ジョジョゲー最新作の体験版が早くも配信!
バンダイナムコゲームスより発売予定のプレイステーション4・プレイステーション3用ソフト『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』。2015年1月29日より配信が開始されたプレイステーション4体験版のプレイインプレッションをお届けする。
続々と情報が公開され、いち早くその世界を体験したいと待ち望んでいたファンも多かったのではないだろうか。今回は配信に先駆けて体験版をプレイすることができたので、新たに生まれ変わったジョジョゲーのプレイ感とその魅力をお伝えしたい。
まず本作のジャンルは、“スタイリッシュタッグジョジョアクション”。そう、2対2のタッグバトルなのである。ひと癖もふた癖もあるジョジョの登場人物たちが部の垣根を越えて協力するとあれば、多彩なバトル体験が楽しめることだろう。
今回の体験版では、第2部で登場したドイツ軍人シュトロハイムと、第7部で主人公ジョニィたちの前に何度も立ちはだかった宿敵である“Dio”ことディエゴが参戦。シュトロハイムは個性あふれるプレイヤーキャラクターとして、ディエゴは体験版のボスとして、その動きを見ることができるぞ。
体験版で使用できるタッグは、承太郎&花京院、ジョセフ&シーザー、シュトロハイム&ジョセフ、仗助&承太郎の4組。それぞれ先に名前が挙げられているほうのキャラクターを操作することができる。
承太郎は打撃に特化したパワー型で、スキルもスタンドでのラッシュ攻撃や、敵を自分のほうへ吸い寄せるものなど、接近戦で効果を発揮するものがそろっている、癖がなく扱いやすいキャラクターだ。
ジョセフはダメージを防ぐ波紋防御や、敵からダッシュで逃げるスキルなど、一風変わった能力を備えたキャラクター。ステージに設置されたスーツケースからアイテムを入手することができ、飛び道具のトンプソン機関銃や近接武器のスレッジ・ハンマーなどの拾ったアイテムを戦況に応じて使い分けられる。
シュトロハイムは、R1ボタンのスタイルアクションで、重機関砲モードと紫外線照射装置モードの2種類のモードを切り替えて戦うキャラクター。重機関砲モードでは腹部の重機関砲を主軸とした遠距離戦が優秀だ。紫外線照射装置モードでは、部下の親衛隊にその場で照射を行わせる攻撃が強力で、部下を使って相手を囲むことも可能だ。
仗助は基本的には近距離型の性能だが、R1のスタイルアクションで殴って破壊した地面の破片で目の前に防御壁を設置したり、中距離の相手に届く飛び道具スキルを持っているなど、接近戦以外もこなせるキャラクター。接近戦の攻撃力も承太郎に劣らない。
タッグバトルに相応しく奥深いゲーム性
本作では、広いステージを360度自由に駆け回ることができる。基本操作はいたってシンプル。スティックを倒した方向に移動、ボタンを押すだけでジャンプや相手の攻撃を受け止めるガード、高速で移動できるプッツンダッシュが行え、ボタンを連打すれば連続攻撃など、直感的にキャラクターを動かすことができる。L1ボタンを押しながら追加で対応したボタンを押すことで、コマンド入力の必要なくスタンドの強力なラッシュ攻撃などの豪快なスキルも発動が可能。
操作が簡単だからと言っても、ゲーム内容まで単純というわけではない。2対2のタッグバトルということで、自分が連打コンボを叩き込んでいる間に、残ったもうひとりの敵から攻撃を受けて邪魔されることもあるし、逆に味方のサポートに向かおうとしたところを狙い撃ちにされるかもしれない。残念ながら体験版ではほかのプレイヤーとの協力プレイなどに関して未知数な部分が多いが、その奥深い可能性の片鱗を感じ取ることができる作りとなっている。それでは、以下にタッグバトルに奥深さを与えるシステムをいくつか紹介していこう。