2015年6月14日、東京都新宿区の“CLUB SEGA 新宿西口”で『ウルトラストリートファイターIV』の大会“STARTING OVER -Good Fighters-"が行われた。その様子をリポート。

●今回で20回目を迎える名物大会

 2015年6月14日、東京都新宿区の“CLUB SEGA 新宿西口”にて、好評稼動中のアーケード対戦格闘ゲーム『ウルトラストリートファイターIV』(以下、『ウルIV』)の大会、“STARTING OVER -Good Fighters-"が行われた。その様子をリポートしよう。

 このイベントは、『ストリートファイターIV』の時代より開催されているプレイヤー主催の大規模大会で、毎回、関東圏はもとより地方からも多くのエントリーを集めている。今回でなんと20回目を迎えるという名物大会でもあるのだ。この日は、前日のシングル戦に引き続き、2on2による闘いがくり広げられた。
 この日エントリーしたのは、113チーム226名。初、中級者からマゴ選手、ときど選手、板橋ザンギエフ選手といった著名なプロゲーマーまで集まり、お祭り的なムードのもと開幕。16チームによる決勝トーナメントを目指して、8セットの対戦台で予選ブロックの激闘が行われた。

 全体的なレベルが高いだけあって、名だたるプレイヤーがつぎつぎと敗退するのもこの大会ならではの厳しさ。残った4チームはいつになく多彩な顔ぶれで展開した。
 準決勝初戦は、“DX回転イズナ”(エレクトライブ選手(ガイ)、めいもも選手(ガイ))と、“村長確定”(いんこ選手(ルーファス)、志郎選手(アベル))の闘い。前者は、関東、関西のガイ使いによる同キャラによるタッグ。後者は主要な大会ではおなじみの職人的プレイヤーによって結成された、優勝候補のひとつ。“DX回転イズナ”は両選手ともガイの可能性を存分に披露する闘いを見せてくれた。特にエレクトライブ選手は冷静な判断と冴え渡り、いつになく果敢に近寄りコマンド投げを仕掛ける志郎選手に対して辛勝した。
 準決勝第2戦は、“タイステキングダム”(ネモ(ロレント)、ミッセ(まこと))と“狂信者”(のぐち(ガイル)、刑事N(ディージェイ))の対決に。タイステキングダムは現在のバトルポイント全国1位のネモ選手と、大会ではおなじみのミッセ選手(別名ワンチャン太郎)のチームで、こちらも有力な優勝候補。対する“狂信者”は中堅プレイヤーによるチームながらこの日の予選ではなし選手(ジュリ)とさよならエンペルト選手(バイソン)による強豪チームを撃破して、ここまで勝ち上がってきた。ネモ選手と刑事N選手は前日のシングル戦でも見られた対決だったが、前日に続きここでも刑事N選手が勝利。続く大将戦でもミッセ選手を倒した。

 そして、迎えた決勝戦は、“DX回転イズナ”と“狂信者”というフレッシュな顔ぶれによる闘いになった。先の闘いでいよいよ勢いが加速しためいもも選手、エレクトライブ選手のガイが立て続けに勝ち星を奪取。東西のタッグ(エレクトライブ選手はこの大会のために1週間関東に滞在していたという)、ガイという大会上位ではあまり見られないキャラクターの優勝ということから、成熟した『ウルIV』シーンのプレイヤー層の厚さを感じさせる大会だった。

▲優勝チーム“DX回転イズナ”のエレクトライブ選手(写真左)とめいもも選手(写真右)。