ガストの2タイトルが順次発売!
2015年9月17日(木)から9月20日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2015(17日・18日はビジネスデー)。同イベントの3日目となる19日(土)、コーエーテクモゲームスブースにて、ガストスペシャルステージが開催された。
本ステージでは、ガストの最新作『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』(2015年11月19日発売予定)および『よるのないくに』(10月1日発売予定)を、菊地啓介開発プロデューサー&岡村佳人ディレクターが紹介。『ソフィーのアトリエ』で主人公・ソフィー役を務める声優の相坂優歌さん、キャラクターデザイン&イラストレーションを担当したゆーげん氏もゲストとして登場した。
【9月19日(土)19:10追記】
本文中、一部表記を誤って掲載しておりましたため、訂正させていただきました。読者ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたことをお詫びいたします。
ステージでは、いきなり完成したばかりだというアニメーションによるオープニングムービーが初公開されると、、相坂さんも「すごーい! アニメ化しましょうよ!」と早くもテレビアニメ化を熱望。『アトリエ』シリーズのOPムービーは雰囲気のあるものが多かったが、今回は物語のイメージをより伝えられるようにと、こういったアニメーションに仕上がっているようだ。
OPムービーを見たゆーげん氏も「アニメーションでOPが作られること自体が驚き」とビックリ。みずから生み出したキャラクターが、3Dモデルとしてゲーム内に登場することについては、「ぬるぬる動くので新鮮です。3Dモデル映えするようにデザインしましたが、パーツが多いので(制作が)大変だったかな、と」と語っていた。
調合システムやバトル、ドールメイクといった本作ならではのシステムを含めたゲーム紹介ムービーが公開された後は、開発陣&ゲストがキャラクターを解説。相坂さん演じるソフィーは、従来の『アトリエ』シリーズの流れを汲んだ、元気いっぱいの女の子。もうひとりのキャラクターデザイナー/イラストレーターであるNOCO氏が手掛けたキャラクターで、そのイラストを初めて見た相坂さんはかわいらしさの中に色気を感じたというが、開発陣からは「何もかもを吹き飛ばすくらい元気に!」というリクエストがあったそう。演じた相坂さんも、「まさか私がこんなにかわいらしいキャラクターを演じさせていただけるとは」と、感無量の様子だった。ソフィーは物語の中で“デキる錬金術師”に成長していくが、この演じ分けについては「ソフィはもともとすごく前向きなので、心境の変化はあまり意識しませんでした。ただプラフタに対する愛情はどんどん膨らんでいくので、変化をつけました」と解説。ちなみにソフィーは家事を人任せにしてしまうところがあるが、一方の相坂さんは「……料理はできるということにさせてください(笑)。レシピさえあれば一応作れます! 肉じゃがが得意です!」。ただ掃除は嫌いだそうで、ソフィーの世話を焼く親友・モニカになぞらえて、「私もメガネで美人で掃除ができる親友がほしい!」と話していた。
続いて、ゆーげん氏がデザインを務めたプラフタ。彼女は本棚にしまわれていた、ソフィーのおばあちゃんの古い本、というキャラクターで、公式サイトにも“身長”ではなく“全長”と記されている。NOCO氏デザインのソフィーが『アトリエ』シリーズの王道を行くのに対して、プラフタは「役目としては裏側を担当すべきかな、と」(ゆーげん氏)。なるべく見た目はシンプルに、フリルなどで趣向を凝らしたという。セクシーな衣装も話題騒然だが、岡本氏は「もともと本で、人形ですので……大丈夫だろう、と(笑)」と語っていた。相坂さんも「これはたまらないです! さすがです!」と、太もものフリルに注目していた。
ステージでは、特徴的なシステム“ドールメイク”でプラフタが変化するさまざまな姿の一部も公開。姿によって能力も変わるそうだ。ちなみに相坂さんが気になったのは写真右の“チョコレートプラフタ”、ゆーげん氏のお気に入りは写真中央のもの、とのこと。これらのデザインは「基本的には全部OK」(岡本氏)と両デザイナー陣の意見が大きく反映されているそう。こだわりのデザインは現在公開されている以外にも用意されるそうなので、お楽しみに!
なお『ソフィーのアトリエ』公式サイトでは、相坂さんによる“ソフィー通信”が毎週水曜日に効果中。併せてチェックしておこう。
『よるのないくに』は「アクションが得意でない人も楽しめるRPG」(菊地氏)
続いては、10月1日発売予定の『よるのないくに』を紹介。美少女×従魔×RPGと銘打たれた本作は、セルヴァンと呼ばれるモンスターたちを集め、ともに戦っていくこととなる。RPGということで、テンポよく楽しむことができそうだ。聖騎士である主人公・アーナスと、“夜の長”に生贄として差し出される運命を背負う聖女のリュリーティス。このふたりの少女による葛藤が描かれる、シリアスなものとなっている。ステージ上では本作のキャラクターや従魔“セルヴァン”などが紹介された。
加えて今回、本作の新規エピソードダウンロードコンテンツの制作が発表。詳細は後日発表予定とのことなので、お楽しみに!
『ソフィーのアトリエ』と『よるのないくに』は、テイストは異なりながら、ガストらしさが随所に表れているふたつの最新作。最新情報は、随時両タイトル公式サイトやファミ通.comでチェックしよう。