エレクトロニック・アーツの独自イベント“EA PLAY”から、『スター・ウォーズ バトルフロント2』のキャンペーンモードのデモの模様をお伝えする。

●パフォーマンスキャプチャーによる感情表現がなかなかディープ

 E3を数日後に控え、エレクトロニック・アーツの独自イベント“EA PLAY”が今年も開幕。アクションシューティング『スター・ウォーズ バトルフロント2』のマルチプレイの模様を先程お届けしたが、引き続いて今度はシングルプレイのキャンペーンモードの内容をお伝えしよう。

 会場内で行列ができていたマルチプレイと異なり、キャンペーンモードのデモはビジネスラウンジでの限定公開のみ。キャンペーンモードの開発を担当するMotiveのゲームディレクター、マーク・トンプソン氏による解説で、序盤のミッションのひとつを見ることができた。

 一応おさらいしておくと、キャンペーンモードでは帝国軍側の特殊部隊インフェルノ・スクワッドを率いるアイデンを主人公に、映画のエピソード6「ジェダイの帰還」終盤で第2デス・スターが破壊されて以降の物語を描く(ちなみにプレスカンファレンスではアイデンを演じるジャニナ・ガヴァンカーが本作の紹介を行い、盛り上がっていた)。

▲帝国軍側、かつ女性主人公で、EP6と7の間の物語を描く。

 今回見せてもらったミッションは、第2デス・スター陥落時にエンドアにいた彼女が、残された数少ない拠点であるVARDOS上空で、皇帝の遺したメッセージを伝えに来たセンチネル(顔の部分に話者の顔を映し出す機能を持ったドロイドで、コミックシリーズが初出)と対面するカットシーンから始まる。以前公開されたトレイラーにも出ている場面だ。

 ここで興味深かったのが、全身の演技だけでなく表情の演技も取り込むパフォーマンスキャプチャーを活かした感情表現。アイデンは上層部の人間から皇帝が死んだことを告げられ、悲しみと無力感が混じったなんとも言えない表情をする。一方でセンチネルからメッセージを告げられ、復讐のために立ち上がる時は強気そうな彼女本来の決意が、しかしさらにセンチネルが(皇帝本人ではないにも関わらず)高圧的に詰め寄る場面では、一瞬の不安を垣間見せるのだ。

▲カットシーンの演出などでは、身体の演技を取り込むモーションキャプチャーに、表情の演技も加えて収録するパフォーマンスキャプチャーを行っている。

 そして舞台はFONDOR上空へ。一行を乗せたスター・デストロイヤーを共和国軍の艦が急襲する場面から、いよいよアクションパートが始まる。しかも宇宙戦だ。アイデンはTIEファイターで出撃し、攻撃機を撃墜するのみならず、大型艦のイオン砲なども破壊。さらにその勢いで共和国軍の巡洋艦の出撃ベイに強行突入し、内部から破壊することを目指す。

▲これは今回見たシーンとは別の画像だが、宇宙戦闘も存在。

 というわけで後半は巡洋艦内部での単独潜入ミッションが描かれる。ここで役立つのが、アイデンのお供であるドロイド。一定時間のクールダウン付きで使える特殊アビリティのひとつになっていて、発動すると電撃ショックで相手を昏倒させる能力がある。この電撃ショックは近くに別の兵士がいるとまとめて巻き込むことができるので、なかなか強力そうだ(ストーリーの進行上必要なハッキングなどもドロイドが行ってくれる)。

 そのほか終盤では、アイデンに気づいていない敵に対してスニーキングアクション的に後ろから近づいてテイクダウン攻撃で失神させて先に進むとか、増援が駆けつけてきた時に扉のスイッチを撃って締め出してしまうといったテクも見られた。ラストでは無事内部機関の爆破に成功するも、宇宙に吸い出されそうになってしまって……という所でto be continued。明るい未来のなさそうな復讐劇に、彼女がどのような決着を目指して進んでいくのか、今後が気になるところだ。

▲ちなみにプレスカンファレンスではアイデンを演じるジャニナ・ガヴァンカーが本作の紹介を行い、盛り上がっていた。