3週間あればクリアーできる。そう思った時期がありました……
ドーモ! ブンブンです。
このインプレッションも今回で第3回。プレイし始めてから3週間が経過しました。プレイし始めたころは、3週間もあればクリアーできるだろうなんて思ってましたが、終わる気配がまったくない! まあ自分がニコ生で配信しつつプレイしていると言うのもあるんだろうけど、マジでボリュームが半端ない……。いや、正確にはボリュームが半端ない上にひとつひとつのクオリティーが高い、という感じですかね。
配信を見てくれているユーザーに自分の進行度を聞いたところ、どうやらメインクエストは半分程度とのこと。55時間プレイしてまだ半分程度って……。どんだけスケールでかいんだよって話ですわ……。
サイドクエストもプレイしているものの、全部をプレイしているというわけではなく、感覚的には半分もいかない程度といったところかなあ。この調子で行くと100時間はゆうに超える気配。こんなおもしろいゲームがまだ終わらずにプレイできるんだからうれしいんだけどね!
さて、『ウィッチャー3』の魅力は第1回、第2回で大まかな部分を紹介できたかと思います。というわけで、今回はさらに突き詰めた話をしていこうかなと。『ウィッチャー3』では主人公であるゲラルトと女性との色恋がかなり細かい描写で描かれていきます。18歳未満がプレイできないという規制も頷けるとおり、「もろにこれ○○○○してんじゃねえか!」というシーンもありまして……。
そもそもオープニングからイェネファーの全裸から始まるようなゲームだしね! 別にエロゲよろしくとにかくエロ! 興奮する! とかそういうわけじゃなくて。なんていうか映画のようだとでもいいますか……。よりストーリーに感情移入するためには欠かせない要素という気がします。
もちろんおっぱいモロ出しといった表示は日本の家庭用ゲーム機ではアウトなので、下着的なものは身につけてますが、そこに至るまでの話の流れや、そこからの展開がじつにいいんですよね。大人の男と女って感じで。
まあ、男としては女が絡むようなクエストはスルーできるわけないじゃないですかってことで、女性が絡みそうなクエストは必ずプレイしていたり。あまり突っ込んだ話をするとストーリーのネタバレになりそうなんで言わないけれど、うちのゲラルトさんはけっこうな人数とお楽しみ。
『ウィッチャー3』はマルチエンディングらしいので、こういった行動がどのようにストーリーに影響するか心配な部分もあるけれど、とりあえず1周目だし本能のおもむくままにプレイしていこうかなと。気がついたら現恋人のイェネファーはもちろんのこと、過去の恋人のトリス、さらには友人である魔女のキーラにまで手を出してみたり! 英雄色を好むとはまさにこのことか……。
で、このゲームのすごいところはこれだけじゃないんです。なんと町に娼館もあって、そこにいる女性たちとも大立ち回りを演じることができるんですよ! しかも高級そうな娼館のほうがお値段が高かったりと、これまた変なリアリティーがあったり。ゲームでここまでストレートに大人な世界を表現することって、じつはあまりなかったのでけっこう驚きました。言ってみればこれはお遊び的な部分だし、あってもなくてもいいんじゃないの? という感じですが、こういった部分にも妥協をしないあたり、このゲームの表現の懐の深さのようなものを感じずにはいられないんですよね。
あ、そうそう、個人的に本作で翻訳に対する不満はせんぜんないですし、むしろ本当にすごいなと感心するばかりなんだけど、唯一ひとつだけ突っ込みたいなと思ったところがありました。それは街にいる娼婦のセリフ。「ニャオーン」だの「ゴロニャーン」だの話しかけてくる娼婦がいるのかっていう(笑)! まあ、もしかしたらこの世界じゃこれがメジャーなのかもしれないんですが。一周してこのセリフがおもしろくなっちゃってるあたりもすごいなと思います。
さあ、というわけで全3回でお届けしたインプレッションも今回で最終回。ここまでプレイした感想としては、ソロプレイするRPGの中でも、最高峰の出来かと。このゲームを通じてゲラルトというウィッチャーの生き様を体感できる、そんな作品です。まだプレイしていない人がいるなら、オススメですのでぜひ。
プレイステーション4やXbox Oneをまだ持ってないんだよなーっていうユーザーも、これを機に購入を検討する価値のあるゲームだと思います。このインプレッション後も『ウィッチャー3』はニコ生で配信しつつプレイしていく予定なので、気になる方はチェックしてみてください。まだ見ぬ美女が待っているかと思うと……早く続きをプレイしないと! よーし、この原稿が終わったら今度こそメインクエストを進めちゃうぜー!(トリスを追っかけながら)
ウィッチャー3 ワイルドハント
メーカー | スパイク・チュンソフト |
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対応機種 | PS4プレイステーション4 / XOneXbox One |
発売日 | 2015年5月21日 |
価格 | 各8200円[税抜](各8856円[税込]) |
ジャンル | アクション・RPG |
備考 | ダウンロード版は各7380円[税抜](各7970円[税込]) 開発:CD PROJEKT RED |