日本最大規模の農業見本市に農業体験ゲームが出展。“プロ”の反響は?
2015年10月14日(水)から16日(金)まで、千葉県の幕張メッセで開催されている“農業ワールド 2015 第5回 国際 農業資材EXPO”。日本最大級となる農業関連企業の展示イベントに、ゲームメーカーのインターグローが出展。2015年11月26日に発売予定の最新作『ファーミングシミュレーター 15』(プレイステーション4、プレイステーション3対応)を会場で披露している。
本作はヨーロッパやアメリカの大規模農場を舞台に、農場の経営や生産、酪農、林業を楽しむ農業経営シミュレーションゲームだ。シミュレーターと銘打つだけあって、農業にまつわる作業工程をリアルに再現していたり、140種類を超える実在の重機や農機が登場する。また、現行世代のゲーム機のスペックを活かした高精細で美しいな自然描写も大きなポイント。
イベントの会場は“農業のプロ”が集まる場とあって、ブース前を通る来場者は本作のプロモーション映像やプレイ中のゲーム画面に興味シンシンの様子。
インターグローの担当者によると、日本とは異なる欧米流の大規模オートメーション農業や、特殊な農業車両の操作が体験できるといった面がプロの関心を誘っているとのことだ。また、農生産物の栽培、収穫過程を学ぶための教材としてよさそうという声もあるという。
農業の展示会イベントに異例(?)となるゲームの出展。リアルな映像とゲーム内容に納得する来場者もたくさんいて、反響は上々といったところ。日本の農業もゲームの舞台にしてほしい……という声が多々あったというのは、なるほど! といった感じだ。
“農業ワールド 2015 第5回 国際 農業資材EXPO”は2015年10月16日(金)まで開催中。プロ向けの商談会イベントなので、残念ながら一般、18才未満の入場はできないが、会場に行く機会がある人はぜひ、インターグローのブースに立ち寄ってみてほしい。