愛車“マグナム・オプス”も鎮座

 2015年8月5日~9日(現地時間)ドイツ・ケルンにて、ヨーロッパ最大のゲームイベントgamescom 2015が開催中だ。海外のイベントに取材に行くと、よく見られる風景に会期中の夜に行われるパーティーがある。「欧米の方はパーティー好き」というのはよく聞く話ではあるが、とにかくメーカー主催によるパーティーが頻繁に開かれる。タダで飲み食いができて、来場者とコミュニケーションが取れる……ということで、好まれるようだ。記者も海外取材に行き立てのころは「パーティー」と聞いただけでオドオドしてしまったりしたものだが、いまではすっかり慣れっ子になってしまい、「パーティー!? どんと来い!」という気分になってしまっている。そんなわけで、gamescom 2015の会期に合わせて、ワーナー エンターテイメントによる『マッドマックス』のパーティーが開かれると聞いたときは、「任せてください!」と取材に出かけたものであるが……。

 さて、簡単に説明をしておくと、『マッドマックス』はワーナー エンターテイメントから10月1日に発売されるプレイステーション4、Xbox One用ソフト。『Just Couse』シリーズなどでおなじみのアバランチスタジオによるオープンワールドのアクションということで期待値も高く、記者もE3で試遊してすっかり気になっている1本だ。ということで勇んでパーティーに出かけてみたものの、何か様子がおかしい。タクシーを降ろされたところは郊外の廃墟風のところで、「本当にここでパーティーがあるの!?」というくらい寂れたところ。近くにはカジノがあったり、男性が好みそうなお店があったりと、微妙に怪しい雰囲気。

 と、よく見ると、ちょっと先に見るからにウェイストランドの住人風のお方が……。「ああ!」と、そこでさすがに記者もピンときた。ケルンの郊外にウェイストランド風の基地を再現して、そこでパーティーを開催しようという主旨だったのだ。入り口からテクテク入って行くと、いるわいるわ、ウェイストランドの住人さんたち。まさに、『マッドマックス』に出てきそうな人たちで、お見事ななりきりぶり。と、奥まで歩いて行くと、ゲーム版『マッドマックス』に出てくるマックスの愛車“マグナム・オプス”が。もちろん、喜んで写真を撮ったのは言うまでもない。

『マッドマックス』のパーティーは、やっぱりとんでもなくマッドだった【gamescom 2015】_01
▲『マッドマックス』から飛び出してきたかのような皆さんがお出迎え。
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▲受付で迎えてくださった方。なかなかのノリのいい方。「ようこそー」と言っていたに違いない。
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▲我らがマグナム・オプスが!

 おそらく会場自体が、イカしたパーティーを開催するためのものなのだろうが、それにしてもウェイストランドっぷりがすごい。あたかも、映画かゲームの世界に飛び込んでしまったかのような錯覚が。そんなわけで、しばし『マッドマックス』の世界観を堪能した記者なのでした。

『マッドマックス』のパーティーは、やっぱりとんでもなくマッドだった【gamescom 2015】_12
▲ちなみに“マグナム・オプス”の後ろではゲームがプレイ可能だった。
『マッドマックス』のパーティーは、やっぱりとんでもなくマッドだった【gamescom 2015】_10
▲ちなみにこの段階で午後8時30分。ドイツの日は長い。
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