『ゴーストリコン ワイルドランズ』クローズドベータ版でソロとCo-opプレイを体験! インタビューとともにリポート【プレイ動画あり】

ユービーアイソフトより2017年3月9日発売予定のプレイステーション4、Xbox One、PC 用ソフト『ゴーストリコン ワイルドランズ』。先日、本作のクローズドベータ版をプレイすることができたので、その内容をプレイ動画とインタビューを交えお届けする。

●プレイ動画も要チェックです

 2015年のユービーアイソフトのプレスカンファレンスでサプライズ発表された『ゴーストリコン ワイルドランズ』。発表から2年あまりを経て、今回フランス・パリにて行われたプレビューイベントにお邪魔してクローズドベータ版をプレイしてきた。さらに、クリエイティブ・ディレクター エリック・カージャン(Eric Couzian)氏へのインタビューも敢行したので、その内容をお伝えしよう。ちなみに、試遊にはプレイステーション4版を使用。ここでお見せするゲーム画面は開発中の北米版で、実機でのプレイ動画をキャプチャーしたものとなる。

 すでにE3などでウォークスルー動画が紹介されている本作だが、あらためて本作の概要をおさらいしていきたい。『ゴーストリコン』シリーズは、アメリカ政府の要請により、世界中のあらゆる紛争地域に赴く特殊部隊“ゴースト”の活躍を描くTPS(サードパーソンシューター)作品。最新作となる『ゴーストリコン ワイルドランズ』は、シリーズ初のオープンワールドを採用し、ジャングル、山岳、雪山、沼地などあらゆる地形が存在する南米ボリビアが舞台となる。 


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▲塩湖から山岳地帯、砂漠とボリビアのさまざまなロケーションを収録!

 ドラッグの生産量が世界第1位となったボリビアを支配するのは、巨大麻薬カルテル“サンタ・ブランカ”。このカルテルを壊滅させることがプレイヤーたち“ゴースト”部隊の任務だ。
 形式としては三人称視点のミリタリーシューター。シリーズ前作まではキャンペーンモードをミッション形式でこなしていく流れだったが、本作ではオープンワールドを採用することにより、各地にあるミッションを好きな順番でプレイできるようになった。また広大なフィールドでは、建造物の位置や敵の配置などを考慮しつつも多種多様なアプローチを実現しており、特殊部隊らしくシンクショット(4人同時射撃システム)で静かに敵を排除してもいいし、軽装甲機動車で突っ込み力ずくで突破したり爆弾投下を要請で一網打尽にしたりと、“プレイヤーがやりたいと思ったことは実行できる”のだ。
 さらにバギーやオートバイ、クルマ、そしてヘリコプターなどほぼすべての乗り物を操縦でき、その種類もかなりのもの。「ゴーストリコンで自由にヘリに乗れる日が来るとは!」と思ったのは筆者だけではないでしょう。


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 と言う訳で、本作を一足早くプレイする機会があるということで、一路フランス・パリに飛んだ筆者。この時期のフランスは寒波の影響がかなり強く、観光客も少なくさみしい雰囲気。冷えてガチガチに震えた身体でプレビュー会場に向かうと、そこはまるでボリビア一色! ボリビアの伝統的な手織り布“アグアヨ”で装飾された壁、音楽、特殊部隊らしく銃をしまったロッカー、そして生きたニワトリ(しかも卵産んでました)! これだけを見ても、ユービーアイの『ゴーストリコン ワイルドランズ』に対する注力ぶりがうかがえた。


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▲しかし、この子と卵はこれからどうなるのか?

●『ゴーストリコン』初のオープンワールド採用は、どんな影響を与えるか? とりあえずソロプレイをしてみた

 始めはまず、ソロでプレイすることに。オープニング映像が終わると、司令官 カレン・ボウマンから密輸業者の男“AMARU”を救出して、情報を得るために連れてこいとの指令が下される。このミッションはいわゆるチュートリアル的なもので、操作に慣れさせることが前提だが、しっかり本作のストーリーの導入部の役割も果たしている。
 AMARUはなにやらは、サンタ・ブランカとの関係がこじれたため、とある場所で軟禁されてるそうだ。というわけでAMARUを救出しにいくのだが、まず軟禁場所が分らない。そこで、AMARUと関係のあるサンタ・ブランカのメンバーを脅して、軟禁場所を吐きださせることが最初のミッションになる。
 
 ターゲットは現在地から離れた北の集落にいる。場所までは結構な距離があるので、ここでクルマで移動することにした。クルマやバイク、ヘリといった乗り物は集落の周辺にあり、プレイヤーは自由に乗れる模様。道には一般車両も走っているので、もしかしたら彼らから車両を奪うこともできるのかも?

 目的地へ着くと、5人ほどのカルテルメンバーが武器を持って警戒している。もちろん正面突破もできるが、我々プレイヤーは特殊部隊“ゴースト”。エリートなのだから、クールに仕事をこなしたいところ。というわけでここで、ドローンを使って上空から建物構造とカバーポイント、敵の位置と人数を確認することにした。


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 敵は単独で徘徊していたので、離れた隙にサプレッサー付きハンドガンで処理。ここでは使わなかったのだが、あらかじめターゲットを指定しておき、チームメイトと同時射撃をして敵を一掃できる“シンクショット”も本作では健在。複数の敵が散開していてもまとめて片づけられるため、このシンクショットを使用して敵を倒すのが本作の基本となり、スムーズな攻略には欠かせないのだ。また、シンクショットを使うことでソロプレイとはいえ、4人編成のチームワークを感じることができるようになっている。

 メインターゲットを発見したので、×ボタンでステルス状態にして背後から近づき、□ボタンで襲いかかる。銃口を押しつけて脅し、無事AMARUのいる場所の情報をゲットすることができた。この背後からステルスで近付きアクションを起こそうと、敵を素早くダウン(ノックアウト)させるか、盾にさせるかという選択肢がでてくる。クリエイティブディレクターを務めるエリック・コージャン氏は、本作の根底にあるのは“好きなようにプレイする”ことだと語っており(詳しくは、3ページ目のインタビューをご確認ください)、攻撃方法のバラエティーの豊かさひとつとっても、プレイヤーに自由を与えていると感じる。


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 さて、AMARUの居場所が分かったのでクルマで向かうことにしようと思ったが、せっかくなので少し寄り道していくことにする。道中には小さな集落があり、武器を持って民間人に近づくと後ずさりながら「敵じゃない」と呼びかけたりと細かい反応を示してくれる。また集落ではサイドミッションを受注できたり、スキルアップに欠かせないアイテムを入手できることも。経験値やアイテム獲得が望める契機でもあり、ボリビアに暮らす人々の生活が垣間見えることから、この世界感をよりいっそう深く理解できるようになるのではないだろうか。


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 そして『ゴーストリコン』といえば、ガンスミスだ。前作『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』ではストック、スコープ、トリガー、マガジン、アンダーバレル、レール、バレル、マズルのカスタマイズができたが、本作でもしっかり引き継がれている。動画を見てもらえれば分ると思うが、選んだ銃をバラバラに分解して、自由な角度から眺めたり、いろいろ付け変えてパラメーターの変化を見たり……ミリタリー好きなら「ウホッ、カッコイイ……」と飛びついてしまう要素が満載だ。プレイ中はいつでもロードアウト変更ができたので、ミッション内容によってカスタマイズを変えることも重要になるだろう。


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 順調に目的地に向かい、ついにAMARUが捕らわれている敵のアジトへたどり着く。ドローンで偵察してみると、10人以上の数の兵士がうろついている様子。筆者ちょうどはスナイパーライフルをもっていたので、建物2階から狙撃しようかなーと思い、ほかの隊員3人をおとりにして建物に向かおうとしたところ、気が抜けていたのか敵に発見されてしまった。まぁこの後はハチャメチャの銃撃戦が展開したのだが、中にはLMGらしき軽機関銃をひっきりなしに撃ってくる厄介な敵もでてきて苦戦するハメに。そんなときは、敵をマーキングして隊員に集中射撃を要請すれば、ピンチをしのぐこともできる。こういった要所要所で求められる戦術的要素をこなしていくうちに、チームプレイの楽しさと特殊部隊のリーダーである自覚、没入感が増していくように感じられた。


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 少々危なっかしいプレイだったものの、なんとか敵を一掃してAMARUの救出に成功。しかし、筆者が想像していた特殊部隊らしいスマートな戦いぶりではなかったので、「逃走用の車両を用意して、仲間が敵の相手にしているうちに檻を開錠してを確保したりすればよかったのかな」と反省したり……。本作ではいろいろなアプローチ方法でプレイできるので、「今度はこうしよう!」といった感じで工夫してもっとスムーズにクリアーする方法に気づけるのがおもしろい。こういったリプレイ要素も注目すべきポイントではないだろうか。

 どこまでをチュートリアルと定義するかは難しいところだが、AMARUを司令官カレン・ボウマンへ引き渡しチュートリアルミッションはコンプリート。ここから、彼の情報をもとにさらなるミッションが追加され、また各所にあるコンピューターから情報を集めることで武器や重要人物の情報を手に入れることができる。敵の情報を集め、サンタ・ブランカの幹部をつぎつぎと殺害して麻薬密売ビジネスに痛手を与え、最終的にボス、エル・スエーニョを倒す……という流れになりそうだ。


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