ソファ用のマウスパッド一体型キーボードが登場
2016年7月14日、ドイツのゲーミング周辺機器メーカーのROCCAT Studiosは、ソファで使うことを想定したキーボード&マウスパッド一体型のゲーミングキーボード『Sova』の販売を開始した。
『Sova』はキー構造の違うメカニカルタイプ(茶軸)とメンブレーンタイプの2種類が用意され、ともに英語配列。USBポート2基とマウスケーブルの収納スペース、交換可能な内蔵マウスパッドを搭載している。
日本では2016年8月下旬頃からネットで先行発売した後、状況を見て店舗での販売を検討するという。価格はメカニカルタイプが2万4980円[税別]、メンブレーンタイプが1万8980円[税別]。
以下、リリースより。
長年にわたり、リビングルームのテレビはコンソール型ゲーム機器に独占されており、多くの人々がソファでゲームを楽しみ、プラグアンドプレイの手軽さに慣れ親しんできました。小型PCの普及や様々な配信技術の発展によってリビングルームでのゲームの楽しみ方は少しずつ進化を遂げており、リビングルームのPCゲーミング改革を「Sova」は一気に推し進めます。
机の前で楽しむPCゲームと、リビングルームで楽しむコンソールゲームの溝を、「Sova」がついになくします。「Sova」はメンブレーンとメカニカルの2タイプを用意しており、リビングルームでゲームを楽しむために必要となる機能が全て搭載されています。2つのUSBポート、マウスのケーブルを収納できる便利なマウスケーブルチャンネル、交換可能な内蔵マウスパッド、そしてユーザーが必要とする様々な機能を搭載し、快適にゲームが楽しめるように、きめ細やかな工夫がされています。
ROCCAT Studiosの創業者兼CEOであるRene Korteは次のようにコメントしています。「ゲーミング用ラップボードを設計すること自体は比較的簡単にできます。業界を見渡せば、机の前でやるPCゲームと、リビングルームで楽しむコンソールゲームを一体化しようと試みてる製品がいくらでも存在します。ただ、当社にとってはダイナミックなゲーム機能とソフトウェアを搭載したゲーミングボードを製作するだけでは不十分でした。「Sova」は市場に出回っている類似製品の中で、最も快適に長時間プレイを楽しめる製品でなくてはなりませんでした。そういう意味で我々の設計した「Sova」は、人間工学的にも大変優れており、抜群の快適さと最高の機能を搭載したゲーミング周辺機器だと自負しています。」
置き心地の良い低反発なクッションがついた底部、快適さを追求したパームレスト、そして理想的な軽さとサイズを実現した「Sova」は、使っていることを忘れるような設計です。Reneはさらに次のようにコメントしています。「リビングルームでゲームを楽しんでいる時に、膝の上にゲーミングボードが不安定に載っているのは嫌なものです。小さなパッドからマウスが落ちたり、強くクリックしすぎてゲーム中にボードのバランスを崩したり、肘や背中に痛みや疲れを感じるのは嫌なものです。「Sova」のテスト時の反応の中で最も多かったコメントは、使っていること自体を忘れさせてくれるというものでした。とてもシンプルで操作も簡単です。テストした方は純粋にゲームに集中できました。当社ではそのことをとても誇りに感じています。」
「Sova」は快適な使い心地を提供するだけでなく、ユーザーに大変好評なROCCAT独自のソフトウェア機能も搭載しています。机の前からリビングルームへ移動してゲームを楽しむ製品が数多く存在する中で、「Sova」は一線を引いていると自負しています。常に将来を見据えているROCCATだからこそ、それを達成できたと考えています。
ROCCAT Sovaは8月下旬頃よりネットでの先行発売後、状況を見て店舗での販売を検討して参ります。日本での希望小売価格は、メカニカルキー(茶軸):24,980円(税別)、メンブレーンキー:18,980円(税別)、ともに英語配列のみの予定となります。