注目の2日目のゲストは
プロデューサーレターLIVEは、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FFXIV』)の総責任者である吉田直樹プロデューサー兼ディレクターが、プレイヤーに最新情報を直接伝える人気のストリーミング放送だ。これまで、スクウェア・エニックス本社スタジオをはじめとするさまざまな場所から生中継されてきたが、今回はニコニコ超会議2015の『FFXIV』特設ステージにて“出張版”がオンエアされた。ここでは25日、26日放送分のうち、26日の内容をお届けする。
ベンチマークソフトでアウラ・ゼラを実際に作成!
今回の放送は、4月27日公開のベンチマークソフトから導入される、アウラ族のキャラクタークリエイションをお披露目しつつ、プレイヤーから寄せられた質問に開発スタッフが答える形で進行した。キャラクタークリエイションと一問一答は関連性なく進んだので、ここでは双方を分けてお伝えしていくことにする。
まずはキャラクタークリエイションの模様からリポートしよう。
発言はすべて吉田氏によるものだ。
◆DirectXのバージョンを決定した後にオプションを選ぶと、それぞれに対応した多様な設定変更が可能になる。なお初期設定はDirectX 9となっている。
◆アウラ・ゼラの肌は暗めが基調だが、明るさをある程度自由に調節できる。
◆尾のデザインは4種類から選べる。長さも任意に変更可能。
◆新しい仕様を導入したことで、瞳の輪郭を消せるようになった。
◆フェイスペイントなど、顔のデザインの選択の幅も広い。
◆耐熱装備(水着)から甲冑まで、各種防具を着用した際の見た目を幅広く確認できる。
◆アウラ族の男性も、イケメン系からワイルド系まで幅広く選べる。
◆アウラ族の角と装備の干渉にはすごく苦労した。
◆アウラ・ゼラの男性は、角の形状によって顔のラインが大きく変わる。
TPリストの可視化は『蒼天のイシュガルド』開幕後に実現
キャラクタークリエイションの合間に行われた『蒼天のイシュガルド』に関する質問への答えは以下のとおり。項目数こそ少ないが、どれも中身の濃い情報ばかりだ。
プレイヤーから寄せられた質問には吉田氏、皆川氏、髙井氏が回答。これ以降は回答者を個別に表記しておく。
◆既存の2種類のタンクに専用マウントがあるので、暗黒騎士にも用意するのが自然。実装するとしてもサメではない(笑)。(髙井氏)
◆パーティメンバーのTPリストの表示は『蒼天のイシュガルド』開幕時には間に合いそうにない。遠くない将来、実現できる。最適化などの作業を進めているところなので、もう少しお待ちいただきたい。(皆川氏)
◆エターナルバンドのパートナーと、いずれ個人用ハウジングを共有できるようにする。『蒼天のイシュガルド』開発のメドが立った段階で順次実装を目指していく(髙井氏)
◆Windows版からMac版へ、クロスホットバーやマクロなどのデータを移せるようになる。Windows版のランチャの下に用意されている各種設定の変更機能を使って、双方のデータをやり取りできるようにする。(皆川氏)
◆暗黒騎士と機工士のフィジカルボーナスはまだ秘密。今後欧州のメディアツアーなどが開催されるので、ジョブやパラメータの情報はもう少し待ってほしい。(吉田氏)
◆デバフアイコンの最大表示数を増やすことは負荷的に難しい。ロールに応じた表示の優先度を、コンフィグで選べるようにできないか検討中。(皆川氏)
◆『蒼天のイシュガルド』開幕後、既存のレベル50のコンテンツにはレベルシンクが適用される。たとえばレベル60の冒険者が“新生編”のバトルに参加すると、一時的にレベル50の状態となる。(吉田氏)
次回プロデューサーレターLIVEはフランスのお城から放送!
吉田氏がアウラ・ゼラのキャラクタークリエイションを終えると、放送は恒例の告知のコーナーへ。次回プロデューサーレターLIVEに関する驚きの情報が発表されたのだ。
最後に吉田氏、皆川氏、吉田氏が会場に詰め掛けたファンや視聴者へメッセージを送り、ニコニコ超会議2015のプロデューサーレターLIVEは閉幕となった。
◆もうすぐベンチマークソフトが公開され、その後『蒼天のイシュガルド』が発売になります。皆さんもう少しお待ちください。(皆川氏)
◆『蒼天のイシュガルド』は鋭意開発中です。初夏(の発売)はすぐなので楽しみにお待ちください。(髙井氏)
◆2日目は始まったばかりです。この後もイベントが続くので、新情報を引っ張り出すチャンスはたくさん用意されています。本日も『FFXIV』尽くしでお送りしていきますので、どうぞよろしくお願いします。(吉田氏)