社内外のさまざまなタイトルの海外展開が決定。Steam展開も継続
アメリカ現地時間の2月22日、カリフォルニア州サンフランシスコで、日本一ソフトウェアの米法人であるNIS Americaのプレスイベントが行われた。同社では日本一ソフトウェアの国内タイトルの海外ローカライズ・展開のみならず、『ダンガンロンパ』シリーズなど他社タイトルの海外パブリッシングも行っており、今回のプレスイベントでもさまざまなタイトルの展開予定が発表された。



基本的には日本で発売済みのタイトルの海外展開内容が発表のメインだったのだが、興味深かったのは、『Disgaea PC』(『魔界戦記ディスガイア』PC版)に続くSteamへのPC版タイトルの展開予定。
まず日本一ソフトウェアのタイトルでは、PS Vitaで発売された2タイトルのSteam展開が発表された。アクションアドベンチャー『htoL#NiQ -ホタルノニッキ-』が2016年3月に、そしてRPG『クリミナルガールズ INVITATION』が2016年4月に配信予定。関係者に確認したところ、こちらの2タイトルは『魔界戦記ディスガイア』PC版同様に日英両対応での配信を予定しているとのこと。

そして、国内では5pb.から3月24日にPS4/PS Vita版が発売されるアドベンチャーゲーム『PSYCHO-PASS サイコパス 選択なき幸福』(Xbox One版は発売中)が、SteamでのPC版と合わせて今秋に海外発売されることも発表に。こちらのPC版は日本語音声を収録予定であるものの、詳細な言語仕様や日本向け展開は未定とのことで、版権モノでもあるし、前述の2タイトルとは事情も異なるため難しいかもしれないが、なんとか日本語にもフル対応して欲しいところ。

そのほかに発表された海外展開予定としては、スパイク・チュンソフトの『グランキングダム』が6月21日にPS4/Vitaで発売予定。エクスペリエンスの『剣の街の異邦人 ~黒の宮殿~』が『Stranger of Sword City』として4月26日に北米で、同29日にユーロ圏で発売される。またCUBETYPEによる東方Projectのファン作品『幻想の輪舞』(PS4)が2016年夏に、そして日本一ソフトウェアの『夜廻』(PS Vita)が2016年遅くに発売予定。当地の和ゲーファンにはたまらないラインナップと言えそうだ。


