スタッフが実演で“共闘”をアピール!
2017年9月21日(木)から9月24日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催された東京ゲームショウ2017(21日・22日はビジネスデイ)。23日のDMMブースでは、『テラバトル2』のスペシャルステージが開催された。その模様をレポートしよう。
ステージのゲストは、『テラバトル2』のプロデューサーである坂口博信氏と、週刊ファミ通編集長の林克彦。オープニングでさっそくふたりが登場し、以降は坂口氏が進行、林がサポート役という形でイベントが進行した。
冒頭、まずはPVが流されたのち、坂口氏が「今日は、お詫びから始めます」と異例のコメント。というのは、予期せぬサーバーのトラブルで、通信エラーが連発している状態になり、復旧作業の真っ最中だったから。そしてお詫びのプレゼントとして、エナジー30個(10連1回ぶん)がもらえるパスワードが、スクリーンで公開された。DMMのPC版で入力し、同期すればスマートフォンでもOKだ。期限は1週間で、9月30日の23:59まで有効となる。
続いては、事前登録キャンペーンの結果が発表された。30万人突破なら野村哲也氏の描き下ろしキャラクターが参戦するなど、さまざまな特典が用意されていたが、結果は約38万人。35万人を突破した特典として、新たに“マイティー(Aクラス)×5”が用意されることとなった。ちなみに野村氏のイラストも進行中で、坂口氏によると「妖艶な女性キャラクター」だそうだ。
ここでスクリーンに映し出されたのは、“Infernal Keep 共闘”というタイトルイラストで、そのまま映像はDMMブースの『テラバトル2』体験コーナーに切り替わった。
体験コーナーには、シリコンスタジオの開発スタッフや、主人公のサラに扮した女性などがスタンバイ。ここからは、スタッフが10人で共闘し、その様子をスクリーンで見ながら坂口氏がシステムを来場者に解説するという趣向となった。
制限時間5分でのボス戦闘という厳しい条件で、バトルは白熱。最後は残り1秒で倒すという、嘘のような劇的な勝利で、会場は大いに沸いた。
有名アーティストが月ごとに参加!
共闘の実演に引き続いて紹介されたのは、ダウンロードスターターの内容について。これは有名アーティストに協力してもらうという企画で、『テラバトル』のときはダウンロード数のアップによって参加アーティストがどんどん増えたが、今回は月ごとにアーティストが増えていく趣向になっている。「1年ぶんくらいのアーティストの方とお話はできているので、来年2月以降も随時、実施していきたいと思います」(坂口氏)。
ここではスクリーンで、9月の上国料勇さん、10月の小松美羽さん、西本祐貴さんの作品が紹介された。版画の小松さん、水墨画の西本さんなどは、どんな形で作品がゲームに登場するのか楽しみなところだ。
最後は、キャンペーンなどの最新情報。現在、『テラバトル』では『テラバトル2』リリース記念で、毎日エナジー4個プレゼントキャンペーンを実施中だ。また『テラバトル2』のキャラクターである“ハルヒカリ”が、『テラバトル』にも実装されているとのこと。
「事前登録でサマサがやってきたように、今度はハルヒカリが向こうに嫁ぐみたいな感じですね」(坂口氏)。
そして“ハルヒカリ”といえば、ファミ通と合同で進めている“ハルヒカリプロジェクト”。「どことなくお米のネーミングみたいだよねという発想から、実際にハルヒカリという名前のお米をつくっちゃおうという企画です。坂口さんといっしょに、田植えもすませています」(林)。ここでスクリーンに、実際の田植え風景が流された。場所は高知県だという。収穫は11月10日の予定だそうだ。
「せっかくなら、収穫したお米を使ってイベントなども考えたいですね」という林の呼びかけに、坂口氏は、「来た人におにぎりを食べてもらうとか。11~12月に、何かやりたいと思います」とコメント。実現したら話題となりそうだ。
スペシャルステージはこれにて無事終了。お詫びで始まり田植え風景で終わるという、少しユニークな内容だったが、『テラバトル2』の魅力は、しっかりとファンに伝わったのではないだろうか。