【動画あり】6月23日の発売前に新しいベンチマークでアウラになる? 『新生FFXIV』吉田氏プレゼンテーションまとめ【PAX EAST 2015】

アメリカ・ボストンで2015年3月6日(現地時間)から開幕しているゲームイベント“PAX EAST 2015”に『ファイナルファンタジーXIV』が初出展。その催しの一環として、3月7日には吉田直樹プロデューサー兼ディレクターによるスペシャルプレゼンテーションが行われ、同作初の拡張パッケージ『蒼天のイシュガルド』の新情報が発表された。

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●プレゼンテーションで公開された情報を総まとめ!

 アメリカ・ボストンで2015年3月6日(現地時間)から開幕しているゲームイベント“PAX EAST 2015”に『ファイナルファンタジーXIV』が初出展。その催しの一環として、3月7日には吉田直樹プロデューサー兼ディレクターによるスペシャルプレゼンテーションが行われ、同作初の拡張パッケージ『蒼天のイシュガルド』の新情報が発表された。

蒼天のイシュガルド』の発売日が6月23日に決定したことはすでに別記事でお伝えしたとおりが、今回のプレゼンテーションではそのほかにもいくつかの未出の情報が公開されている。ここでは、会場で明かされたそれらの要素をダイジェストでお伝えしていく。

FINAL FANTASY XIV: Heavensward Teaser Trailer(ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ティザートレーラー)

▲吉田氏がステージ上に姿を見せると、会場に集まったファンから半端ではないほど大きな歓声が上がった。

●まずはこれまでに発表されてきた情報をおさらい

 プレゼンテーションは、すでに発表済みの『蒼天のイシュガルド』情報の復習からスタート。大部分は既知の内容だが、未公開の要素にまで踏み込んで説明していることも多いので油断せず読んでほしい。
 とくに注釈のない限り、発言はすべて吉田氏によるものだ。

・拡張パッケージのタイトルは『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』。

・強力なドラゴンたちに襲われている、山の都イシュガルドが物語の舞台。

・ティザートレーラーのロングバージョンは、パッチ2.55 希望の灯火 Part2のリリース後に公開。

・竜詩戦争という名のストーリーが展開され、光の戦士たちは7体の巨大なドラゴンたちとの戦いに身を投じる。

・丸ごと新作ソフトが1本入っているくらいの数の新エリアが用意されている。

・『FFVI』の地名を連想させる“魔大陸”と呼ばれるエリアでも冒険が展開される。

・フライングマウント(飛行する乗り物)の実装により、冒険の舞台は空へと広がる。

・パッチ“3.X”シリーズ(のシナリオ)は“空へ”をキーワードにくり広げられる予定。

▲マウント:ドラゴンの飛行シーン。優雅に翼を羽ばたかせて飛んでいた。

▲ひとり乗りの飛空艇もシドが開発中とのこと。

・大迷宮バハムートに代わる新たなレイドダンジョンとして、機工城アレキサンダーが登場。カジュアルなプレイヤーの皆さんにも楽しんでもらえるよう、ふたつの難度(ノーマルとハード)から選べる。

・機工城アレキサンダーでは、ルート(ドロップ)のシステムが新しいものに変わる。これにより、大迷宮バハムートのように毎週コンテンツをクリアしても目当ての装備が手に入らないといった事態が少なくなる。

▲機工城アレキサンダーは、ダンジョン自体が巨大な蛮神。体内に潜入して任務を果たすことになるのだ。

●暗黒騎士は戦闘中のMP管理が重要になる!

 ここで話題は新種族と新ジョブへと移行。すでに公開済みの情報を交えつつ、新たな楽しみがいくつか発表された。

・プレイヤーが選択できる6番目の種族として、アウラ族が加わる。カスタマイズの幅がとても広く、とくに女性に関してはカワイらしい見た目から悪魔的な容姿まで、細かく設定が可能。

・キャラクターメイキングを搭載した新しいベンチマークを来月(4月)にリリース予定。アウラ族の容姿を先んじて作ることができる。

▲イシュガルドの皇都を背景にアウラ族がポーズを取る模様が映し出された。

・暗黒騎士、占星術師、機工士の3つの新ジョブが追加される。

・暗黒騎士はMPを消費して、暗黒の力を身にまとって戦うタンク。

・占星術師はヒーラー。天球儀とカードを使う。ふたつのスタンスを切り替えて戦うことができる。

・機工士は銃を撃って戦う遠隔系DPS。機工兵器を用いることで、火力を高めたり敵にデバフや味方にバフを与えたりできる。

▲暗黒騎士の戦闘シーン。魔法でトドメを刺しているかのような場面も見られた。

▲占星術師の戦闘シーン。詠唱時間を経た後に、カードを1枚手にしていた。

▲機工士の戦闘シーン。アタッチメントは戦闘中に付け替えが可能なようだ。

●新ジョブ開発の裏側を吉田氏が解説

蒼天のイシュガルド』で追加される新ジョブの選定は、パーティを組んだときの役割などを重視しつつ、大勢のスタッフで決めているとのこと。その実例を、吉田氏は開発資料をもとに説明した。
 ちなみに、新ジョブの開発は最終調整の段階に入っているとのことだ。

▲ジョブを制作するに当たって、まずロールを決めた。バトルチームだけでなく多くのチームが作業に関わるので、新ジョブの制作期間には1年を要する。

▲つぎに既存のロールとの違いを決定。ナイトや戦士との差を出すために、暗黒騎士はMP管理を重要にした。暗黒の力を切らさないようにMPを管理し、かつ魔法も使って戦っていくスタイル。

▲プレイヤーから寄せられるフィードバックも参考に、最終的なジョブのテーマを決める。

▲バトルチームがジョブアクションを製作し、それを吉田氏がチェックする。

▲最後に武器を決める。暗黒騎士はすぐに決まったが、占星術師はとても悩んだとのこと。

▲天球儀が生まれるまでの試行錯誤が画像で披露された。

▲機工士についても、武器のデザインが綿密に練り込まれている。アタッチメントを装着したときの見た目も、当然考慮のうえ制作された。

▲機工兵器のデザイン画像。

・暗黒騎士と侍のどちらを採用すべきか、ギリギリまで迷った。

・今後、侍が実装される可能性はもちろん残されている。

●全職業のレベル60用装備がまとめて公開された!

 ここで、レベル60まで成長した冒険者が着用できる装備が一挙公開された。

▲すべてのジョブ専用の新装備だ。

▲クラフターが着用できる新装備群。

▲ギャザラーにも独自の装備が用意されている!

・クラフターにスペシャリスト(仮称)という新しいシステムが導入される。

・自分だけのギャザリング領域を契約して、採集できるような新システムも用意している。

▲『蒼天のイシュガルド』はコレクターズエディション、スタンダードエディション、オールインワン(『新生FFXIV』ソフト同梱版)の3つから選んで購入できる。新生時のように、解説される機会がいずれありそうだ。

・2015年3月16日からプレオーダーが開始(後に全世界と判明)。

・『新生FFXIV』のMac版が同日にリリース予定。

 ここでベンチマークソフトの映像が初公開された!

▲『蒼天のイシュガルド』ベンチマークソフトで流れる動画の一部が公開。フライングマウントで飛行する冒険者たちに雲神ビスマルク(?)が襲い掛かる。

▲『蒼天のイシュガルド』の発売日は2015年6月23日に決定。アーリーアクセスは6月19日から開始される。

・当初5月の発売を目指していたが、最終調整の時間がどうしても1ヵ月ぶん必要になった。

 ここで「何とは言わずに見てもらおう」という吉田氏の言葉を合図に、スクリーンにイシュガルド皇都をあちこちを映し出すウォークスルー動画が流された。

ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド フィールドウォークスルー

▲イシュガルドの内部。下層に位置する場所のようだ。

▲こちらは皇都の上層部か。写真のほかに、飛空艇の発着エリアと思しき場所も見受けられた。

▲新規フィールドのクルザス西部高地。エーテライトが置かれた集落も映像から見て取れた。

▲こちらも新フィールドの低地ドラヴァニア。

▲Dravanian Hinterlandsというエリア。高地ドラヴァニアだろうか。いままで公開されてこなかった、まったく初公開のフィールドと思われる。

▲フライングマウントがなければ移動できなさそうな場所が多数見受けられた。

▲“雲海”と称されるエリア。その名のとおり、空中に浮かぶエリアのようだ。

 最後に「皆さん最後まで本当にありがとうございました。いよいよ『蒼天のイシュガルド』が2015年6月23日発売です。ぜひ楽しみにお待ちください」という吉田氏のコメントでステージは締められた。

 じつはこの後、このステージでの疑問への回答や、『蒼天のイシュガルド』での新たな判明事項などが山盛りの長ロングインタビューを収録済み。そう遠からずお届けするのでご期待あれ。