世界で輝きを放つ日本人クリエイターふたりに聞く

 2015年8月4日(現地時間)ドイツ・ケルンにて、“gamescom 2015 Xbox Briefing”が開催された。ここでは、ブリーフィング後の会場で、『Scalebound(スケイルバウンド)』の神谷英樹氏と、『Bloodstained: Ritual of the Night』の五十嵐孝司氏に直撃取材を敢行した。

「『Scalebound(スケイルバウンド)』は今後いろいろな情報が出てきます」(神谷氏)

――昨年のE3以来の続報に、会場も沸きましたね!

神谷 檀上ではすごく緊張しましたが、会場の方々からいい反響をいただけてよかったです。今回、ようやくプレイアブルで『Scalebound(スケイルバウンド)』をお見せできて、待っていただいているユーザーにも安心してもらえたかなと。

――どんなゲームになるのか教えていただけますか?

神谷 じゃあ、少しだけ。ジャンルはアクションRPGです。これははっきり申し上げておきましょう……。RPG要素があって、アクションだけではない作品になっています。主人公のドルーとなって、相棒のトゥバン(ドラゴン)とともに、広大な世界を冒険するというところを楽しんでほしいなと。

――では、神谷さんの作品に期待しているファンに、ひと言メッセージを。

神谷 ただいま絶賛制作中で、Twitterで質問してもらっても答えられないと思いますが(笑)、今後いろいろと情報が出てくると思います。長らくお待たせしました。ご期待ください!

「新キャラはサムライをモチーフにした新機軸」(五十嵐氏)

――どのような経緯で、『Bloodstained: Ritual of the Night』のXbox One版とWindows 10版のクロスプレイが実現したのですか?

五十嵐 マイクロソフトさんが、以前から僕のことを気にかけてくれていて、「何らかの形でコラボレーションしたい」と、おっしゃってくださっていたんですね。で、『Bloodstained: Ritual of the Night』のキャンペーンの最中に声をかけてくださって、「これからはWindows 10に力を入れるので、クロスプレイの機能を入れていただけませんか?」という要望をいただいたんですね。それで、「やりますよ!」とんとん拍子に話は進んでいきました。

――今回、新キャラクターが発表されましたね。急に作って名前も決まってないとのことでしたが……。

五十嵐 設定とか役割とかはもともとあったのですが、デザインを作るまでは非常に急でしたね。かなり突貫でやったのですが、すごく満足しています。ああいう、サムライみたいなキャラクターは、いままでやったことがなかったので、挑戦的な取り組みではありましたね。

――ああ、五十嵐さんの作風的に、これまでサムライをモチーフにしたキャラはいなかったんですね。なぜ、サムライを?

五十嵐 企画担当と打ち合わせをしているときに、「そういえば、サムライってやったことないですよね?」って話になって、「そうだね」って思ったんですね。で、「それなら、サムライにしよう」と(笑)。どういう感じにしようか、すごく悩んでいたんですね。最初はちゃんとした騎士にしようかなと思っていたんですけれど、やっぱり“過去の戦いがすごかった”というのを見せるために、体中に傷を入れたりとか、とんでもないことにしたかったんですよ。そのときに、「ちょっとやさぐれた騎士もどうかな……」と思ったときに、「サムライだったらいいかな」と。

――下手をすると、世界観を壊しかねないような設定ではありつつも……?

五十嵐 まあ、いてもおかしくないじゃないんじゃないかなと。

――もともと設定は用意されていたけど、gamescomに合わせて新キャラを公開しようと思って、スピード感をもってキャラデザインをしたということですね?

五十嵐 そうです。でも、KickStarterのときは、もっとスピード感がありましたからね(笑)。

――最後に、日本のファンに向けてひと言お願いします。

五十嵐 今回クロスプレイが入るということで、さらにもっとおもしろくなりますし、キャラクターも新しく発表されて、どんどんこれから情報が出てきますので、まだまだ先は長いですが、皆さん期待していただければと思います。