ポーズやアクションに至るまで、すべてルイ・ヴィトンのプロデュースで作成
スクウェア・エニックスから発売された『ファイナルファンタジーXIII』の主人公ライトニングが、LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)2016年春夏コレクションの新広告キャンペーン“SERIES 4”のモデルとして起用されることが決定した。
このコラボレーションは、伝統を守りながらもつねに革新を追求し、世界最高の品質を実現するという、両者に共通する要素が体現されており、これを通じて、新しい価値と体験を世界に発信するという。
今後、ライトニングは、ルイ・ヴィトン“SERIES 4”のモデルとして、2016年1月から、世界各国で発売される雑誌の広告やプロモーションビデオに登場する。
今回のコラボレーションに関して、ルイ・ヴィトンのレディース・コレクション アーティスティック・ディレクター ニコラ・ジェスキエール氏は、以下のようにコメント。
「ビデオゲームのバーチャルな美は、このコレクションにおいて最も重要な存在です。そして、ヒロイン像や、優れたアイコンとなるような勇敢な行動を取る女性の姿を表すものをプロモートしようとすれば、バーチャルな存在がブランド創立の理念と合致することは明らかです。ライトニングは、グローバル、勇敢な女性、そして生活の中でソーシャルなネットワークとコミュニケーションがシームレスに張り巡らされた世界を体現する完璧なキャラクターです。また彼女は、新たな描画プロセスの象徴でもあります。フォトグラフィーとデザインの伝統的な原理を超えたグラフィックは、どのように創り出せるのだろうか?ライトニングは、表現の新しい時代の到来を告げる存在なのです。」
また、ライトニングのキャラクターデザインを手がけたスクウェア・エニックスの野村哲也氏は、次のようにコメントしている。
「今回のライトニングの新しい姿は、ポーズやアクションに至るまで、全てルイ・ヴィトンのプロデュースで作成されました。また、タイトなスケジュールの中、弊社ヴィジュアルワークスのスタッフが素晴らしい仕事をしてくれました。ゲームのプロモーションではなく、キャラクター単体として世界的なブランドから声をかけて頂き、再び息吹を得られたことを大変光栄に思います。」
ちなみに過去には、海外雑誌『Arena Homme+』誌とのコラボレーションにより、プラダの2012年春夏メンズコレクションのモデルに『ファイナルファンタジーXIII-2』のキャラクターが起用されたこともある。
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■ライトニングについて
2009年12月に発売した『ファイナルファンタジー』シリーズ13作目『ファイナルファンタジーXIII』の主人公。両親を失った際に、妹セラを守るために自らを“ライトニング”と自称するようになった。 その異名と共に軍に入った彼女は頭角を現していくが、妹が人類の敵とみなされる事態に巻き込まれてしまう。彼女を救うため、自ら人類と敵対する立場を選んだが、それは過酷な運命の旅路となるのだった。