夏といえばカブトムシ！
2015年9月17日から9月20日まで、千葉県・幕張メッセにて東京ゲームショウ2015（17日、18日はビジネスデイ）が開催。最終日にあたる9月20日には、バンダイナムコエンターテインメントブースにて、“『ガールフレンド（仮）きみと過ごす夏休み』スペシャルステージ みんなで過ごすTGS2015”が行われた。『ガールフレンド（仮）きみと過ごす夏休み』といえば、11月19日に発売予定のプレイステーション Vita向けの恋愛アドベンチャー。サイバーエージェントから配信中のスマートフォン向けアプリ『ガールフレンド（仮）』をモチーフに、“ガール”たちとのひと夏の思い出を描く……という内容になっている。
イベントでは、村上文緒役の名塚佳織さんと、櫻井明音役の佐藤利奈さんがゲスト出演。プロデューサーであるバンダイナムコエンターテインメントの境野伸之氏を交え、軽快なトークを展開した。ゲームが“夏休み”ということで、トークのテーマは勢い夏に関することに。夏といえば浴衣ということで、佐藤さんが「毎年浴衣を買っています」とコメントすれば、名塚さんも「4年振りに浴衣を買いました（しかも3着も！）」と教えてくれた。ちなみに、おふたりはこの夏はいっしょに同じ舞台に立ったそう。名塚さんは、何とか2日間夏休みを取れたそうで、家族でいっしょに新潟に行ったとのこと。新潟では、夜にカブトムシを取りにいったそうだが、10匹中9匹が名越さんいわく“G”（つまりゴキブリのこと）で、「間違えて“G”を捕まえたらどうしよう？」と、戦々恐々だったというエピソードで会場を笑わせていた。そんな“G”話に呼応するように、佐藤さんもマンションに“G”が来たと思ったらクワガタだったという“夏の思い出（？）”を披露してくれた。
ひとしきりトークに華を咲かせたあとは、肝心のゲーム紹介に。とくに印象的だったのが“バイノーラル録音”。本作では、ステレオヘッドホンで聴くことで、360度の臨場感を持って声優さんのセリフを堪能できるのだが、収録も独特だったよう。マイクを中心にして、16パターンものポイントがあり、ときに動きながらの収録だったという。たまに衣擦れの音でNGになったときもあったのだとか。360度から声が聴こえてくる“バイノーラル録音”。声優さんのファンなら試さずにいられなさそうだ。
イベントでは、名塚さんと佐藤さんが実際に実機でプレイしての、デモプレイも披露された。ピックアップされたのは、“タッチイベント”。本作では特定のデートではキャラクターが“Live2D”で楽しめるのだが、そのときにはときに“タッチイベント”が発生するのだ。プレイステーション Vitaの機能を活かしたこの“タッチイベント”では、タッチする場所次第でさまざまなリアクションが楽しめる！ さらには背面タッチにも対応しているというこだわりようだ。ステージでは、名塚さんが村上文緒の服についた虫を追い払うというイベントを、佐藤さんは櫻井明音にイアリングをつけてあげるというイベントをそれぞれプレイ。ドキドキのシチュエーションに、記者も食い入るようにモニターを見入ってしまいました。まさに、デート気分を味わえそう！
引き続きイベントでは、豪華限定版『夏のマドンナひとりじめBOX』の8大同梱物も紹介された。なかでも、スペシャルピクチャードラマ“きみと過ごす日常”に関しては、東京ゲームショウの会期に合わせて、サンプル動画が公開されているので、以下にご紹介しよう。
最後にゲスト陣より、「このゲームを遊んで冬を乗り切ってくださいね」（名塚さん）、「君たちの夏は11月にあるんだ！」（佐藤さん）とのメッセージが寄せられ、イベントは終了となった。そう、徐々に秋も深まりつつある今日この頃だが、『ガールフレンド（仮）きみと過ごす夏休み』ファンの夏はこれから始まるのだ！
