ゲームファンのための企画がたくさん
アメリカ・サンフランシスコにて、2015年12月5、6日(現地時間)の2日間にわたって、プレイステーションファンのためのイベント“PlayStation Experience 2015”が開催中。最新タイトルの試遊台が出展されているほか、パネルディスカッションなども行われている。
今年で2回目の開催となるPlayStation Experience。昨年はラスベガスでの開催だったが、今回は場所を移して、サンフランシスコのモスコーニセンターで行われている(ちなみにモスコーニセンターは、ゲーム開発者を対象とする世界最大規模のカンファレンス、GDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)の会場として、よく使用されている)。
メディア・関係者向けに行われるE3(Electronic Entertainment Expo)などとは違い、PlayStation Experienceはあくまで一般のゲームファン向けのイベントであるため、ブースのあちこちから、「来場者を楽しませよう!」という気持ちが伝わってくる。そんなPlayStation Experience会場の模様を、数々の写真とともにお届けしよう。
記者がまず思ったのは、「写真を撮りたくなるスポットが多い!」ということ。たとえばこちらの『DARK SOULS III(ダークソウルIII)』のフォトスポット。写真だと伝わりづらいが、写真を撮るときに、なんとオブジェの剣から血しぶきが出る。すげえ!!
『アンチャーテッド4』も負けてはいない。ジープに乗って撮影ができるのだが、ネイト役の人がボンネットの上に身を投げ出してくれるので、臨場感のある写真が撮影できる。
ほかにも、「撮影したい!」と思わされるオブジェが多数あり、記者も欲望のおもむくままに撮りまくってしまった。
写真を撮りたくなる、かつ触りたくなるのは『人喰いの大鷲トリコ』のスクリーン。東京ゲームショウ2015に出展されていたもののパワーアップ版で、トリコが嫌う模様を見せると、トリコが目を光らせて奥へと引っ込む仕様が導入されている。
また、会場にいるマスコット――ラチェットや『Tearaway(テラウェイ)』のキャラクター、『PLAYROOM』のロボット“ASOBI”など――や、コンパニオンの皆さんも、気軽に写真撮影に応じてくれる。『NARUTO―ナルト― 疾風伝 ナルティメットストーム4』ブースでは、ナルトたちがお出迎え!
『NARUTO―ナルト― 疾風伝 ナルティメットストーム4』ブースと言えば、壁に描かれているアニメのビジュアルも見どころ。下の写真に写っているもの以外にも、サスケや我愛羅のビジュアルも飾られており、壮観だった。
と、写真撮影や展示の話ばかりしてきてしまったが、もちろん本イベントのいちばんの目玉は、最新タイトルが試遊できること。期待の大作からインディーゲームまで、幅広いラインアップとなっている。来年上半期の発売が待たれるPlayStation VR対応タイトルも人気だ。
おもしろかったのは、『MLB The Show 16』のブース。“trophy bar”というブース名の通り、スポーツバーのような作りになっていて、実際にプレイをしながらドリンクが飲める。冒頭で述べたように、「ゲームファンを喜ばせたい」という気持ちが伝わってくるようなブースだ。
さて、試遊や写真撮影もいいが、せっかくなら、買い物も楽しみたいものである。そんな貪欲なファンのために物販コーナーが用意されていたのだが、ものすごい人気で、長い行列ができていた。記者も買い物をしたかったのだが断念した……2日目には再チャレンジしたいと思う。
なお、開催2日目には、モスコーニセンター3階にてカプコンカップが行われる。こちらの模様は別途お届けするので、お楽しみに。