日本のゲーム業界が目指すべき指針が示される
5月10日(水)~14日(日)まで開催予定の“TOKYO SANDBOX(東京サンドボックス) 2017”にて、角川ゲームスの安田善巳氏が“日本のゲーム産業に対する大いなる誤解”をテーマとした基調講演を行うことが明らかにされた。基調講演は、5月10日18時40分から、JINNAN CAFE 渋谷にて行われる。
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■安田善巳氏略歴(リリースからの抜粋)
安田善巳さんは、日本興業銀行に勤務したのちゲーム業界に転進し、テクモ代表取締役社長を経て2009年4月に角川ゲームスを設立し代表取締役社長に就任。以来、経営者であると同時にゲームクリエイターとしても角川ゲームスのゲーム開発を指揮しています。2011年4月には、角川書店、アスキー・メディアワークス、エンターブレインの角川グループ各社のゲームパブリッシング事業を角川ゲームスに統合。2011年8月にはワーナーブラザーズとのグローバルパートナーシップを発表し、2012年6月にプロデューサーとしてプロジェクトを指揮したPS3、Xbox360向けタイトル「ロリポップチェーンソー」(Lollipop Chainsaw)の世界同時発売を実現しました。なお、同タイトルは2014年3月に全世界累計販売本数が100万本を突破し、角川ゲームスのタイトルとしては初のミリオンセラータイトルとなりました。2014年5月には、「アーマード・コア」シリーズや「DARK SOULS」の開発会社として世界的に有名なフロム・ソフトウェアを傘下に収め同社の代表取締役会長に就任。今年6月には、角川ゲームスの最新作となるPS 4/PS Vita向けタイトル「GOD WARS ~時をこえて~」がリリースされる予定です。
安田さんは金融とゲームという2つの業界に精通し、さらに経営とゲーム開発についても豊富な知識と経験を有しており、東京サンドボックスの基調演説に最もふさわしい人物です。安田さんの講演では、日本のゲーム業界が次に目指すべき指針が示されることでしょう。5月10日のPUSHをどうぞお見逃しなく!
■TOKYO SANDBOX 2017とは……
TOKYO SANDBOX 2017とは、ゲームメーカーのサポートなどを主業務とするkulabo, Inc(所在:東京都千代田区、CEO:Kevin Lim)が、Maker ToolsetとHanaji Gamesの協力のもと開催するインディーゲームにフォーカスをあてた大型複合ゲームイベントです。昨今国内でも勢いを増しつつあるインディーゲーム業界の活性をさらに発展させるべく、国内外のゲームビジネス関係者を一堂に会する機会を設け、開発者とそのタイトルに注目する投資家、ならびに大手ゲームパブリッシャーとのマッチング、さらにゲームファンと開発者の交流を主目的とするイベントです。