2017年9月21日(木)から9月24日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2017(21日・22日はビジネスデイ)。23日のセガブースでは、ソニックシリーズ最新作『ソニックフォース』のステージイベントが行われた。開発スタッフやスペシャルゲストを招いて、さまざまな最新情報が明らかにされた、本ステージの模様をお届けする。
イベントが始まると、ステージには主役のソニック、ソニックシリーズプロデューサーの飯塚隆氏、『ソニックフォース』プロデューサーの中村俊氏、そして大のソニックファンにして、本作でアバターの声を担当する声優・悠木碧さんが登場。来場者から大きな声援を集めていた。
「ソニックチームが贈るひさびさの超大作!」(飯塚氏)との前置きした上で、両プロデューサーは本作の概要を説明。宿敵エッグマンによって99%が支配された世界を取り戻すべくソニックたちがレジスタンスとして戦うストーリーであること、プレイヤーの分身となるカスタマイズ可能なキャラクター・アバターを使って、ソニックの相棒として絆を深めながら世界を取り戻す冒険をしていくと、ゲームの概要を説明した。
中村氏は「操作できるキャラクターは、モダンソニック、クラシックソニック、アバターの3種類あり、それぞれが異なるスタイルでのハイスピードアクションでアクションが楽しめます」と説明。中でもアバターについては大きなポイントで「僕の考えたキャラクターを出してほしいというファンの方々の夢をかなえるために」(飯塚氏)用意したシステムであることを強調し、キャラクターの種族や見た目に加えて、武器である“ウィスポン”をいろいろと取り替えながら進めていける、カスタマイズの自由度があるとことが紹介された。
すでにソニックの魅力にメロメロ状態の悠木さんが、事前に作成したアバターがスクリーンにドン! リボンとガスマスクを着用した目線の定まらないネコという独自のセンスにステージ前を埋め尽くした来場者がやや戸惑いを見せる中、悠木さんは「お腹のシャドウの柄と、背負ったチャオがポイント」と熱くコメント。また、ネコやウサギ、オオカミ、ハリネズミといった種族があり、それぞれに能力が異なるということを明らかにしていた。
続いて、実機でのプレイが披露された。中村氏による“(モダン)ソニックステージ”のプレイでは、炎に包まれた街なかをソニック進んでいく序盤のステージが披露され、ブーストを使った超高速移動や、レジスタンスの仲間たちの戦況が通信で報告される様子などが確認できた。
悠木さんがプレイした“タッグステージ”は、モダンソニックとアバターの2人を1人のプレイヤーで操作するという遊び。両方のキャラクターの能力を使い分けて進んでいくのがポイントとなるようだ。また、2人の絆を合わせた“ダブルブースト”は、ゲーム内で最速のスピードを楽しめるという。
悠木さんが選んだ“ライトニング”というウィスポンは、電撃のムチで攻撃をしたり、ロックオンした敵やリングをつなげて、高速移動できる能力を持っているようであった。それにつけても悠木さんの実演プレイは、ソニック好きだというだけにかなり慣れた手つきで、中村氏も「これ、上手い人のルートですよ」とお墨付き。最終的には、ほぼノーミスでステージクリアして大きな拍手を集めていた。
ここで特報として、シャドウがプレイアブルキャラクターとなる“シャドウストーリー”が本編発売日と同じ11月9日に無料DLCとして配信されることが発表に! シャドウ専用のエピソードやステージが用意されるのに加えて、モダンソニックのステージをシャドウでプレイできるようになるとのこと。飯塚氏によると「本編では描かれないインフィニットという敵役の裏側を見ることができる」とのことなので、楽しみがさらに増えそうだ。
最後には発売日までを盛り上げるための施策として、全国6都市での体験会や、ダイニング&スポーツバーHootersとのコラボの発表も。いずれも詳細は後日公式サイトで発表になるとのことなので、気になる人は欠かさずチェックしよう。