グローバル版との違いが興味深い! 『FFXIV』正式サービス開始直前の韓国メディア懇親会に潜入

2015年8月12日、韓国・ソウルにて、8月19日から正式サービスが始まる『ファイナルファンタジーXIV』のお披露目を兼ねたメディア向け懇親会が行われた。

●韓国版はパッチ2.2から

 2015年8月12日、韓国・ソウルにて、8月19日から正式サービスが始まる『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FFXIV』)のお披露目を兼ねたメディア向け懇親会が行われた。会場となったのはソウル・江南にあるマリオットホテル。ホテル内最大のボウルルームにて100組以上のメディアが集まる催しとなった。

▲開場前を撮影。会場はかなりの規模。

▲会場の一角でLG製の21:9ディスプレイ(右)が展示されていた。リヴァイアサンが避けやすそうだ。

 司会の開会の辞の後、スクウェア・エニックス代表取締役社長の松田洋祐氏が登壇。来場した韓国メディアおよび韓国版に尽力したEYEDENTITY MOBILEに謝意を述べ、続いて『FF』シリーズがグローバルとしても重要なシリーズであること、その最新作『FFXIV: 新生エオルゼア』が、全編韓国語のボイスでいよいよ楽しんでもらえる、と興奮を語った。

 つぎに壇上には、韓国でサービスの窓口となるEYEDENTITY MOBILE(Actoz Softの後継会社)のジョン・ドンへ代表が現れ、サービスの概要についてを説明。

▲松田社長は昨年の中国版の発表会でも登壇している。

▲ジョン・ドンへ氏。日本語もかなり流暢。

▲世界中での盛り上がりをビデオで紹介。

 公開スケジュールについては、すでに事前ダウンロード開始、キャラクタークリエイト開始が済んでおり、8月16日朝6時の事前オープン、8月19日朝6時の正式サービス開始へと続いていくと解説。

 料金体系は定額と定量(時間)の2パターンの課金があり、前者は30日19800ウォン(約2000円:2015年8月12日現在。以下同)、90日47500ウォン(約5000円)、後者は5時間3300ウォン(約350円)、30時間13200ウォン(約1400円)、リテイナーは1体2200ウォン(約230円)と明かした。

▲四半期中には、幻想薬、サーバー移動などの、グローバルサービスでいうモーグリステーションで扱うようなアイテムを用意するとしていた。

▲ベテランリワードもそのまま。

 記者の興味を惹いたのは、PC房(ネットカフェ)優待だ。経験値や獲得ギルの10%アップや、ひとりがネットカフェから接続しただけでも、ダンジョンでパーティ全体に超える力が付与されるというもの。定量課金とともに、PC房が大きな存在である韓国ならではの対応だ。

 そのほか、NAVERでのチャネリング予定、韓国スタッフによる韓国版レターLIVEの確約(8月13日21時からは吉田氏が登場してのプロデューサーレターLIVEとなる)、
nVIDIAのグラフィックボード、LGの21:9ディスプレイ、SONYのヘッドセットなど、パートナー企業の関連商品が語られた。これらの商品には、順にモーグリ、ダラガブ、ボムなどのイヤリングのアイテムコードが付属する模様。グローバル版とは異なるタイミングでの配布がおもしろい。

▲ドイツgamescomから、羽田でトランジット後、即訪韓の吉田氏。

 そしていよいよ吉田氏が登壇。韓国プレイヤーに向けて、ゲームの概要に始まり詳細にいたるまでを語っていった。

 韓国版は、古代の民の迷宮、大迷宮バハムート:邂逅編を含む、グローバル版で言うところのパッチ2.2からスタート。だが10月ごろにはパッチ2.3(ラムウ、シルクスの塔、侵攻編、フロントライン、ハウジング)、12月ごろにはパッチ2.4(シヴァ、忍者、真成編、詩学)と、かなり速いペースでバージョンアップしていくことが語られた。

▲約2ヵ月で一度というハイペースだ。

 また、韓国ならではのサービスとして、パーティプレイでのアイテム獲得時にマスタールートが最初から導入されていること、当日展示されていたLGモニタに最適な21:9の解像度(3440×1440、2560×1080)に対応していること(グローバル版は未対応)、そして韓国専用の季節イベント、日本でいうお正月“ソルナル”の導入を約束した。

 その後、質疑応答に移り、課金の形態などについての質問がなされたが、グローバル版とのバージョンの差について問われた吉田氏が、パッチのペースが速いことを挙げ、2016年の夏ごろにはグローバル版に追いつくほどの勢いです、と語っていたことが印象的だった。

▲質疑応答中は絶えずメモを取り、質問に備えている吉田氏。

▲最後は関係者一同を囲んでのフォトセッション。

 余談になるが、同懇親会はコースランチが振る舞われるという、日本ではあまり見ない形式。EYEDENTITY MOBILEのジョン・ドンへ氏によると、これは記者が帰社してからニュースを作成すると移動の時間ロスがもったいないので、昼食と記事作成・アップの時間を兼ねた、よくある形式とのこと。ただしゴージャスさはかなりのものだった。

 会の最後には、件のLGディスプレイをはじめ、景品が当たるメディア向け抽選会も行われ……、日本から唯一来場していた記者がまさかの当選というハプニングもあった。

▲吉田氏はじめさまざまなスタッフがくじを引いた。

 というわけで、記者は抽選会の果てに韓国版のコレクターズエディションを手に入れた。ドイツでは聞けなかったクラフター&ギャザラーに関する質問を含む、後日公開の吉田氏へのインタビュー記事内でこちらをプレゼントする予定だ。ちなみにこのエディションは、韓国国民番号必須の韓国サーバープレイのロムになるので、日本では完全にコレクターグッズ扱い。ご了承のうえご応募いただきたい。吉田氏にサインをもらっておくので!