新たに30のミッションを追加。本編を持っていれば無料で配信予定

 インディーゲーム開発者Mike Bithell氏によるステルスアクションゲーム『Volume』。メタルギアシリーズのVRミッションのようにパズルライクに削ぎ落とされたマップに潜入する本作について、初の拡張となる『Volume: Coda』が発表された。

 『Volume: Coda』には、新たな主人公によるゲーム本編のエンディング後のストーリーを描く30のミッションを収録。それだけでなく、なんとVRに対応。本編を含むストーリー全編と、エディター機能およびそれによって作られたカスタムマップも、VRヘッドマウントディスプレイでプレイ可能とのこと。
 気になるのが、ステルスゲームである本作をどんな視点でプレイするかということ。キービジュアルを見る限り、もともと見下ろし視点の『Volume』をVRの一人称視点で見下ろしながら遊ぶというものになりそうだ(ちなみにBithell氏本人に聞いてみたところ「まだ明かせないがもうちょっといろいろある」とのコメント)。

ステルスアクションゲーム『Volume』のVR対応拡張“Coda”が、PSVRの海外ローンチタイトルとして発表。_02
▲プレイヤーは問題解決を担当する企業のオフィスからアバターを操作し、バーチャルに侵入するというスタイル。

 そして本作、海外ではPlayStation VRのローンチに合わせて『Volume』PS4版の所有者には無料で配信予定。残念ながら現在のところ日本ではベースとなるPS4版自体が配信されていないが、海外では近日配信予定のVita版も含めてPS4/Vita/PSVR版のクロスバイ対応タイトルになるという。

 気になるのが、(日本語対応していないとはいえ)日本からも購入できるPC版の扱いだが、こちらはリリース文が“releasing first for PlayStation VR”(最初にPlayStation VR向けにリリース)と書かれていることから、後日配信の形を取るのではないだろうか。

ステルスアクションゲーム『Volume』のVR対応拡張“Coda”が、PSVRの海外ローンチタイトルとして発表。_01

 なお『Volume』そのものがどんなゲームかは、以前プレイインプレッションをファミ通.comで掲載しているので、気になった人はそちらも参照してもらえると幸いだ。