大作・注目作が目白押しだった7月

 ゲーム総合情報メディア“ファミ通”は、2017年7月の国内家庭用ゲームソフトおよびハードの売上データを発表した。集計期間は2017年6月26日~2017年7月30日(5週分)。

以下、リリースより。


ファミ通ゲームソフト・ハード売上ランキング7月速報
・「ドラゴンクエストXI」が2機種合計で200万本突破、「スプラトゥーン2」はSwitchソフト最大の売り上げに。
・ビッグタイトルが牽引し、ハード市場も大幅拡大。
・PS4が発売から3年5ヵ月で累計500万台に到達。

 ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2017年7月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを まとめました。集計期間は2017年6月26日~2017年7月30日(5週分)です。

【家庭用ゲームソフト 月間売上本数】
1位 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて(3DS) スクウェア・エニックス 1,130,468本
2位 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて(PS4) スクウェア・エニックス 950,338本
3位 スプラトゥーン2(Switch) 任天堂 800,394本
4位 GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)(PS4) バンダイナムコエンターテインメント 145,161本
5位 ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ(PS4) スクウェア・エニックス 124,874本

【家庭用ゲームハード 月間売上台数】
1位 Nintendo Switch 294,311台(先月1位 Nintendo Switch 129,971台)
2位 ニンテンドー3DS(合計) 227,349台(先月2位 プレイステーション4(合計)92,410台)
(ニンテンドー3DSは、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LL、ニンテンドー2DS、Newニンテンドー2DS LLの合計値になります)

【家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数】
1位 スクウェア・エニックス 227.0万本
2位 任天堂 118.7万本
3位 バンダイナムコエンターテインメント 21.5万本

【2017年7月期の家庭用ゲーム市場について】
2017年7月期のソフトランキングでは、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」の3DS版が首位、PS4版が2位を獲得しています。2日間の集計期間で、3DS版は113.0万本、PS4版は95.0万本を売り上げ、2機種合計の販売本数は208.1万本に達しました。初週で200万本を突破したソフトは数少なく、「ドラゴンクエスト」シリーズの圧倒的な支持をあらためて示す結果となりました。

一方、Nintendo Switchの発表当初から発売が待ち望まれてきた「スプラトゥーン2」は、月間80.0万本を販売し、ソフトランキング3位にランクイン。発売からわずか10日間で、Switchのソフトで過去最高の累計販売本数を記録しました。前作「スプラトゥーン」(任天堂/2015年5月28日発売/Wii U)は累計で151.5万本を販売していますが、これを上回る勢いを見せています。

「スプラトゥーン2」の販売も好調なSwitch本体は、前月期から大幅増となる29.4万台を売り上げ、月間ハード販売台数ランキングにおいて首位を維持しています。また、3ヵ月ぶりに月間2位となった3DSは、4機種合計で22.7万台を販売。内訳としては、新モデルのNewニンテンドー2DS LL(7月13日発売)が15.3万台を占めています。さらに、PS4本体の販売台数も20.7万台と大幅に増加し、発売から3年5ヵ月で累計販売台数が500万台に到達しました。

2017年8月期は、「スナックワールド トレジャラーズ」(レベルファイブ/2017年8月10発売予定/3DS)や、「モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.」(カプコン/2017年8月28日発売予定/Switch)といった新作に注目が集まります。夏休みシーズンということから、7月期に発売されたビッグタイトルもさらに数字を伸ばす可能性が高く、夏商戦はかなりの盛況が期待できそうです。

<ファミ通調べ>
(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)

◆株式会社Gzブレイン(ジーズブレイン)について
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