リアル大会とのコラボでゴルフ競技活性化を目指す

 2015年3月18日、東京・ネスカフェ原宿にて、“片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯”の開催発表会が実施。その中で、ソニー・コンピュータエンタテインメントより発売中の『みんなのGOLF 6』とのコラボレーションが発表された。

※関連記事:『みんなのGOLF 6』×ネスレ日本マッチプレー選手権のコラボで、プロゴルファー・片山晋呉選手のオリジナルキャラクターがゲームに登場

 “片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯”は、2015年9月11日~13日の3日間、北海道・恵庭カントリー倶楽部で開催決定。グローバルな活躍を目指す日本人ゴルファーの海外挑戦を支援する目的の大会で、昨年に引き続き2回目の開催となる。昨年の優勝賞金は4000万円だったが、今回はそれを大きく上回る、国内男子プロ最高額となる7000万円の優勝賞金を予定。優勝者にはさらに、ヨーロピアンツアー公式戦への出場権や、特別協賛として参加するレクサスより車輌が贈られるという。

 発表会には、ネスレ日本 代表取締役社長兼CEOの高岡浩三氏や大会ホストプレイヤーである片山晋呉選手のほか、『みんなのGOLF』シリーズを手掛けるソニー・コンピュータエンタテインメント ワールドワイドスタジオJAPANスタジオ プロデューサーの小番芳範氏が登壇。コラボレーション内容を発表した。

▲ネスレ日本 代表取締役社長兼CEO・高岡浩三氏
▲プロゴルファー・片山晋呉選手

「マッチプレーならではの戦略をゲームでも楽しんで」

 今回のコラボレーション企画は、“ネスレ日本マッチプレー選手権”のホストプロであるプロゴルファー・片山晋呉選手のオリジナルキャラクターが開発され、『みんなのGOLF 6』で“マッチプレー”の奥深さや魅力を楽しめるというもの。

▲ソニー・コンピュータエンタテインメント ワールドワイドスタジオJAPANスタジオ プロデューサー・小番芳範氏

 すでにお伝えしている通り、本作とリアルなゴルフ大会とのコラボレーションは初。今回のコラボは、小番氏が昨年の大会を観ていたことから実現したもので、高岡氏も「世界のソニーさんからお声掛けをいただいて、非常にうれしかったです。世界的に展開している異業種が大会を盛り上げることに意味がある」と、“グローバルスタンダード”を目指す本大会ならではの意義を語っていた。

 また小番氏からは、コラボを展開に至った3つの決め手が明かされた。それは(1)グローバルという共通の価値観、(2)初めてのリアルなゴルフ大会との接点、(3)ゴルフ業界の活性化の3つだ。“ネスレ日本マッチプレー選手権”はその名の通り、2名のプレイヤーが1対1で対戦し、1ホールごとにストローク数で勝敗を決める“マッチプレー”で行われる大会。これについて小番氏は「じつは『みんゴル』にもマッチプレーモードがある。本物の大会とのコラボレーションを通じて、マッチプレーならではの戦略を、ゲームでも楽しんでいただけたら」と解説した。

 さらに業界活性化について、「スポーツゲームはとくに、テーマとなるスポーツが元気であればあるほどプレイ人口が増え、またゲームをプレイすることでスポーツそのものに興味を持つ人も出てくるなど、相互関係にある」と語ったうえで、「我々もゲームを作っているときには“何とかゴルフという競技に貢献できないか”と考えておりましたので、お話をいただいた際は、(プレイヤーが)気軽に本物の大会に触れていただける機会ができるので、“やりたい!”と思いました」と熱弁。これに対して高岡氏も「(『みんなのGOLF』プレイヤーで)実際にゴルフをされるのは1/3ほどと聞いている。これをきっかけに、ゲームをやっている若い方にもゴルフを楽しんでいただけたら」と語り、相思相愛のコラボであることをうかがわせた。

 今回のコラボの目玉は、『みんなのGOLF 6』で使用できる、片山晋呉選手をモデルにしたオリジナルキャラクター。発表会では、初期デザインのデザイン画がパネルとしてお披露目された。

▲自身をモデルにしたキャラクターのパネルと対面を果たした片山選手は「かわいすぎない(笑)?」と言いつつも、「こんな風になりたい」と笑顔。

 小番氏が「キャラクターを操って、いかにプレイヤーが片山選手になりきれるかもポイント。飛距離や能力はもちろん、機会があればぜひ、声の収録も……」と壇上でオファーをすると、片山選手は「やりましょう!」と即答。ビジュアルや能力はもちろん、ボイスも片山選手を忠実に再現したオリジナルキャラクターとなりそうだ。

 ちなみに気になる実装時期に関しては、「大会が9月にございますので、大会といっしょに遊んでいただけるような時期には皆さまのお手元にあるようにしたい」(小番氏)とのこと。続報を楽しみに待とう。

 また、発表会には、昨年の同大会で優勝を果たしたプロゴルファーの松村道央選手も登場。優勝賞品のひとつとして、3月末に開催される“ハッサンII世トロフィー2015年大会”に出場するとのことで、壮行会が行われた。

▲松村選手の夫人がサプライズ登場し、花束を渡すひと幕も。

 “片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯”の開催にあたり、片山選手は「選手としてはもちろん、選手から“出たい”と思われる大会にするため、僕も力を尽くしていきます」と、いち選手としてはもちろん、ホストプレイヤーとしての意気込みを語った。また高岡氏も「日本・世界のトーナメントの常識に捉われず、最高のプレイを楽しんでいただける仕組みをしっかり作って、世界から注目を浴びる大会に育てていきたい」と、第3回目以降をも見据えた展望を熱弁。日本、ひいては世界のゴルフ競技を見据えた、注目の大会となりそうだ。