みなさん、こんにちは。『龍が如く』シリーズ担当編集のメタボIKEDAです。本記事の1回目でお伝えした通り、「結果にコミットする。」のキャッチフレーズでおなじみのトレーニングジム、RIZAP(ライザップ)でガチンコトレーニングをすることになった自分ですが、今回は、トレーニング開始から約1ヵ月の模様と、結果報告をお届けします。
◎第1回目の記事はコチラ
『龍6』とほぼ同じ種目で筋トレの日々
2017年2月3日の初回カウンセリングからスタートした当企画ですが、最初の2~3回は、トレーニング後に重度の筋肉痛に襲われるなど、かなりトレーニングの効果を実感する日々が続きました。ただ、これは、トレーニング内容がどうこうと言う以前に、高校の部活動以来、約20年ぶりにちゃんとした運動をしたことの反動なのでしょう。背中の筋肉痛により、リュックを背負うのもひと苦労、という経験は初めての経験でした……。
と、まあ、そんな具合に前途多難な幕開けだったわけですが、人間の身体の“適応力”あるいは“慣れ”というのはスゴイもので、2週目(トレーニング4~5回目)くらいからは筋肉痛が穏やかになり、トレーニングの合間にしっかりとインターバルを取り、呼吸を整えることで、トレーニング自体の大変さも軽減されてきました。 何より変わったのは汗のかきかたで、最初は軽い運動でも「サウナかな?」というくらい滝のように流れ出て汗が、それなりにハードな運動をしないと出ないように。ごくごく当たり前のことではありますが、定期的に身体を動かすのって、とても大事なんですね。
さて、この時期のトレーニング内容ですが、簡単なストレッチのあと、上半身と下半身の筋トレを日によって交互にやるという構成。各セッションの種目は以下の通りですが、じつはこれ、『龍が如く6 命の詩。』の“RIZAPチャレンジ”で登場した種目ばかり。どれも身体の中で比較的大きな筋肉を鍛える運動で、ゲームだけでなく実際のトレーニングでも採用されることが多いそうです。ちなみに、ゲームに登場する“スクワットジャンプ”は、運動不足の太っちょ中年がやるには膝に負担が掛かり過ぎる、ということでバランスボールを使った軽めのスクワットに変更していただきました……。
<上半身の筋トレ種目
<下半身の筋トレ種目
トレーニングの導入期ということで、あまり重さを掛けず、正しいフォームを身体に覚えさせるのがメインに。トレーナーさん曰く、ほとんど同じような動きであっても、ちょっとした身体の使いかたや、手首や足首の向きなどでまるで効果が違ってくるとのこと。このあたりの説明や運動の補助がとにかく丁寧なのは、RIZAPの利点と言えるでしょう。負荷の掛けかたは、10回目くらいからかなりキツくなる程度の運動を15回までがんばるというもの。つまり、11回目から15回目はめちゃくちゃキツいわけですが、効果的な筋トレをするうえでは、この最後の5回がたいへん重要になります。
自分も学校の保健体育の時間に習った気がするので、ご存知のかたも多いと思いますが、筋肉というのは高負荷が掛かって破壊されると、より大きくなって回復すると言われます(諸説あり)。10回~15回程度、“ギリギリ!”もしくは“ちょっと無理!”というレベルの筋トレを行うことで筋肉を疲労させ、筋肉を増やしていこうというわけです。今後、トレーニングが進み、もう少し重さに慣れてくると、重さを上げて回数を減らすようなのですが、何キロまで挙げられるのか興味深いところではあります。
多めのタンパク質を心掛ける食生活
運動のつぎは、食生活について。運動と食事の重要度の割合は2対8というほど、RIZAPプログラムで重視される食事ですが、前回の記事でお伝えした通り、RIZAPが減量期に採用しているのは、1日あたりの糖質の摂取をコントロールする低糖質ダイエット。ざっくり言うと、ごはんやパンといった糖質が多く含まれる食物の摂取をカットしつつ、筋肉のもとになるタンパク質をしっかり摂る、というやりかたです。
さて、この食生活を約1ヵ月続けてみた感想は、「あれ? 意外と食べられるのね」というもの。食事の好みや満足度にはかなり個人差があるので飽くまでも個人の感想にはなりますが、いわゆる主食がない生活も案外悪くないんじゃないかと。ダイエットというと、「野菜しか食べられないんでしょ?」と誤解されがちなのですが、“低糖質・高タンパク質”の食生活では、肉や魚はふつうに食べることができます。甘いタレや調味料に気をつければ、焼き肉やステーキを食べても問題なし。むしろ、1日に必要なタンパク質を摂るためには、積極的に肉を食べたほうが良いくらいで。