秋雲と舞風のお披露目&“装甲空母鬼”の実力を先行体験

 2017年2月10日~12日、千葉・幕張メッセにて開催された“ジャパン アミューズメント エキスポ 2017”(JAEPO 2017)。同イベントのセガブースにて『艦これアーケード』のステージイベントが行われた。本記事では2月11日に行われたステージイベントの1回目の模様をお届けする。

[関連記事]
野水伊織さん&タニベユミさんが提督になって出撃! 新モード“演習”の情報も公開された『艦これアーケード』ステージ初日【JAEPO 2017】

 この日のイベントには、JAEPO初日の『艦これアーケード』ステージにも出演した野水伊織さん(翔鶴、瑞鶴などの声を担当)とタニベユミさん(時雨、夕立などの声を担当)のふたりに、夕張、鈴谷などの艦娘を演じるブリドカットセーラ恵美さんが加わった3名の声優陣がゲストとして登場した。

新海域と新たな艦娘を先行公開! 『艦これアーケード』ステージ2日目の模様をリポート【JAEPO 2017】_01
▲右から、ブリドカットセーラ恵美さん、野水伊織さん、タニベユミさん、『艦これアーケード』プランナー、荒堀氏。

 初日のステージでは、今夏に実装される予定の“演習”に関する情報が目玉だったが、この日はまもなく行われるアップデートの情報がメイン。まず公開されたのが、2月下旬に追加される4人の艦娘のうちのふたり、秋雲と舞風の『艦これアーケード』での姿。着任時のムービーを声優陣+荒堀氏と見届けた後は、秋雲を演じているブリドカットセーラさんが、秋雲&舞風を使ってゲームをプレイすることに。
 『艦これアーケード』では初お披露目の艦娘ということで、ブリドカットセーラさんは出撃前にふたりを交互に秘書艦にし、タッチ&回転させて入念に(?)チェック。ブラウザ版『艦これ』でおなじみのセリフに動き(特技の社交ダンスを踊りだす舞風の姿はとくに印象的だった)が加わり、キュートさが増した艦娘を見て、ゲストはもちろん、会場のテンションもアップ。その後の戦闘では、一転して凛々しい姿で敵艦隊を撃沈させ、ふたりの艦娘の魅力を存分にアピールした。

新海域と新たな艦娘を先行公開! 『艦これアーケード』ステージ2日目の模様をリポート【JAEPO 2017】_02
▲秋雲&舞風を操作するブリドカットセーラさん。ちなみにこの日の2回目のステージでは、秋雲たちと同時に追加される弥生、初風の姿が公開され、こちらも秘書艦時のしぐさや戦闘時の姿を見ることができたようだ。

 秋雲&舞風の紹介が終わると、荒堀さんから2月下旬にアップデートされるもうひとつの大きなトピックとして、新海域4-4“カスガダマ沖海戦”の追加が告げられ、敵主力艦隊の旗艦を務める“装甲空母鬼”の動く姿も公開された。装甲空母鬼は、遠距離だといままでになかった、攻撃範囲が“長方形”の航空攻撃(回避がすさまじく難しそう)を多用し、近づいても火力の高い砲撃が脅威となる、隙のない強敵に仕上がっている模様。さらに装甲空母鬼との戦いは高確率で近くにいる敵艦隊も参加するため、2対1の戦いになるのも厄介なポイントだ。
 荒堀氏からひととおり4-4の説明が行われると、今度は実際に装甲空母鬼の脅威を体験してもらおうという流れになり、野水さん、タニベさんがこの日のために用意された装甲空母鬼といきなり戦える特別仕様バージョンをプレイすることに。最初に挑戦したのは野水さん。しかし、『艦これアーケード』初心者の野水さんには、装甲空母鬼と随伴する艦隊の2部隊を相手するのはきびしく、出撃した6人の艦娘のうち5人が中破、大破するという結果で終了した。

新海域と新たな艦娘を先行公開! 『艦これアーケード』ステージ2日目の模様をリポート【JAEPO 2017】_03
▲装甲空母鬼の攻撃に翻弄される野水さん。装甲空母鬼&4-4の敵艦隊は、高レベルの艦娘(Lv60)を一撃で中破or大破に追いこむ火力も備えているようだ。

 続いて挑戦したタニベさんは、『艦これアーケード』をふだんからプレイする提督だけに、イベントでの一発攻略への期待もかかったが、序盤は装甲空母鬼の航空攻撃を回避することができずに苦戦。しかし、戦っているうちにコツをつかんだのか、3回目の航空攻撃を完全に回避することに成功。タニベさんの戦いを見守る会場の“提督”たちからは感嘆の声が上がっていた。

新海域と新たな艦娘を先行公開! 『艦これアーケード』ステージ2日目の模様をリポート【JAEPO 2017】_04
▲攻撃範囲が長方形という、全提督が未体験な航空攻撃を回避し、善戦するタニベさん。

 その後も敵の激しい砲撃を完全回避はできずとも致命的な一撃はもらわないよう立ち回り、隙を見て反撃も行っていたタニベさんだったが、装甲空母鬼本体を倒すまでには至らず。時間切れで惜しくも撤退という結果となり、装甲空母鬼への挑戦は終了した。荒堀氏いわく装甲空母鬼との戦いは「艦隊全体の移動スピードを装甲空母鬼の攻撃を避けられるバランスにするのは必須で、そこからどれだけ火力を上げられるかが重要になってくると思います」とのこと。4-4攻略を目指す提督は、いまから足が速めの艦娘を重点的に育成しておいたほうがよさそうだ。

新海域と新たな艦娘を先行公開! 『艦これアーケード』ステージ2日目の模様をリポート【JAEPO 2017】_05
▲イベントの最後には、ゲストの3人が艦娘の建造にチャレンジ。ブリドカットセーラさんが、排出率が非常に低い電の中破ホロを引くというミラクルを見せて、会場を沸かせた。