ガンホー・オンライン・エンターテイメントより2017年2月2日に配信を控えているアクション『LET IT DIE』。その配信を間近に控えて、1月22日に東京・Zepp東京にて“『LET IT DIE』ジャパンプレミア”が開催された。

●SIEJAの盛田厚氏も『LET IT DIE』にエール

 ガンホー・オンライン・エンターテイメントより2017年2月2日に配信を控えているアクション『LET IT DIE』。その配信を間近にした1月22日に、東京・Zepp東京にて“『LET IT DIE』ジャパンプレミア”が開催された。

 一般来場者を招いて行われた“ジャパンプレミア”。イベントはアンクル・デス、ディレクター新英幸氏、サウンド・プロデューサー山岡晃氏がレッドカーペットを歩いて登壇するという華々しい幕開けでスタート。「こんな恥ずかしいことはない……。レッドカーペットを歩くのは初めて」(アンクル・デス)、「今日を迎えられたのはうれしい」(新氏)、「Zepp 東京は音楽の聖地。ここで“ジャパンプレミア”を開催できるのはうれしい」(山岡氏)と、皆さん感慨深げ。

▲レッドカーペットを颯爽と登壇。
▲ゲーム同様イベントも仕切ったアンクル・デス。

 当日は残念ながらエグゼグティブ・プロデューサーの森下一喜氏は欠席となったが、アンクル・デスがVIPなゲストを呼んでいた。「前日に直電して来てもらいました」(アンクル・デス)と紹介されつつ登壇したのは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア プレジデントの盛田厚氏。出演陣と同じくレッドカーペットから登壇した盛田氏は、しっかりとポーズを決めつつも、「恥ずかしいので、やめたかったのですが……」と、いささか照れた様子。それでも、「私はゲーム好きですが、下手で有名ですが(笑)、そんな私でも楽しめる1作です。いい気になって進むとやられてしまう。オール・オア・ナッシングで病みつきになります」(盛田氏)と『LET IT DIE』を賞賛。さらに、「開発元であるグラスホッパー・マニファクチュアさんの斬新な世界観とガンホーさんの運営力が合わさって、おもしろくないわけがないです。気軽に遊べてやり込んでいくと奥が深い。ユーモアと不気味さが絶妙にマッチしているんです」(盛田氏)と、ゲームにデキに太鼓判を押した。にしても、盛田氏に直電できるアンクル・デスって……。

▲レッドカーペットでポーズを決める盛田氏。サービス精神旺盛!

 盛田氏が降壇したあとは、アンクル・デス、新氏、山岡氏によるゲーム概要の紹介へ。まずは、新氏が「世界中のプレイヤーがバルブの塔を目指して、血で血を争うサバイバルゲームです」と説明すると、食い気味にアンクル・デスが「残念っ!」とダメ出し。「ゲーマーが泣いて喜ぶ本気のゲームです!」と大きな声で説明。さらに、先行配信された欧米では配信26日間で100万ダウンロードを記録したという、華々しい実績を紹介した。

 ちなみに、“100万DL”の文字がスクリーンに映し出されると、アンクル・デスが「新さんが世界中で付き合った女性の数?」とボケて新氏が言葉に詰まる……というひとコマも。このあと、イベントではアンクル・デスと新氏の微妙もとい絶妙な掛け合いが見どころのひとつとなっていくのだが、本筋には一切関係がないので、以後まるっとカットさせていただきます(きっぱり!)。ただ、アンクル・デスの独特なノリが、“ジャパンプレミア”を大いに盛り上げたことだけは間違いない。にしても、新氏にここまで突っ込めるアンクル・デスって……。

▲新英幸氏
▲山岡晃氏。
▲バルブの塔。ものものしくも、なぜか心惹かれる……。

 パンイチでスタートしたプレイヤーが、“バルブの塔の頂上(テッペン)を目指すという『LET IT DIE』。アンクル・デスと新氏は、”武器や装備、アイテムを現地調達して、強くなっていく“とゲーム概要を紹介。締めくくる形で「“ハクスラ”じゃないですか!」(アンクル・デス)とまとめた。アンクル・デスのゲームプレイは、ひとつのアイテムをずっと拾っているだけなんだとか……。

 一方の『LET IT DIE』の魅力としてあるのがPvP。本作では、ユーザーのデータが蓄積されており(通称 “死のビッグデータ”)、世界中のプレイヤーと戦うことになる。そのため、下のフロアでも安心できないという。かなりの上級者であると思われるアンクル・デスも、「昨日プレイしていて、4階で3回死にました。予測不能です。プレイするたびに毎回どきどきしてしまう。完全攻略方法はありません!」と断言。「やれるもんならやってみろ!というゲームですね」とコメントしつつ、冒頭で“誰でも遊べる”と発言していたこととの矛盾に気付き、苦笑い。間口は広いが、やり応えはめちゃくちゃありそうだ。

 対ユーザーということでいうと、『LET IT DIE』のもうひとつの特徴として挙げられるのが非同期オンライン。プレイヤーはそれぞれ地域に所属することにあっており、自分たちの地域をかけたプレイヤーどうしバトルが展開されるという。

▲抗争では、プレイヤーが拉致られるなどということもあり?

 というわけで、『LET IT DIE』の魅力をまとめると、ローグライクな要素とPvPがミックスした、ハクスラとなるわけです。“ジャパンプレミア”では、ローグを縦軸に、PvPを横軸にしたグラフなどもスクリーンに表示されたりしたが、まさに取材陣思いでわかりやすい!

▲100組のアーティストが参加。“LET IT DIE”という楽曲で競演。

 と、ゲーム概要をひと通り紹介したあとで、ピックアップされたのがサウンド。「いいゲームにはいい音楽というわけではありませんが、新しい施策を用意しました」と山岡氏はコメントしつつ、本作には100バンド以上の日本のアーティストが参加しており、それぞれ“LET IT DIE”という曲名で楽曲を提供してもらっていると紹介した。まさに前代未聞の取り組みというべきだが、山岡氏は「世界中のユーザーに向けて、こんなバンドがこんな音楽をやっているんだということを、『LET IT DIE』で見せられる」と企画意図を説明。アンクル・デスも「『LET IT DIE』を遊べば100曲無料で聴ける。新しい音楽配信のありかたかもしれません」と続けた。ちなみに、“ジャパンプレミア”のあとで、コラボアーティストが参加しての“LET IT FES”が開催された。

 さて、『LET IT DIE』は声優陣も超豪華! 北米版ではマーク・ハミルが声優として参加していたりするわけだが、日本版の配役が発表。瀬戸際子役には神田沙也加さんが、アンクル・デス役には浜野謙太さんが起用されることが明らかに! さらには、ナレーションに遠藤憲一さんなど、豪華キャスト陣が出演することが発表された。そのほか、人気プロレスラーの武藤敬司さんや、“破壊王”橋本真也さんの息子である橋本大地さんなど、多数のプロレスラーも参加する模様だ。

 イベントには、神田沙也加さんと浜野謙太さんがスペシャルゲストとして登壇。瀬戸際子のコスチュームで登場した神田沙也加さんは、「待ちに待ったということで楽しみです。“瀬戸際子”ということですごい名前ですが、ダイレクトヘルという名前の保険会社のセールスレディで、プレイヤーが死んじゃったときにでてきます」と説明。「プレイヤーにとっては重要なキャラクターです」とアンクル・デスが補足するとはにかみながらもうれしそうな表情。

 本当はアンクル・デスのコスチュームで出たかったという浜野謙太さんは、「2年くらい待ちました。アンクル・デスはプレイヤーの水先案内人で、いっしょにプレイしていきます。後輩キャラですね」と来場者に説明した。闇の部分があって謎に満ちたアンクル・デスだが、敵か味方かわからずに、収録のときもスタッフは一切教えてくれなかったという。謎が深まるアンクル・デス……。

▲レッドカーペットを歩く神田沙也加さんと浜野謙太さん。神田さんのコスチュームがまぶしい。

 ふたりを起用した経緯について山岡氏は、浜野謙太さんに関しては、「後輩キャラなので、ハマケンさんの声が最初に浮かびました。ハマケンさんしかいなかったです」とのこと。一方の神田沙也加さんに関しては、「神田さんは声ですね。瀬戸際子には皮肉めいたところもあるので、神田さんの声がマッチするのでは思いました」とコメントした。神田さんに関しては、社内でも「たぶん無理だろう」と話をしていたところ受けてくれたようで、引き受けてくれると聞いたときはびっくりしたという。瀬戸際子を受けた理由を聞かれた神田さんは、「セールスレディは役として演じたことがなかったので、興味が湧きました。瀬戸際子は言葉遣いはやさしいですが、フェティシズム的なところがあり、演じていて楽しかったです」とのことで、まさに役者魂全開といったところ。

 “後輩キャラはハマケン”と言われた浜野謙太さんは、「後輩キャラは好きでよくやっています。“デス声”も、人生で初めてやらせてもらったので、楽しかったです。さらに、神田さんとレッドカーペットを歩けて感無量です。先輩ありがとうございます!」と、後輩キャラを全開にしていた。

 ゲーム収録ならではの苦労を聞かれたふたり。ゲームの収録はドラマなどと違い単独収録がふつうなので、役作りに難しい一面もあるが、それに対して神田さんは「そんなでもありませんでした。言っているセリフを自分だけで向き合えて好きです」とひと言。それに対してアンクル・デスも「神田さんはイメージを膨らませて演じられるので、バッチリハマるとすごいです」と大絶賛。浜野さんは、「僕にできるかなと心配で、カラオケで録音して練習しました」と、自主練習したことを明らかにしてくれた。加えて、「収録は2年前ですからね。いまならもっとできます!」と発言し会場を沸かせた。

 最後にふたりは、それぞれ「アクションを楽しいながら自分の死と向き合える楽しいゲームです。僕の好きなアンクル・デスのセリフ“清く、正しく、残虐に!”にすべてが集約されていますが、残虐にとどめをさしてください」(浜野さん)、「待ちに待ったゲームなので、わくわくしています。この日を迎えられて楽しいです。保険に加入していただければと(笑)」(神田さん)と、それぞれ締めくくった。

 キャスト陣が発表されて大いに盛り上がったあとは、最後に今後の『LET IT DIE』の展開について。“今後のアップデート予定(ちょっとだけよん)”については、新エリア、新エネミーの追加を予定。エネミーに関しては、既発表のジャッカルズのほかに、“4ホースメン”を予定。こちらは“第一弾”と銘打たれているので、今後のさらなるアップデートもありそう。また、武器や装備の解放(第四弾)も予定しているという。

 また、本邦初公開の情報として、2月2日の日本配信開始といっしょにアジア版が配信されることも明らかに。具体的な地域は告知されなかったが、「アジア系の国も全部行きます」(新氏)とのことで、主要国はおおむね配信される模様。これにより“アジア勢力”が追加されるとのことで、「地域の絆は地域の絆でぶっ潰す」と出演陣。ただし、日本は47箇所の地域(つまり47都道府県)が設定される模様。「日本国内だけでも争いがある」というわけだ。「因縁の“千葉vs埼玉”問題にも本作で決着がつくかもしれません」とアンクル・デスがコメントすると、会場からは笑いが……。ちなみに、人数が多い地域と少ない地域では力の差が生じるように思われるが、「人数が少ない地域でも、多い地域に逆転するシステムが搭載されています」(新氏)とのことで、プレイヤーは愛着のある地域を選択したほうがよさそうだ。

 さて、『LET IT DIE』の価格は100円[税抜]! 欧米が基本無料で提供されているだけに、100円での提供に申し訳ない思いを抱いている様子のアンクル・デスだが、「大人の事情がありまして……」とお詫びをしたうえで、「3年かけて作ったゲームが100円です」と、猛烈アピール。そのほか、お得な特典もりだくさんの3000円[税抜]“予約限定パック”や、パッケージ版『LET IT DIE アンクルプライム エディション』なども用意されているので(3月9日発売で6900円[税抜])、好みに応じて選んでチョイスするといいかも。

 最後は、アンクル・デス、新氏、山岡氏が、「やめられない、とまらない、レッツ、ゴア!」と呼びかけ、“ジャパンプレミア”は幕を閉じた。

▲“ジャパンプレミア”ということで、来場者といっしょに発売を祝う。