gamescom 2017最大のトピックなのかもしれん
2017年8月22日~26日(現地時間)、ドイツ・ケルンメッセにて、ヨーロッパ最大のゲームイベントgamescom 2017が開催。「今年のgamescomの見どころはなんですか?」と聞かれたりすると、いろいろなトピックが頭に浮かぶわけですが、ふと頭に兆すのは、「もしかして、メルケル首相の視察なのかも……」との思い。開催の2ヵ月前からメルケル首相が初めてgamescomを視察に訪れることは明らかにされており、それは“ドイツにおけるゲーム産業の重要性を物語るもの”とも言われていたのだ。視察に訪れるのは開催初日の8月22日であり、記者も「あわよくばシャッターチャンスでもあれば」とは思っていたのだが、そこは一国の国家元首。当日は朝からけっこうな厳戒態勢で、通常はプレスルームの入り口として使用していた箇所も閉鎖されるほど。通常のgamescomとは明らかに違う、少しものものしい雰囲気だったわけです。
「これは会場広いし、メルケル首相に出くわすチャンスはなさそうだな」と諦めていたところに、朗報が! 持っている人は持っているもので、スタッフがメルケル首相に巡り合ったというのです。会場に視察に訪れたのは午後2時くらいの模様。当然のこと、えらい注目度だったようです。
当日メルケル首相は、いくつかのブースを訪れたよう。ライオンヘッドスタジオからレア社に移って、いまは『Sea of Thieves』を作っている知り合いのテッドも、マイクロソフトブースへのメルケル首相の訪問を、Twitterで報告しておりました。
That face when you see @SeaOfThieves for the first time
— Ted @ GamesCom (@JustTeddii)
2017-08-22 21:32:48
メルケル首相がgamescomに対してどのような印象を抱いたのか気になるところですが、いずれにせよ、gamescomはドイツ中が注目しているイベントだとは言えそうです。