VRでのラッドローチは多分キツい

 ベセスダ・ソフトワークスが、同社のVRレーベル“Bethesda VR”の3作品の海外発売日を発表した。まず『Skyrim VR』(PSVR)が2017年11月17日に、『DOOM VFR』(PSVR/HTC Vive)が同12月1日に、そして『Fallout 4 VR』(HTC Vive)が同12月12日に配信予定となっている。

 これらは、オープンワールドRPG『ザ エルダースクロールズ V: スカイリム』および『フォールアウト4』、そしてFPS『DOOM』(2016年版)を題材にVRゲーム化したもの。『Skyrim VR』と『Fallout 4 VR』では、オリジナル版の広大なオープンワールド世界がほぼそのまま(もちろんVR用の酔い対策やUIなどの最適化はある)、VRの没入感で体験できる。本誌では今年のE3で両タイトルを体験しているので、気になる人はそちらもチェックしてみて欲しい。

 そして『DOOM VFR』は、オリジナル版が非常に動きの激しいアクロバティックなFPSであることを考慮して(要はそのままVRにすると恐らくゲロンゲロンに酔う)、地獄のクリーチャーとの激しい銃撃戦やハードな描写などのコアの要素を抽出し、VRに合わせた形で独自のゲーム化を行っている。

 これらは『DOOM』シリーズなどを開発したid Softwareのファン向けイベント“QuakeCon”がアメリカのテキサス州ダラスで24日から行われることを受けたもので、同イベントでは試遊台の出展なども行われる予定。本誌ではQuakeConを取材する予定なので、そちらのリポートもお楽しみに。