“東京ゲームショウ2017”の開催概要を発表! 開催期間は2017年9月21日~24日で、グローバルなイベントへ進化

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は2017年2月22日、日経BP社と共催で千葉・幕張メッセにて開催を予定している東京ゲームショウ2017の開催発表会を実施し、今年のテーマや開催概要の発表を行った。

●今年のテーマは“さあ、現実を超えた体験へ。”に決定!

 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は2017年2月22日、日経BP社と共催で千葉・幕張メッセにて開催を予定している東京ゲームショウ(TGS)2017の開催発表会を実施し、今年のテーマや開催概要の発表を行った。

 発表会は、主催者を代表してCESAの会長・岡村秀樹氏からのあいさつでスタート。岡村氏は「今年9月のTGSに向けて、開催概要を発表するときがやってきました。昨年のTGS2016は、CESAの設立20年も重なったことでさまざまな記念行事を盛り込みながら開催させていただき、出展者数・来場者数ともに過去最大数を記録しています」と語り、とくに海外からの出展者が年を追う毎に増えている点を強調。国内で思っている以上に、海外からの注目度が高いことをアピールしていた。

▲一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会 会長 岡村秀樹氏

 続いて登壇したTGS共催者の日経BP社 代表取締役社長の新実傑氏は「昨年20周年を迎えたTGSは、来場者数も27万人を超えて過去最大となりました。印象に残っているのはバーチャルリアリティー:仮想現実への注目度がたいへん高かったことです。この一年間を振り返ってみても、VRやAIなどさまざまな技術が目に見える形で進化をしていますが、そういった新たなテクノロジーが世界を変え始めていることを実感しています」と、VR元年と呼ばれた2016年から、現在に至るゲーム業界の進化を語っていた。

▲日経BP社 代表取締役社長 新実傑氏

 次に、日経BP社 東京ゲームショウ事務局の船本泰弘氏が登壇し、昨年のTGS2016の開催結果報告が行われることに。TGS2016は20周年の記念開催ということで、ゲームの過去から未来までを一度に体験できるブースの設置や、CESA設立時の理事メンバーと現在の理事を招いて、CESA設立から現在までの歩みをゲーム産業の歴史とともに振り返る記念講演を実施。動画配信サービスも強化した結果、出展者数、来場者数に加え、プレス来場者数も過去最多を記録しているとのこと。

▲日経BP社 東京ゲームショウ事務局 船本泰弘氏

▲東日本大震災のあった2011年からは、年々出展者数が増加。TGS2016は前年比28%増となる、過去最多の614社が出展を果たしている。

▲海外出展者数を見ると、前年比40%増の345社が出展。このデータからも、海外からの注目度の高さが伺い知れる結果に。

▲来場者数は、過去最多となる271224人を記録。また、2013年から4年連続で25万人以上を動員しているとのこと。

▲ビジネスデイの来場者数も、昨年から大幅増加。過去最多の65033人を記録している。

▲VRが大きな注目を集めたことで、プレス来場者数も6372人と前年比27%増の過去最多数を更新。国内、海外ともに最多のプレスが来場をしていることに。

▲公式動画配信結果は、国内配信のニコニコが前年比61%増の848537人、海外配信のTwitchは前年比400%となる272720人を記録。

▲来場者アンケートでは、一般公開日、ビジネスデイともに高い満足度結果が得られている。

 最後に、日経BP社 東京ゲームショウ事務局長の秦和俊氏より、TGS2017の開催概要の発表が行われた。会場はこれまでと同じく、千葉・幕張メッセで、2017年9月21日・22日にビジネスデイが、9月23日・24日が一般公開日となる。TGS2017のテーマは、“さあ、現実を超えた体験へ。(Reality Unlocked)”。このテーマにはテクノロジーの進化によってますますリアルな表現ができるようになったゲームそのものだけでなく、東京ゲームショウ自身も新たな体験を提供できるイベントになるという思いが込められているとのこと。20周年に相応しいTGSとなった昨年から、次の目標に向かって進むべく、今年のTGSの強化軸として4つのポイントが提示された。

▲日経BP社 東京ゲームショウ事務局長 秦和俊氏

▲TGS2017の開催概要。昨年同様、木曜と金曜がビジネスデイ、土曜と日曜が一般公開日という形式で開催。会場となる幕張メッセも、すべてのスペースを活用して開催されることになる。

▲TGS2017のテーマは、“さあ、現実を超えた体験へ。”。

 まず始めの強化軸は、“ネット動画配信で世界に発信”。TGSの配信は、国内向けにはニコニコ、海外向けにはTwitch出展開をしており、昨年の国内配信実績は主催者、出展者で81番組を配信。配信の来場者数は439万人を記録。TGS2017では、会期前は視聴数の多い土日にも積極的な配信を行う、出展社の先出し情報を強化、コーナー毎の特集企画、e-Sports予選大会の中継などを検討。会期中もe-Sports中継の強化、日本ゲーム大賞受賞者インタビュー、閉場後の21時以降の配信、番組への導線強化など、積極的な取り組みを行うなど、さらなるコンテンツの強化に注力していくと秦氏は語っていた。海外の動画配信についても、昨年はプラットフォームにTwitchを採用し、視聴回数は27万超を記録。TGS2017では、中国向けの動画配信も視野に入れて、ゲームに相性のいいプラットフォームを検討中とのこと。
 ふたつ目の強化軸は、“e-Sports本格普及へ”。世界的に成長しているe-Sportsの市場規模を踏まえ、日本での普及に弾みをつけるために、多くの人が愉しめる大型タイトルの大会をTGSで実施し、e-Sportsの楽しさを知ってもらう機会を増やしていく。3つ目は、“VRに加え、AR/MR.分野も拡大”。
 最後の強化軸は“出展・来場はさらにグローバルに”。昨年新設した東欧・ラテンニュースターズコーナーには28社・団体が、アジアニュースターズ全体で81社・団体が参加し、海外出展者の4分の1がこのニュースターズコーナーを通しての出展といった実績が語られていった。

▲こちらが、秦氏が説明したTGS2017での4つの強化軸。昨年話題となったサービスやコンテンツ面に大幅に力を入れていくことで、さらなるTGSの価値の向上に努めていく。

▲会期前、会期中ともに、さらなる情報を世界中に発信することで、出展者、参加者ともに価値あるイベントを目指していく。

▲TGS2016のVRコーナーに出展した35社は、ほぼ初出展とのこと。

▲TGS2017では、コーナー名を“VR/ARコーナー”と改称し、AR、MRも視野に入れて強化。

▲TGS2017の出展コーナー一覧。基本的な構成は昨年と同様ながら、e-SportsやVR/MRコーナーは大幅にパワーアップ。

▲会場も昨年同様に、幕張メッセのすべてのスペースを活用して行われるとのこと。

▲好評だったファミリーゲームパークは、中学生・小学生以下のエリアを一体化し、ゲームプログラミングスクールやスクールエリアなどの新設のほか、参加型ワークショップの開催も行われる。

 いよいよ開催についての具体的な発表が行われたTGS2017だが、今年はどんな新しい発表が行われるのか。イベント会期中はもちろん、会期前のニュースもファミ通.comで積極的に取り上げていくので、お楽しみに。

東京ゲームショウ2017 開催概要
名称:東京ゲームショウ2017 (TOKYO GAME SHOW 2017)
主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
共催:日経BP社
特別協力:ドワンゴ
後援:経済産業省(予定)
会期:
 2017年9月21日(木) ビジネスデイ 10:00~17:00
 2012年9月22日(金) ビジネスデイ 10:00~17:00
※ビジネスデイは、ビジネス関係者およびプレス関係者のみのご入場となります。
 2012年9月23日(土) 一般公開日 10:00~17:00
 2012年9月24日(日) 一般公開日 10:00~17:00
※一般公開日は、状況により、9:30に開場する場合があります。
会場:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)
 展示ホール1~11/イベントホール/国際会議場
来場予定者数:25万人
募集小間数:2000小間
入場料:
 一般(中学生以上)・・・当日1,200円(前売券:1,000円)
 (一般公開日) 小学生以下は無料