ホラー映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ監督が逝去。ゾンビジャンルの生みの親のひとり

映画「ゾンビ」や「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」などで知られるアメリカのホラー映画監督、ジョージ・A・ロメロ氏が77歳で亡くなったことをロサンゼルス・タイムズなどが報じている。

●一連の作品を通じ、あらゆるカルチャーに影響を与える

 ロサンゼルス・タイムズなどが、アメリカの映画監督ジョージ・A・ロメロ氏が、肺がんによる闘病の末に77歳で亡くなったと報じている。同紙によると、監督が好んでいたという映画「静かなる男」(1952年/ジョン・フォード監督)の演奏が流れる中、睡眠中に家族に看取られたという。

 ロメロ監督は、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」(1968年)や「ゾンビ」(1978年)などの作品を通じて現代に続くゾンビ映画のジャンルを確立した人物。単なる人を驚かせるためのギミックとして投入するのではなく、ゾンビ発生という環境を通じて(人間側の問題である)戦争や社会問題などを描くという手法の名手でもあり、その影響範囲は計り知れない。あらゆるカルチャーに影響を与えた巨匠と言えるだろう。
 ビデオゲームでも『バイオハザード』や『デッドライジング』、『レフト 4 デッド』、『カウンターストライク』系のFPSの“ゾンビモード”、『DayZ』などのタイトルは、同監督の一連の作品抜きで存在しえなかったのではないだろうか。ご冥福をお祈りします。

▲2010年に配信されたアプリ「App of the Dead」のプロモ素材より。