前日入りしたスタッフたちは……
2016年1月30日、鹿児島・天文館にある天文館ビジョンホールにて『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FFXIV』)のファンを招いたオフイベント、FULL ACTIVE TIME EVENT(通称F.A.T.E.) in KAGOSHIMAが開催された。その模様をお届けする。
生憎の曇り空の鹿児島だが、14時半現在の気温は15度。関東以東が寒いなか、南国らしい暖かさの中でのF.A.T.E.となった。
だがじつは前日、先行して現地に入り、会場設営をする予定だったスタッフたちは、思わぬアクシデントに見舞われていた。
一行は、東京・羽田からの飛行機で29日の午前中に現地に到着する予定だったが、鹿児島上空が視界不良のため、着陸寸前に飛行機がUターンして羽田に舞い戻ったのだ。一行は代替となる便を探し、今度は熊本に向かってフライト。最終的に熊本から列車で鹿児島入りすることに。その模様は、同機に搭乗していたサウンドディレクター祖堅正慶氏のツイートなどに詳しい。
そうして約半日遅れで準備は始まったのだが、開催当日はそんなことを微塵も感じさせないサービスぶり。
来場した約200名のファンを前に、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏をはじめ、件の祖堅氏、コミュニティーチームのモルボル氏こと室内俊夫氏などのスタッフは、ゲームへの質問の回答やいっしょの写真撮影など、交流を楽しんでいた。
これまで開催されたすべてのF.A.T.E.を取材した経験から言うと、来場した参加者たちは、まず物販と吉田氏との交流を待つふたつの待機列に分かれ、次いでもう一方を堪能してから、バトルチャレンジやそのほかのアクティビティに参加する傾向がある。
半日続くイベントであるため、たっぷり時間はあるのだが、効率よくイベントを楽しむのなら、開場と同時にバトルチャレンジやそのほかのアクティビティに参加し、それから吉田氏を含むスタッフとの交流をするといい。なぜなら吉田氏は並んだ来場者との交流を、都合で打ち切ることは決してしないからだ。
もちろん品切れを警戒して物販に並ぶのもいいが、物販の商品は基本的にオンラインショップでも購入可能なので、ここでしか楽しめないアクティビティや交流を優先するのも手だろう。
プロデューサーレターLIVE本放送に先立ち行われたテスト放送では、記事冒頭の飛行機のくだりが語られ、笑いを呼んでいた。
その第27回プロデューサーレターLIVEは18時半から。吉田氏がゲームの開発・運営状況などを語る。
次回の大型アップデート“パッチ3.2”の動画や実機をまじえた詳細解説や、気になる公開時期などが明かされると目されるこの回、西郷さんのようにどっしり構えて楽しもう。(強引)
レターLIVEの内容も追ってお届けする予定だ。