VRなのに、アクションの爽快感もスピード感もそのまま! ベクターキャノンをぶっ放せる『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS』VRモード試遊リポート【TGS2017】

東京ゲームショウ2017のKONAMIブースで出展された、『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS』のVRモードの試遊リポートをお届け。

 2017年9月21日(木)から9月24日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2017(21日・22日はビジネスデイ)。KONAMIブースでは、サイゲームスとタッグを組んだ、2018年春発売予定のプレイステーション4、PC用ソフト『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS』(以下、『ANUBIS』)がプレイアブル出展されている。本作は、名作と名高いアクションゲーム『ANUBIS』が4Kに対応しただけではなく、プレイステーション VRなどのVR機器にも対応しており、今回の出展では通常のゲームモードと、VRモードのふたつが体験できた。本記事では、ライター・西川くんによる、VRモードのプレイインプレッションをお届けしよう。なお、本記事で使用している画面写真は、実際に東京ゲームショウ2017会場で体験できるミッションとは異なるミッションの画面写真になっている点、ご注意を。

VRモードの試遊ブースでは、コックピット型の試遊台が用意されている。

こちらは、通常のゲームモードの試遊ブース。4K解像度の美麗なグラフィックを間近で体験できる。

こちらは通常モードの画面写真。

4Kになって美しくなったグラフィックを比較!

プレイステーション3版

プレイステーション4版

プレイステーション3版

プレイステーション4版

VRでの戦闘行動を開始します。……動けぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!

 ふ~んふんふんふんふーんふふーん♪(脳内で流れる『Beyond The Bounds』)。フレームランナーの皆さん! まさかまさか、『ANUBIS』がPS4とPCで発売されるだなんて、ビックリしましたよね!? しかもVRに対応だなんて!! えっ、もう試遊できるの!? これはもう、やるしかないでしょ!! と、メチャクチャ鼻息荒く、試遊体験をしてきた独立型戦闘支援ユニット・西川くんです。今回の体験は、プレイステーション VRを使用しての試遊で、ステージはバシリア上空の対バフラム艦隊戦を遊ぶことができました。……ということは、“アレ”がVRで使えるワケですよ!

ジェフティのコックピットにいざ搭乗! 僕、ジェフティからエネルギー供給されてるんで。降りたら僕は死ぬんで。だから一生遊ばせて。

 まず驚いたのは、もうジェフティのコックピット感がすばらしいこと、すばらしいこと!! オリジナル版でもカットシーンなどでは、コックピットのインジケーターが表示されていましたが、それをさらにパワーアップさせた、本物のコックピット感がヤバい! そして視点を下に向けると、主人公ディンゴのスーツがあり、本当にディンゴになった気分です。心臓部にはしっかりとジェフティにつなげられたワイヤーもあり、細部までしっかりとこだわり抜かれていることがわかりました。ちなみに、後ろを見上げたらしっかりとジェフティの顔も見れたので、ぜひ皆さんも最初に後方の上部を向いてみてください(ちなみに「やっべぇジェフティだ!」と叫んで、サポートしてくれる係のお姉さんに笑われた)。あと個人的にですが、戦闘をサポートしてくれるAI“ADA(エイダ)”が、自分に話しかけてくれているような感覚も味わえたのが超うれしかったー! 天才ランナーと呼んでくれ!!

こちらがコックピット内部のイメージ。ジェフティの動きは視点の右に表示されます。

 そして操作を始めたのですが、「えぇ? オリジナル版と同じ操作で遊べる!?」と、これまた驚愕!! 僕の主観なのですが、VRのアクションゲームって没入感を高めるために、簡単操作だったりするものが多いと思うんですよ。それが本作は、ショットやダッシュ、グラブやサブウェポン、ガードから下降上昇まで、そのままのボタン配置になっています。プレイ済みの方は、何の違和感もなくジェフティを操作できると思いますよ。ちなみに、目標をガイドする矢印の表示は、本来ジェフティのまわりに表示されていましたが、VRモードではコックピットのインジケーター内に表示されています(これも本物っぽくてイイ……!!)。

 バシリア上空の対バフラム艦隊戦は、わんさか出現する敵のオービタルフレーム(本作のロボットのこと)を跳ねのけながら、バフラム戦艦5隻を撃墜するのが任務です(ステージの進行もそのまま!)。バトルを開始してまたまた驚愕したのは、バトルのスピード感が通常のゲームモードと変わらないくらい早いこと!! 本作のバトルは近接攻撃のブレードや、遠距離攻撃のショット、サブウェポンなどを駆使しながら、大量出現する敵と流れるように戦えるのが醍醐味です。僕の個人的な予想では、VRモードなのですから、ある程度スピードが抑えられたバトルになると勝手に思っていたんですよ。これがまさか、本来のスピード感がそのままVRで味わえるとは……!! ロックオンしてブレードで斬り刻む! ホーミングレーザーやサブウェポンで群衆をなぎ倒す!! 敵をグラブして回転投げでぶっ飛ばす!! そのすべてが、VRで体験できるわけです。もしかしたらVR用にスピードは調整されているのかもしれませんが、体感ではまったく違いを感じませんでした。

 そして、バフラム戦艦を破壊するには、サブウェポン“ベクターキャノン”を使用しなくてはなりません。ベクターキャノンとは、超強力な特殊武器で、地面に足を固定し、長い長いチャージをかけて、どどんと発射する、男のロマンが詰まった最終兵器。いざ発射体制に移ると、目の前には大きなベクターキャノンがせり出し、ベクターキャノンモードへ移行! そして、「エネルギーライン、全段直結」、「ランディングギア、アイゼン、ロック」……といったベクターキャノン発射シークエンスをADAが読み上げるんですよ! 通常のゲームモードでも盛り上がるポイントなのですが、VRを通すことによって、ライフリングの回転やキャノンの巨大感が増し、よりベクターキャノンの気持ちよさや、発射する熱さが倍増していましたね!! いちファンとしては、もう言うことないです!!

 そして戦艦をすべて破壊したところで、今回の試遊は終了。……いやぁ、興奮で体温が上がりまくりで、VR保護マスクがびちょびちょになるくらい汗をかきました(笑)。ちなみに敵はオリジナル版と同じく四方八方に出現するため、ロックオンを切り換えれば視点もガンガン動きます。ですので、“酔い”の問題を気にされる方もいると思いますが、僕はまったく酔いを感じませんでした(ただ僕はVRで酔いにくいタイプなので、参考にならないかもしれません)。

 なお、今回『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS』の制作を担当されたサイゲームスさんに軽くお話を伺ったのですが、とにかく制作スタッフたちが『ANUBIS』が大好きで、すべてにおいてこだわりにこだわり抜かれて制作しているのだとか。また、VRモードは数ステージ用意されているようなオマケではなく、全編遊ぶことができるそうなので、すでにプレイされている方も初めての方も、VRモードで本作を堪能できるようです。TGSに足を運ばれたランナーのみなさん、そしてこれからランナーになる人にはぜひ、KONAMIブースでジェフティに乗りましょう! それでは、はいだらー!(挨拶)