチーフに、DMM GAMESがどう手掛けていくのか試行錯誤が続いているという。

斎藤祐士氏(DMM GAMES 『装甲娘』プロデューサー)

 本作の世界観については、開発初期のイメージボードを使って紹介。キーワードとなるのは“荒廃した街並み”と“二つの太陽”となっている。原作とは異なるパラレルワールドであり、現代とは非なる現代が舞台。この世界に突然転移した少女たちがどう生きるのか、元の現代に戻れるのか、なぜこの世界に転移したのか、読み応えあるシナリオを用意しているとのことだ。

 続いて“装甲娘”と呼ばれる本作のキャラクターが紹介された。最初に公開された“アキレス”は、原作の赤いトサカがポニーテールに、胸のVマークはブローチに。さらに鎧や槍にもアレンジを加え、装甲娘としての新たなアキレスの姿に仕上がっている。ほかに、“ジ・エンペラー”、“ジョーカー”、“クノイチ”、“ハンター”の装甲娘を加えた5人のキャラクターが軸となり、物語が展開するという。未公開の装甲娘の中には、原作ファンがあっと驚くようなものも用意されているとのことだ。

アキレス
ジ・エンペラー
ジョーカー
クノイチ
ハンター

 そして、もうひとつ“DMM GAMESが挑むべき事柄”として紹介されたのが、“装甲破損”システムだ。これは、戦いに敗れたときに、キャラクターがまとった装甲が破損して肌が露わになるというもの。斎藤氏は「日野社長にお叱りを受けてしまうかもと思いながらも、DMM GAMESとしての挑戦としてお願いした」とコメント。そして、この装甲破損はすべての装甲娘に用意されている、とつけ加えた。

 本作のジャンルはシミュレーションRPGで、基本プレイ無料(ゲーム内課金あり)。PCブラウザ版が今冬リリース予定、スマートフォン版は2018年春リリース予定となっている。また、本日9月29日より、事前登録の受付が開始された。

事前登録ページ

 最後に、両社のコラボの経緯や感想を、日野氏、片岸氏、斎藤氏が述べた。斎藤氏は「もともと大好きだった『ダンボール戦機』のIPをお借りして、DMM GAMES風にアレンジして何か生み出せないか」と考え、日野氏に話を持ちかけたことがきっかけだったと経緯を説明。これに対して日野氏は「非常に熱意を感じました。こういう形の展開はほどんどないので、今回いっしょにやってみたいと思いました」とコメント。片岸氏は「大人向けのコンテンツが多いDMM GAMESを受け入れてくれる、懐の深さを感じました」と、コラボ実現に感動したエピソードを語った。

 なお、記者発表会の閉会後、ファミ通.comでは日野氏とプロデューサーの斎藤氏にインタビューを行う機会を得た。本作開発の経緯から、ゲーム内容、そして“装甲破損”など、気になる点を両氏に聞いた。こちらの内容は、追って掲載する。