【格闘ゲーム通信】『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』関東の職人プレイヤーだもすさん&ヒナさんインタビュー!【対戦動画アリ】

『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』のトッププレイヤー、だもすさん&ヒナさんインタビュー! ふたりの対戦動画も

●『P4U2』の強豪を直撃

 こんにちは、ファミ通の格闘ゲーム好き編集者、豊泉三兄弟(次男)です。僕と格ゲー攻略ライターで、ゲームの攻略だったり有名プレイヤーのインタビューだったりを掲載する不定期連載コーナー“格闘ゲーム通信”の第2回です。今回もライターのH.Hさんに協力してもらい、人気対戦格闘ゲーム『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』(以下、『P4U2』)の有名プレイヤーである“だもす”さんと“ヒナ”さんを取材。インタビューとおふたりの考えるキャラランク、対戦動画をお届け!

※格闘ゲーム通信Vol.1


■『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』とは?

 アトラスおよびアークシステムワークス開発の2D対戦型格闘ゲーム。『ペルソナ3』と『ペルソナ4』の両作品のキャラクターが登場し、それぞれが持つ個性的な“ペルソナ能力”を用いてバトルをくり広げる。『ペルソナ4』の正統続編作品である本作は、家庭用版でのストーリーモードも人気。2015年1月15日にはアーケード版に大型アップデートが施され、家庭用で登場したりせ、天田&コロマル、足立、マリー、マーガレットが参入。同時にゲームバランスにも大幅に手が加わり、新しいゲーム性へと進化した。2015年7月には、アメリカで開催される世界最大規模の格ゲーイベント“EVO2015”のメイン競技タイトルに選ばれており、ファンたちのあいだでは大きな盛り上がりを見せている。


p4fix/S順平画像_5 (3)

最新バージョンはアーケードで稼動中! プレイアブルキャラクターは総勢22人となり、やり込み甲斐のあるゲームになっている。

●今回お話をうかがったふたりの強者!

kautou/だもす

だもす
 メインキャラクターは足立。『サムライスピリッツ』シリーズや『デモンブライド』もやり込んできたマルチゲーマーで、的確なキャラ対策に裏打ちされた戦法を得意としている。最近は『鉄拳7』をプレイしたり、アーケード版『ディシディア ファイナルファンタジー』のロケテストに真剣に取り組んだりと、2D格闘ゲームにこだわらないアーケードゲーム好きな姿が見られている。

■主な大会実績
闘劇2012 P4U 本戦出場
TAITO STATION Presents P4U2 全日本最強タッグ決定戦 ベスト16
公式全国大会 ARC REVOLUTION CUP 2014 P4U2 ベスト16
NICE BURST 4th Place


p4fix/足立 (1)

 だもすさんがメインで使う足立はシャドウタイプが存在せず、ノーマルタイプのみ使用可能。移動技からの突進攻撃やコマンド投げを有し、攻めのバリエーションが豊富で、豪快なペルソナ攻撃が気持ちいいキャラクターだ。


kautou/ヒナ

ヒナ
 メインキャラクターはシャドウタイプの順平(以下、シャドウ順平)。関東のやり込み勢のあいだでは希少なシャドウタイプを使って、第一線で活躍しているプレイヤーだ。順平使いどうしでの研究と本人のやり込みであらゆる可能性を開発し、実戦に活かしている。

■主な大会戦績
公式全国大会 ぶるれぼ ベスト4
闘劇2012 P4U 本戦出場
Braver’s Revel 2013 BBCP最強タッグ決定戦 本戦出場
TAITO STATION Presents P4U2 全日本最強タッグ決定戦 ベスト8
ぺるきちアリーナ#9 優勝


p4fix/S順平画像_5 (5)

 順平は固有の“得点システム”の影響でキャラ性能が強化されるという特徴を持つキャラクター。シャドウタイプ特有の“シャドウ暴走”を使用したコンボを用いることで試合序盤に大量得点が可能となり、シャドウタイプと相性のいいキャラクターの代表格として考えられている。


■だもすさんインタビュー

――現在のメインキャラとゲーム内の“段位”及び“PSR”を教えて下さい(取材:2015年4月)

だもすさん(以下、だもす) メインキャラは足立透です。段位は師範代で、PSRは826です。

――ホームゲーセンや主戦場はどちらですか?

だもす ホームゲーセンは“秋葉原Hey”で、ほぼHeyでプレイしています。ほかのゲームセンターでイベントがあるときだけ、Hey以外のゲームセンターに足を運びます。定期的な平日大会は仕事の都合上で参加が難しいことが多いのですが、週末に開催される大会にはなるべく出場するようにしています。

――ゲームセンターへ通う頻度はどれぐらいでしょうか?

だもす 現在は週2~3日ですが、仕事のスケジュールに余裕がある時は週4~5日程度です。大型大会の前はガッツリやり込みたいので、週6~7日ぐらい通います。タイミングによってゲーセンに通う頻度は結構変わりますね。

――ある程度稼動期間が経った本作ですが、対戦内容の感触はいかがでしょうか?

だもす 『P4U2』は4回ぐらいバージョンアップを経てきたのですが、現在のバージョンはキャラクターの強さに強弱はあれど、どのキャラクターにも見どころがあって活躍できるおもしろいゲームだと思っています。私はコマンドテクニックにあまり自信がないのですが、本作は難しい操作を要求されることが少ないので、キャラクターを動かすまでの敷居が高くないのも魅力ですね。対戦内容の面では、本作はとくにシャドウが強いと言われていますね。“シャドウ暴走コンボ”を用いた覚醒飛ばし(※)が強い部分のひとつだと思うのですが、ノーマルタイプはみずから体力を減らして覚醒への調整が可能で、そういった体力調整の部分はとくに気に入っています。関東はシャドウタイプ使いが少なくて対戦経験を積めていないので、シャドウタイプへの対策を煮詰めていくのが今後の課題ですね。

※ノーマルタイプのキャラクターは体力が少なくなると防御力が増加する“覚醒状態”に突入するが、大ダメージコンボで覚醒させることなく倒しきるテクニックが“覚醒飛ばし”と呼ばれている。

――得意なキャラクターと苦手なキャラクターを教えてください。

だもす 得意キャラクターはエリザベスです。過去のバージョンまではエリザベスをメインで使っていたので相手のやりたいことがわかるし、どこに穴があるかも理解しています。現在は対エリザベスの勝率は95%ぐらいありますよ。苦手キャラクターはアイギス。足立は逆ギレの発生が遅く、アイギスは足立の逆ギレをフォローしながら攻めを構築できるので好き放題攻められてしまうんですよ。オルギアモード中のジャンプCを用いた接近に対しては対応策が一応あるんですが、ほぼ博打な内容を強制されます。あと、足立は地上での横押しが強くないので空中から攻め込みたいんですが、アイギスにしゃがみBを置かれると接近にも苦労します。防御面と立ち回り面でかなり困らされる相手ですね。

――トレーニングモードなど、個人練習は何をしていますか?

だもす 自分の中で安定するコンボを作り、それを絶対ミスらないように精度を重視して反復練習しています。難しい操作が得意じゃないので、手になじませるようにしていますね。コンボレシピは、“こう締めれば相手はこの行動しかとれないから、この時はこういうコンボにする”という、コンボ後の状況も含めて考えています。

――本作で注目しているプレイヤーはいますか?

だもす 千葉の鳴上使いの“ゾーボン”さんに注目しています。先日、鳴上使いの超強豪“しっきー”さんとの同キャラ戦を見たのですが、フルラウンドでお互い体力が少なくなる行き詰まった状況になりました。そこでゾーボンさんは、相手キャラの目の前までダッシュで近づいた後、後ろ歩きで様子見をするという行動をしたんですよ。超強豪にそういった選択肢を選ぶのは、メンタルがかなり強くないとできません。ゾーボンさんはキャリアが長いプレイヤーさんじゃないんですけど、「この人は伸びるな」と思いましたね。

――ズバリ、『P4U2』がうまくなるコツは何でしょう?

だもす まず、自分ができるコンボと自分のキャラクターの技性能を把握することです。『P4U2』は差し合いだけで相手の体力を奪い切ることはほとんど不可能で、コンボができないとどんな行動もリターン負けしてしまうので最低限できるようになること。その後は経験です。多くの対戦経験を積んで相手キャラクターのことを覚え、対策を増やしていくことですね。

――家庭用の大型イベントとして、7月にはEVO2015が予定されていますが、出場予定はありますか?

だもす 出場する予定なので、着々と準備しています。EVOのためにパスポートを取得して、ホテルの予約もとりました。家庭用は現在のアーケードとバージョンが異なるので、混乱しないように折り合いをつけて両方やってこうと思っています。どちらの大会も、意気込みとしては“勝てればいいな”といったところですね(笑)。

――今後、もし全国規模の大型大会があれば参戦しますか?

だもす もちろん、参加したいと思います! 『P4U2』はシングルで2ラウンド先取制のレギュレーションだと安定しないので、自分としては2on2か3on3のチーム戦があるとうれしいですね。

――それでは読者にメッセージをお願いします!

だもす これから足立の強いところを見せていきたいと思っているので、期待していてください!


■だもすさんの考えるキャラクターランクはこれだ!
S 美鶴 S・美鶴 S・千枝 S・天田&コロマル
A 天田&コロマル アイギス ゆかり 足立 真田 ミナヅキ 皆月 マーガレット S・陽介
B 千枝 鳴上 ラビリス りせ 直斗 雪子 S・雪子 S・順平 S・クマ
C 陽介 クマ シャドウラビリス 完二 マリー 順平 エリザベス

※だもすさんの判断可能なキャラのみ選出してのランクです。頭に“S・”がついているキャラクターはシャドウタイプを示します。

 Sランクのシャドウタイプキャラの3人にはとくにキャラパワーを感じているとのこと。美鶴はノーマルタイプが安定型、シャドウタイプは“ゲームをぶっ壊す能力”を持っているという評価だ。なお、Aランクに位置づけされているシャドウ陽介については以下のように語っている。「陽介自体立ち回りが強く、ハイジャンプの上昇速度、立ちAの発生の速さで守りも固い。弱点である体力の少なさは、シャドウタイプ特有の体力が多い性能でカバー。シャドウ暴走コンボは5000ダメージは与えられて、毒を組み込むこともできるので数値以上に威力が出せるのも強いと思います。」