『FFXV』の世界にメテオが&『FFX-2』ばりのオープニング曲の要望!? ステージイベントまとめ【gamescom 2015】

ドイツ・ケルンにて、現地時間2015年8月5日から9日にかけて開催されるヨーロッパ最大のゲームイベント“gamescom 2015”。6日~8日の3日間、スクウェア・エニックスのブースでは『ファイナルファンタジーXV』(以下、『FFXV』)のステージイベントが催され、田畑端ディレクターを始めとする開発陣が登壇した。

●開発者トークにQ&A、サイン会と充実の3日間

 ドイツ・ケルンにて、現地時間2015年8月5日から9日にかけて開催されるヨーロッパ最大のゲームイベント“gamescom 2015”。6日~8日の3日間、スクウェア・エニックスのブースでは『ファイナルファンタジーXV』(以下、『FFXV』)のステージイベントが催され、田畑端ディレクターを始めとする開発陣が登壇した。

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 ステージでは3日間ともに、設定画を見ながらのトークやユーザーからの質問に答えるQ&A、gamecom 2015に合わせて公開されたティザートレーラーの鑑賞、サイン会などを実施。記事では3日間の内容をギュッと総括してお届けしていこう。

▲ブースにはものすごい人だかりが! イベントが始まるだいぶ前から場所を取るファンも多く、注目度の高さがうかがえた。

▲田畑氏とコンポーザーの下村陽子氏は連日出演。「田畑さんが強いこだわりを持っているので、それと私のやりたいことの両方を実現させるのが、難しいけれどやり甲斐があります」と下村氏。田畑氏は、ティザートレーラーの曲を「魂が震えます」と評した。

▲6日にはレギスと幼いノクトのイメージビジュアルなどを手掛けたアーティストの松澤雄生氏が、7日にはアートディレクターを務める上国料勇氏が登場。サイン会にも参加した。

▲gamescomでは、あちこちのブースでステージからノベルティーをバラ撒く光景が見られる。『FFXV』もTシャツやネックストラップ、リストバンドを配布。こちらのグッズは上記関連記事でプレゼント!(写真は現地5日のアクティブ・タイム・レポート終了後のノベルティー配布の様子)

▲『FFXV』の世界がどう作られているか、ビデオでの解説も。開発スタッフが山を登ったり、洞窟に入ったりといった体当たりの取材を行う様子などが流れた。

▲日本のアニメやゲームを好む人気実況者・Ninotaku TV氏が、体験版の動画を実況。流れるようなトークに、会場も沸いていた。

▲ちなみに、スクウェア・エニックスのグッズショップでは、王子のフィギュアを展示。

■メテオに創世記!? 世界の形が少しずつ明らかに

 イメージビジュアルを見ながら開発陣がイラストについて語っていくコーナーでは、本作の世界に関する新たな情報が飛び出した。各日、松澤氏、上国料氏、田畑氏が語った内容をまとめていこう。


 体験版にも出てきた、チョコボのレンタル施設のイメージビジュアル。「チョコボ好きなへんくつな親父さんが、同好の士を増やそうとしている場所です。ショップにはチョコボの好きなギサールの野菜をチップにしたものなどを置いています」(松澤氏)。『FFXV』のチョコボについては、「とても足が速くて、広いフィールドを走ることができます。飛べないですが、けっこうジャンプできますよ。なお『FFXV』では、クルマが通れないところはチョコボで移動します」(田畑氏)。


 以前の情報公開でも見られた、ヴェネチアをモチーフとした街で、「ゲームの中でも重要な場所です」(松澤氏)。「いまある街をベースにしながらファンタジーの街を作っているのも本作の特徴のひとつです。とはいえ『FF』なので、現実とリンクしないファンタジックなロケーションも存在します」(田畑氏)。


 上側のイラストに描かれた施設は、ハンマーヘッドシャークというサメがモチーフ。「あるメカニックの施設で、その人物は『FF』シリーズではおなじみのキャラクターです。まだ『FFXV』ではそのキャラクターを紹介していませんね。お楽しみに」(田畑氏)。よく見てみると、中央にはシドニーが、右側には男性の姿が。

 下側は、キューバをモチーフとした街・レスタルム。「生活感というか、ここに暮らす人の息遣いが聞こえてくるような街です」(上国料氏)。また、後ろに描かれた建物がポイントだという。「この大きな建物の下にはクレーターがあって、その奥にはメテオがあります。メテオはずっと昔に落ちてきたのですが、いまもなお燃え続けています。そこから得るエネルギーによって、この街は栄えているんです」(田畑氏)。


 ノクトたちが旅するフィールドや、そこでの彼らの様子を描いたもので、「巨大な岩のアーチなど、特徴のある風景にしています」(上国料氏)、「大地の力のようなものを意識して描きました」(松澤氏)とのこと。「食事にこだわっているのが『FFXV』の特徴! 街やいろいろなスポットで、おいしいといわれるものを食べるのが旅の醍醐味ですよね。僕も昨日、ソーセージを食べて、今日はホワイトアスパラガスを食べたいと思っています。そういった楽しみを、『FFXV』の旅の中でも味わってもらいたい」(田畑氏)。


 レギス王の愛車のデザインが確認できるイメージビジュアル。「王族らしい品格のある重厚なデザインにしています。でも、どことなく『FF』らしさもありますよね?」(上国料氏)。「現実に作ろうとすると、ものすごくお金がかかる仕様のクルマです(笑)。ドイツやUKのクルマをおもに参考にしています」(田畑氏)。ちなみに、田畑氏の愛車もドイツ製だそうで、観客からは大きな拍手が。


 召喚獣のリヴァイアサンは、「神様に近い存在です。知性が高く、気品のある女性としてデザインしてくれと田畑にオーダーされました」(松澤氏)。リヴァイアサンが出てくるのは、『FFXV』のピークとなるシーンのひとつだそう。「今作の召喚獣は、物語に大きくかかわってきます」(田畑氏)。


 こちらは、『FFXV』の世界の神話をもとに、創世記として描かれたもの。「この世界の著名な画家が、数百年前に描いたものという設定です」(上国料氏)。「右側のおじいさんはラムウです。創世記の中に召喚獣が描かれているということは、この世界の成り立ちにとって非常に重要です」(田畑氏)。ほかにも召喚獣が描かれている……?


 首都インソムニアの崩壊が描かれ、手前にはヒロインのルーナの姿が。「首都の崩壊からルーナが逃げ出してきたところをイメージしています。ルーナは芯が強く、逆境にもめげない強さを持っています」(上国料氏)。また、ルーナとノクトについては、「ふたりの絆もストーリーの中で大事に描いていきます。ただし、一般的なラブストーリーのような描きかたはしません」(田畑氏)。


 gamescomで公開となったティザートレーラーとともにお披露目になったイラスト。「この瞬間からノクトの物語が始まるという点と、本編でも重要になる“親子の絆”を描いたものです。なおこのクルマはノクトにとって、父の象徴でもあります」(松澤氏)。開発スタッフにとっても大切な1枚で、「人間の持つ普遍的な価値を正面から見据えて作品を作ろうという決意を、改めて持つことができた絵です」(上国料氏)とのこと。