『蒼天のイシュガルド』初のメジャーアップデートがついに見えた!
『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FFXIV』)サービス開始2周年を祝う“14時間生放送”の一環として、2015年8月22日の13時30分より第24回プロデューサーレターLIVEがオンエアされ、ここでプレイヤー注目の次期メジャーアップデート“パッチ3.1”で新たにお目見えする予定のコンテンツが明らかとなった。
拡張パッケージ『蒼天のイシュガルド』のサービス開始から約2ヵ月が経過した現在、次期アップデートへの期待が日増しに高まりつつある。そんな期待に答えるように、今回のプロデューサーレターLIVEは、“パッチ3.1実装コンテンツ特集 Part1”と題して実施され、世界初公開となる新コンテンツの数々を、吉田直樹プロデューサー兼ディレクターが全世界のプレイヤーに向けて説明した。
▲この日も吉田氏は事前に用意した資料を読み上げることは一切なく、視聴者や来場者に直接語りかける形で新要素のコンセプトを解説した。
パッチ3.07で行われるジョブ調整のさらなる詳細が判明
本題に入る前に、ゲーム内外で話題となっているジョブ調整について吉田氏が説明。以下の要素について、来週火曜に公開されるパッチ3.07で実装されることが明かされた。すでに発表されている内容については<<こちらの記事>>を参照のこと。
・占星術師のヒールアクションを中心に強化調整を行う。
・パーティを支援する固有アクションについても、効果時間を延長するなどの対策をほどこす。
・モンクの闘気を1回で溜められるようにすると、強くなりすぎてしまう。
・疾風迅雷の効果量/効果時間の調整なども行う。
▲パーティメンバーのTPが、数値ではなくゲージの残量で判断できるようになる。
▲パーティボーナスはメインコマンドのパーティの項目で確認する方式に変更。
マイスター専用レシピが公開される日も近い!
さらに吉田氏は、パッチ3.07以降の計画についても言及。プレイヤーから寄せられた質問に答える形で、いくつかの青写真が語られた。
・初心者の館はトレーニングモードで、ジョブごとに行える訓練の内容を検討している段階。パッチ3.1のそのつぎくらいで実装できるのでは。
・護符はパッチ3.07で調整が行われる。効果時間を引き上げられないか検討しているところ。
・PvPのシールロックのCF待ち時間が長めになっていることは把握している。72人の集合を待たずにバトルが開始できる仕組みを考えているところ。
・ハウジングは、引越し機能を実装した後で、既存エリアに土地を足すべきか、イシュガルドにハウジングエリアを作るべきか検討する。
▲欧州データセンターの稼動開始時期が確定。ワールド移転の手続きに関する詳細は今後のトピックスで発表されるとのこと。
・マイスター専用アクションの効果を今後強めていきたい。専用レシピも計画中。
・バージョン4.0は、パッチ3.Xシリーズのメインクエストをクリアしなくてもアクセスできるようにする。新規ジョブが追加される場合であっても、シナリオの進行状況に影響しない方向で検討中。
・禁断のマテリア装着をしたVITアクセサリよりも、レイドダンジョンで取得できる品物の性能が低いことについては問題視している。対策を考えているところなので、もう少し待ってほしい。
・パッチ3.07でPvPアクションのいくつかにも調整が入る。
・フリーカンパニーの“ゲスト”的な機能は、空島コンテンツの公開に合わせて始めていく。
・“マイ小隊”はパッチ3.1のその先で実装する予定。現在、仕様と企画を詰めている段階。
・忍者のTPが底を突きやすい状況は認識している。
・アイテムレベルシンクが実施されていないいくつかのコンテンツで、タンクよりもアイテムレベルが上のDPSが参加した場合、敵視蓄積が厳しくなっている。この問題をどう解決すべきか検討中。アクションで調節するか、コンテンツ側を手直しするのか考えているところ。
・家具の設置数の上限開放についても現在作業中。
・Windows10への対応発表は、現在発生している不具合の解決とデバッグが完了しだい行なう。
ミニオン同盟渾身の対戦ゲームの名は“ロードオブヴァーミニオン”
ここでついにパッチ3.1の新情報が発表。まずはクエスト関連の要素について説明が行われた。
▲聖アンダリム神学院記(仮称)は、イシュガルドの神学校を舞台にした新サイドストーリー。
▲新IDは今後ふたつずつ追加していく。ひとつ減らしたぶんのパワーを、ほかのコンテンツに向ける。
▲新IDのひとつ、聖モシャーヌ植物園。どの場所にあるのか、写真から想像できるはず。
▲シリウス大灯台のハードバージョンがついにお目見え。
▲新しいエピソードとともに、冒険者は灯台の奥を目指すことになる。
▲バトル関連の新要素一覧。レベル50のIDで経験値稼ぎが可能に!
▲新規レイドダンジョン“魔航船ヴォイドアーク(仮称)”。演出関連でおもしろいことをやっているとのこと。
▲“魔航船ヴォイドアーク(仮称)”のアート画像。右側にはケット・シーの姿も……?
▲新たな蛮神討滅戦は、2015年8月27日に開幕する新生祭で詳細がわかる作りになっている。
▲“宝島探索(仮称)”まったく新しいタイプのコンテンツ。着陸できる場所がいくつかに分かれているため、複数のパーティの同時進行が可能。
▲フィールドのようなエリアに大勢のプレイヤーが訪れて冒険をくり広げる。
▲フリーカンパニーに所属していなくてもコンテンツに参加可能。
▲採集ポイントも用意されており、ギャザラーにも活躍の場が存在する。
▲人数制限を解除したうえで、タイムアタック感覚でIDをプレイすることも可能に。
▲新武器強化コンテンツで育てることになる得物のようだ。
▲マンダヴィル・ゴールドソーサーにも全般的なアップデートがなされる。
▲ロードオブヴァーミニオンという新たな遊びが、ゴールドソーサーに追加。
▲ミニオンを用いた対戦ゲーム。ミニオンの移動先を指定して戦わせるとのこと。レアなミニオンだから強いということはない模様だ。
・ロードオブヴァーミニオンは、ミニオン同盟の盟主が勝手に作り始めていたコンテンツ。
▲既存コンテンツにも新要素が追加されるほか、マンダヴィル・ゴールドソーサーポイントの払い出し量の調整も行われる。
▲ハウスシェアリングで、自分が指定した5人までの冒険者を同居人として設定できるように。なおフリーカンパニーの名前を変えると、一定期間、再変更ができなくなるとのこと。
▲アーリマンがフライングマウントとして利用可能に。
▲コボルド族の蛮族デイリークエストの報酬として獲得できたマウントで空が飛べる!
▲複数部位を占有するカウル系などの装備が、ミラージュプリズムできるようになる。その際は、部位ごとのパーツを適宜分解したうえで表示されるとのこと。