パッチ3.2の柱の全貌が見えた!
『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FFXIV』)の最新アップデート情報が明かされるストリーミング放送、プロデューサーレターLIVEの第27回が、2016年1月30日の夜にオンエアされた。前回の放送では概略のみが説明されていた魔神セフィロト討滅戦や、機工城アレキサンダー:律動編といった新規コンテンツ、そして新しいPvPの具体的な中身が、実機映像を交えて世界で初めて公開されたのだ。
今回の放送は鹿児島から。プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏をはじめとする『FFXIV』の開発スタッフが全国各地を巡り、ファンと交流するリアルイベント“FINAL FANTASY XIV: Full Active Time Event”の一環として行われたものだ。これまで開催されてきたレターLIVEと同様に、吉田氏は資料を一切読み上げず、世界中のプレイヤーと目を合わせながら新要素の中身を解説していった。
攻撃力を含めたナイトのありかたを大きく見直し
第27回プロデューサーレターLIVEは木人討滅戦の新情報からスタートし、ジョブ調整、グナース族の蛮族クエストへと話題は進んでいった。ここからは項目別に内容を振り返っていく。とくに注釈のないかぎり、発言はすべて吉田氏によるものだ。
[木人討滅戦]
規定の木人を3分間で討滅を目指す。『FFXIV』にしてはめずらしく、ソロ向けに用意されたバトルコンテンツだ。
・それぞれの木人は高難度コンテンツに対応しており、ジョブごとに求められる動きを練習できる。
・パッチ3.2の新規コンテンツも、クリアしたものであれば木人討滅戦に登録される。
・機工城アレキサンダー:律動編のノーマル難度の1層をクリアすれば、その時点で零式:律動編1層の木人討滅戦が追加される。
・報酬品はとくに設定されていないが、やり甲斐のある作りになっている。
・遊びとして、ヒーラー向けのものも用意されている。
[ジョブ調整]
タンクの物理攻撃力の算出方法を変更。ほかにも特定のジョブに比較的規模の大きな調整が加えられる予定。
・仕様変更に伴い、STRの付いたアクセサリをタンクで使用すると、パッチ3.2公開以降はダメージが下がってしまうので、事前にVIT系のものを準備したほうがいい。
・ナイトは攻撃面だけでなく、使いにくく感じられた部分も含めて全面的に見直されている。
・タンクに関しては、3つのジョブそれぞれの特性を見て、数値をすべて調整した。
・占星術師のシャッフルについて、同じカードを再度引かないように、名称や効果について調整。また敵視を下げる行動ができない点についても改善する。
・機工士についてもDPSの伸び具合がほかのジョブとくらべて遅いので調整した。
・吟遊詩人の時神のピーアンの使い勝手も調整される。
[蛮族デイリークエスト]
パッチ3.2では、グナース族の蛮族デイリークエストを追加。高地ドラヴァニアの蛮族拠点を中心に新たな冒険が幕を開ける。
[ザ・フィースト]
フロントラインに続く新たなPvPコンテンツとして、ザ・フィーストが公開になる。腕前を示すレーティングという概念が設けられているのが特徴だ。
・ソロと固定パーティのどちらにも、レーティングに影響しない練習モードが別途用意されている。また、ソロとパーティのレーティングはそれぞれ別のものになっている。
・調度品としてトロフィーももらえる。
・ほかの新規コンテンツに挑戦している人がレーティングの面で出遅れて不利にならないよう、ザ・フィーストはパッチ3.21の公開時点でプレイ可能にする。
[インスタンスダンジョン]
“星海観測 逆さの塔”と“神聖遺跡 古アムダプール市街(hard)”のふたつのインスタンダンジョンが追加される。
・天井に張り付いて戦うわけではない。