さらに進化したバトルが楽しめる『デジモンワールド ネクストオーダー』
2016年1月28日~2月2日、台北世貿中心(台北ワールドトレードセンター)にて、台北ゲームショウ2016が開催。展示ブースが開幕した1月29日には、バンダイナムコエンターテインメントブースにて、プレイステーション Vita用ソフト『デジモンワールド ネクストオーダー』とプレイステーション4/プレイステーション Vita用ソフト『サモンナイト6 失われた境界たち』のステージイベントが行われた。
登壇したのは、プロデューサーの羽生和正氏。羽生氏は台湾のゲームファンに向けて、『デジモン』シリーズが19年続く人気シリーズであること、そして『デジモンワールド ネクストオーダー』は、1999年にプレイステーション用ソフトとして発売された『デジモンワールド』を引き継いだ、シリーズ最新作であると紹介した。台湾では、昨年11月に『デジモンストーリー サイバースルゥース』の中文版が発売され好評を博しており、そのことが『デジモンワールド ネクストオーダー』の台湾での展開につながったという。なお、本作のプロデューサーである藤原康則氏は、開発がたけなわのため台北ゲームショウに訪れることができず、ビデオ出演で、台湾のゲームファンにメッセージを送った。
『デジモンワールド』の特徴として、“育成”、“冒険”、“バトル”を挙げた羽生氏は、本作では2体連れて冒険できるという点を強調しつつ、本作の魅力として、進化した“AIバトル”や、声援が力になる“Orderシステム”、さらに特定の条件を満たすことによって発動する特殊進化“ExE”-volution(略称“ExE”)などを紹介してくれた。“ExE”は、バトル中に発動してピンチを切り抜けられるのだという。
なお、『デジモンワールド ネクストオーダー』の繁体中文版は2016年春発売予定だ。
シリーズ15周年の『サモンナイト6 失われた境界たち』が台湾へ
続いて紹介されたのが『サモンナイト6 失われた境界たち』。2000年にシリーズ1作目が発売されてから15周年を迎える人気シミュレーションRPGの最新作にあたる本作では、繭世界(フィルージャ)を舞台に、少年少女たちによる新たな物語が紡がれることになるという。シリーズならではの、仲間との交流を深める会話が展開される“ドラマパート”や、召喚獣を駆使して戦略性の高い戦いが楽しめる“バトルパート”は、本作においてさらにパワーアップ。さらに本作では、シリーズの垣根を超えて、歴代の人気キャラクターが登場することも説明された。「歴代の英雄がひとつの世界に集まるんです」と羽生氏。
イベントでは、主人公のラージュを演じる浅利遼太さんと、アムを演じる小倉唯さんがビデオ出演。スケジュールの都合から台北ゲームショウに行けなかったことをお詫びしつつ、「『サモンナイト6 失われた境界たち』を応援してください」と、台湾のファンに向けてメッセージを贈った。続いてはプレゼントコーナーへ。浅利さんと小倉さんが問題をビデオにて問題を出題し、正解すると豪華プレゼントがもらえるという趣向で行われた。
最後に羽生氏の口より、『サモンナイト6 失われた境界たち』の繁体中文版が4月14日に発売予定であることが明らかにされた。同作の国内発売が3月10日なので、台湾のゲームファンもあまり間を置かずに楽しめることになる。『デジモンワールド ネクストオーダー』といい『サモンナイト6 失われた境界たち』といい、日本語版とあまり発売時期がずれないことは、バンダイナムコエンターテインメントの台湾市場への注力ぶりを示すものであると言えるだろう。