フェイク80年代感バリバリで迫る2Dアクションアドベンチャー『ナリタ・ボーイ』がクラウドファンディングを開始

Studio Kobaが『ナリタ・ボーイ』のクラウドファンディングをKickStarterで開始した。

●ネオン色したワイヤーフレームとともに立ち上がれナリタ・ボーイ!

 スペインのインディースタジオStudio Kobaが、2Dアクションアドベンチャーゲーム『ナリタ・ボーイ』のクラウドファンディングをKickStarterで開始した。出資希望額は12万ユーロ(約1450万円)で、締切は日本時間の3月27日午前6時59分まで。
 『ナリタ・ボーイ』ゲーム本編の入手は15ユーロ(約1800円)以上の出資から可能で、現状のプラットフォームはPC/Mac/Linuxを予定。クラウドファンディングのストレッチゴール(当初目標を超えた場合の追加目標に対する公約)としてPS4/Switch/Xbox Oneへの対応も挙がっている。


 『ナリタ・ボーイ』の舞台は架空の80年代。Lionel Pearlなるエンジニアによるゲーム機“ナリタ・ワン”とその対応ゲーム『ナリタ・ボーイ』が大ヒットしていたが、次元の境界が崩れ始め、作中の舞台デジタル・キングダムに悪の軍団The Stallionsが襲来する。プレイヤーはただのファンに過ぎなかったが、世界を救うヒーロー“ナリタ・ボーイ”としてゲーム中世界に召喚されてしまう……という、いかにもVHSで見るのが似合いそうな80年代B級SF映画っぽいあらすじ。

 以前紹介した際も名前を挙げたが、一部で話題を呼んだ短編映画「クン・フューリー」と同じように、誇張しまくった80年代感が特徴で、ネオン色に輝くエフェクト、意味深に響き渡るシンセサウンド、もはやカッコ良さの一部となっているワイヤーフレームなど、ベタベタだけどこういうのが好きな人にはたまらない演出を、『スキタイのムスメ』のようなスタイリッシュなドット絵でカマしている。

 ちなみに、完全に意味もわからずにギャグとして日本語を盛り込んでいるわけではなく、実は本作のディレクターであるEduardo Fornieles氏は、東京でインディースタジオ“Friend & Foe”の一員として働いていた経験があり、本作の開発そのものも、同スタジオから独立後、まだ東京に住んでいた頃にスタートしている。
 というわけで気になるのがローカライズだが、現状で決まっているのは英語テキストのみで、それ以上の言語については「できたらいいですね」という段階の模様。なんとかクラウドファンディングがうまく成功してローカライズ費を稼いで欲しいところ。我こそはというナリタ・ボーイ予備軍の方は出資を検討してみてはいかがだろうか。


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▲フロッピーに乗ってサーフィン。読者の何割がフロッピーの実物を見たことがあるのかと考えてしまう2017年。

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▲そういやブラウン管っぽい画像の歪みもどれだけ伝わるのか……だがこれでいいのだ!