“アミパラ無心鉄拳塾 in アミパラ高知店”をリポート
中国、四国、関西地方を中心に展開するゲームセンターアミパラと、YAMASAに所属するプロゲーマーのユウ、ノビ、タケ。の3選手がタッグを組んで開催している『鉄拳7 FATED RETRIBUTION』の講習会“アミパラ無心鉄拳塾”。今回は、2017年2月25日にアミパラ高知店にて開催された“アミパラ無心鉄拳塾 in アミパラ高知店”の模様をリポートする。
予想を上回る数のプレイヤーが集まる大盛況に
先に開催されたアミパラ垂水店(兵庫)、アミパラ広島店(広島)のイベントは、参加者がそれぞれ約40人程度集まる盛況ぶりを見せた。講習も、初心者講習会、プロゲーマー組手、ランダム2on2大会と、各会場5時間にも及ぶ充実した内容となっていた。
そんななか行われた“アミパラ無心鉄拳塾 in アミパラ高知店”。穏やかな冬晴れに恵まれるも、無心鉄拳としては初となる四国でのイベント、かつロケーションが郊外型店舗ということもあり10~20人ほどの参加を予想していたが、ここでも40人オーバーの来場者が駆けつける事態となり、開始前から色紙や“バナパス”にサインを求めるプレイヤーも現れ、プロゲーマーユウ、ノビ、タケ。選手の人気の高さがうかがえた。
■無心鉄拳塾
講習会は40人を越えるプレイヤーを対象にして、“攻め、守り、スカ確”という『鉄拳』の基礎とも言える“3すくみ”の解説を中心に行われた。ちなみに、講習会の参加者は、獣~拳段(1~15段)と、羅~赤段(16段~23段)が半々の割合だった。段位を問わず、熱心にヒヤリングするプレイヤーが多く、改めて自らの鉄拳のプレイスタイルを考え直したいといった意見も多く聞くことができた。
※2017年2月25日現在、最高段位は神段(28~31段)である。
■ランダム2on2
トーナメントには、40人ものプレイヤーが参戦。中でも活躍して会場を沸かせていたのが、香川県から参加の「いきり選手(ポール)&たかにく選手(一美)」チーム。いきり選手は餓狼(8段)だが、1回戦から白虎(21段)を倒し、たかにく選手は羅豪(18段)で、鬼神(30段)のノビ選手を倒すジャイアントキリングで大会を盛り上げた。準決勝ではユウ選手のチームともギリギリの試合内容をくり広げるが惜しくも敗退。
実況でノビ選手、タケ。選手に煽られる中、ユウ選手がキャリアの差を見せつけその逆境を勝利。その闘いの中、実況ノビ選手による煽りの賑わいと、ユウ選手の集中力に惹き込まれ、未来の鉄拳王達が間近のアリーナ席で観戦するといった微笑ましいワンシーンも。
もうひとつの準決勝では、獅子奮迅の大活躍でここまで上がってきたVF鉄拳部チンパンJ選手がタケ。選手との師弟対決で惜しくも敗れる。
決勝戦は、無心鉄拳対決でユウ選手が、タケ。選手との一進一退の試合をフルセットの末、ひりつく読み合いを制して勝利し優勝した。
■組手
今回は大会参加者が多く盛り上がったということもあり、1時間15分程度の組手。筐体が2セット4台で参加者1人が1回プレイ。
普段、3人とも何度かは負けることが多いそうだが、今回負けたのはなんとノビ選手が2回のみでプロゲーマーとしてのオーラを見せつけた。