自分に合った楽しみかたを探そう!
ゲームオンが運営するPC用MMORPG『黒い砂漠』は、生活コンテンツがとにかく豊富なことも魅力のひとつ。
自分が狩った動物の肉や釣った魚、育てた農作物などを使って料理したり、作ったアイテムや仕入れたアイテムで貿易したり、工房や造船所を開設して労働者に働かせたり……全部に手を出そうと思ったら、とても時間が足りない。まずはお試しでいろいろ挑戦して、自分が極めたいと思うものを探してみよう。
オンラインゲームでは、先行プレイヤーや最新のコンテンツに追いつくことが目標にされがちだ。だが、最先端だけを追い求めると、いつか疲れてしまう。『黒い砂漠』のように生活コンテンツが充実したMMORPGの場合は、それを気にする必要はまったくない。自分らしく過ごせばいいのである。
ちなみに、このVol.3では下記の4項目を紹介している。プレイ中に困ったら参考にしてほしい。『黒い砂漠』の生活コンテンツはまだまだ豊富に用意されている。そちらについては次回をお楽しみに。
●最初は素手で採集に挑戦
●採集したものを加工しよう
●釣りを始めるにはべリア村から
●稼ぐには貿易の仕組みを知ること
生活系コンテンツを始める前に
まずは、依頼(クエスト)の依頼受諾日ウィンドウのいちばん上にある“優先”の項目を確認しよう。初期状態では“戦闘”のみが優先になっているはずだ。これを“全体”もしくは、“生活”や“釣り”など、項目ごとにオンにすると、関連クエストを受注可能になる。
オルビア村やべリア村など、冒険初期に訪れた場所に行くと、チュートリアル的なクエストが受けられる。これまでの冒険で訪れた道をたどりながら、クエストをこなしていくのがオススメだ。
生活系コンテンツはそれぞれの活動をすることで経験値を得られ、個別にレベルが上がっていく。レベルが上がると、発生するクエストがさらに増える。
最初は素手で採集に挑戦
生活系コンテンツの中で、もっとも手を出しやすいのが“採集”だ。というよりも、その辺の草地に入れば素手で採集を行えるため、一度は経験したことがあるだろう。採集したアイテムは“加工”をすることで姿を変え、“料理”、“錬金”に発展していく、『黒い砂漠』での生活の基礎と言える。
まずは素手で採集できるものに挑戦し、採集レベル7まで上げよう。レベル7になったら、北部警備キャンプのジャムカス・ウィルムスベインというNPCを訪ね、「あんたが気に入ったから」という依頼を受け、鉄鉱石3つを渡す。鉄鉱石は“ツルハシ”があれば周囲の石から採集できるが、アイテム取引所で購入して渡すのが手っ取り早い。
また、このクエストでは“ツルハシ”のほかに“弱いフェンス”がもらえ、これを使って同NPCから家庭菜園(後述)のチュートリアルが受けられる。
採集に必要な各種の道具は、こういったチュートリアル系のクエストで入手できるほか、アイテム取引所や材料商人NPCから購入可能。道具を全部揃えるとバッグの容量を圧迫してしまうので、そのときに必要なものだけを用意しよう。
【採集道具とできること】
◇素手/鍬(くわ)
茂み、低木、作物などから採集を行い、作物や種子を入手できる。素手だと雑草の入手確率が高いが、鍬を装備するとほかのアイテムを採りやすくなる。おもな関連加工は料理、錬金、粉砕。
◇ツルハシ
鉱物や岩ガニなどから、鉱石などを採集できる。おもな関連加工は加熱。
◇伐採斧
樹木全般から、原木や丸太を採集できる。おもな関連加工は薪割。
◇なめし用ナイフ
倒した動物から革を採集できる。おもな関連加工は乾燥、選別。
◇屠殺(とさつ)用ナイフ
倒した動物から肉を採集できる。おもな関連加工は料理、乾燥。
◇樹液採取道具
樹木から樹液を採集したり、倒した動物から血を採集したりできる。おもな関連加工は錬金。
◇空のビン
海や川などの水場から、水を採集できる。おもな関連加工は混合、加熱、選別。
◇シャベル
砂漠から泥水の袋や鉱物などを採集できる。おもな関連加工は加熱、選別。
<公式ガイド動画-様々な採集方法->
◆家庭菜園
“家庭菜園”は採集の一種。フィールド上の適当な場所にフェンスを設置し、自分だけの畑を作り、種を植えて実った作物を収穫できる。前述の“弱いフェンス”以外のフェンスは、農場管理NPCなどから貢献度を使ってレンタル可能だ(トスカーニ農場やピント農場、コスタ農場、モレッティ巨大農場など)。
種は種子商人NPCから購入できるほか、フィールド上の植物からも採集可能。また、収穫時に“品種改良”を選択すると、作物の代わりに種を少し多めに入手できたり、等級の高い種にランクアップさせることができる。
【家庭菜園の注意点】
・作物が成長するのはログイン中のみ。ログアウトすると時間が止まる。
・1週間、畑に触れないとフェンスが撤去され、最寄りの倉庫に収納される。
・“地下水”がゼロになると収穫量が減少。適度な水やりが大切。
・種を植える前に肥料を与えると栽培時間が短縮される。
◆労働者
基本的に、種の植え付けと収穫、品種改良はプレイヤーが畑に出向く必要があるが、労働者を家庭菜園に派遣すると、害虫駆除や枝打ちなどの手入れ作業をつきっきりでやってもらえるようになる。見逃しがなくなるのは便利だが、手入れ時の栽培経験値は取得できなくなる(これがけっこう大きい)。栽培レベルを早く上げたい人は、労働者を雇わずに自分でこまめに手入れをしよう。
労働者を家庭菜園に派遣するには、画面左上(レベルや行動力表示の下)の“菜園”アイコンから、マイ畑リストを開き、労働者の欄をクリックすると設定できる。
<公式ガイド動画-庭園における栽培->
採集したものを加工しよう
“加工”は採集などで得た素材を別のアイテムに変化させるコンテンツ。行動力は使用せず、作業自体も簡単。加工ウィンドウをLキーで開き、加工の種類を選択したら、必要なアイテムをセットして待つだけだ。
どこでも行えるが、“乾燥”は晴れた日のみ、“選別”は風が吹いているときのみなど、天候によってできるタイミングが限られているものもある。また、バッグに空きがなかったり、重量がオーバーしている場合は加工を行えない。
採集や釣りのクエストからの連続で挑戦することになるが、これらをやらなくても始めることは可能。ベリア村の村長、イゴール・バルタリから“【生産】簡易料理と簡易錬金”のクエストを受けると、彼の妻であるイズリン・バルタリが教えてくれる。素材ももらえるので、まずはここから始めるのがオススメだ。
加工レベルは、加工を何度も行うことで上がっていき、レベルが上がると作れるものも増えていく。NPCからの依頼を受けて知識を獲得しないと作れないレシピも多い。クエストを積極的にこなしていこう。より深く『黒い砂漠』の世界に馴染むほど、多くのアイテムを作成できるようになるのだ。
◆料理と錬金
家を住居目的で購入し、料理道具を設置すると“料理”が、錬金道具を設置すると“錬金”が行えるようになる。加工の“簡易料理”と“簡易錬金”でも、料理と錬金の経験値を獲得できるが、本格的に挑戦したい場合は道具を設置して腕を磨くといい。