※前日に催されたサイン会の様子は<<こちら>>
こんなに違うの?
2014年10月25日(現地)に催された、FINAL FANTASY FAN FESTIVAL 2014 LONDON。ステージを除くフロアアクティビィや会場の様子をお伝えしていこう。
この記事は東京会場を来訪するときに少しでも参考になれば、と前回のラスベガス会場に引き続き、ロンドン会場の様子をまとめるものだが、ふたつの会場は来場者の規模、会場の構造、お国柄によってか、まったく同じものがほぼない状態。したがって東京会場も独自のフロアアクティビィや構造になる可能性が高く、結果……参考にはあまりならない恐れも。 ともあれ難しいことは考えずに、行った気になって記事を楽しんでほしい。
ロンドン会場は
基調講演の30分ほど前に会場に着くと、すでに来場者の入場が始まっている。このロンドン会場では、朝イチで入場するとIshgard Gallery(イシュガルドギャラリー)と呼ばれる会場内最大のホールへそのまま導かれる仕組み。間もなく基調講演の始まりだ。
◆基調講演前の会場 ~『新生FFXIV』ファンフェスティバル ロンドン
時刻になると、すでに公開されている“HEAVENSWARD”の映像が流れ、新しい発表を引っ提げて吉田直樹プロデューサー兼ディレクターが登場し……という内容は<別の記事>に詳しい。
記者はステージ直下で撮影をしていたために、吉田氏の登場時、スモークと照明があいまって、「これがもうすでにアクティビティ!?」と異次元に連れ込まれたような感覚に襲われた。
そんなおもてなしで来場者皆で興奮したあとは、それぞれの時間。来場者にはチェックシートが配られており、それぞれのフロアアクティビティをクリアすると、スタンプを集められるようになっている。まずはシートを持ってQuartermasterと呼ばれる来場者記念グッズ引換所に向かい、それから気になっているフロアアクテビティを覗いてみたり、仲間とバトルチャレンジに参加したり、と思い思いに楽しんでいた。
◆Odin Battle Challenge(オーディンバトルチャレンジ)
プレイ内容はラスベガスと変わらない。プレイのために並びはするが比較的ゆったりした席で楽しめていた。
◆Limsa Lominsa(Gridania/Ul'Dah) Battle Challenge Roulette (グランドカンパニー バトルチャレンジルーレット)
ルーレットの出目に従って蛮神と戦う。各グランドカンパニーの名前が付いて3ヵ所に分かれていたが、内容は変わらない。
じつはゲームプレイ系のものはこの2種類その代わり、細かなのもから大掛かりなものまで、Adventurer's Guildと書かれた広めの倉庫を中心に、見ればひと目でルールがわかるような明快なアクティビティが居並んでいた。以下にその模様を動画多めでお伝えしていこう。
◆モンクの修行
光るポイントを追いかけて叩く。その姿は格闘術を披露中のモンクみたいだ。
◆モンクの修行 ~『新生FFXIV』ファンフェスティバル ロンドン
◆双剣士の修行
いわゆる電流イライラなんとか。このプレイヤーの悲哀をご覧あれ。
◆双剣士の修行 ~『新生FFXIV』ファンフェスティバル ロンドン
◆Elezen Archery(エレゼン弓術)
ラスベガスにあった弓系のアクティビティに似ているが、的がエアで浮いており、矢の先が刺さらないものになっている。
◆Elezen Archery(エレゼン弓術) ~『新生FFXIV』ファンフェスティバル ロンドン
◆Target Test(ターゲットテスト)
エオルゼア全図を使ったダーツ。正面の正方形に区切られた部分は、ぜんぶ当たり!?
◆Target Test(ターゲットテスト) ~『新生FFXIV』ファンフェスティバル ロンドン
◆スプリガンをぶっ飛ばせ!
名前は判別しなかったので適当に付けた。ジャガイモ大の石っぽい軽いものを投げて棒の先からスプリガンを落とす。石っぽいものは手作りで、大きさ、重さ、形がひとつひとつ異なるため、わりと難しい。
◆スプリガンをぶっ飛ばせ! ~『新生FFXIV』ファンフェスティバル ロンドン
◆Lasso The Behemoth!(ベヒーモスを捕まえろ!)
ベヒーモスの角めがけて輪投げ。5投して4ヵ所の角にひとつずつ入ればパーフェクト。
ちなみこれらの小さめのフロアアクティビティは、参加しただけでロリポップがもらえる。オトナになって飴をもらえると、数十年前のときめきを思い出してそれだけでなんだか楽しい。
◆Fishing Challenge(釣れるかな?)
甕のなかに浮いた魚を……って説明より、動画をご覧あれ(ニヤッとできる)。
◆Fishing Challenge(釣れるかな?) ~『新生FFXIV』ファンフェスティバル ロンドン
◆Chocobo Feeding!(デブチョコボにエサを!)
デブチョコボの開いた口に、エサ(ギサールの野菜?)に見立てたお手玉を放り込む。アルフィノがかわいすぎだ。
◆Chocobo Feeding!(デブチョコボにエサを!) ~『新生FFXIV』ファンフェスティバル ロンドン
◆The Behemoth(ベヒーモス)
ほかの緩さに比べ、驚くほど精巧に作られたベヒーモスが目を惹くロデオライド。緩急をつけて回転しながら前後に傾くのを、腕1本で綱を握って落ちないように踏ん張る。ニーグリップでベヒーモスをガッチリとホールドしないと、ものの10秒もしないうちに落ちることになる。落ちるとベヒーモスが咆哮する。ちなみに記者は6秒で落ちた。
◆The Behemoth(ベヒーモス) ~『新生FFXIV』ファンフェスティバル ロンドン
ほかにも、ゆったりめのフロアアクティビティも充実。来場者も、ちょっと疲れたときなどに休憩しつつ楽しんでいたようだ。
◆Discipline of the Hand(クラフター訓練所)
ボール紙で鬼哭隊のマスクを作ったり、リストのアクセサリを作ったり。
◆Ul'Dah Alchemists(ウルダハ錬金術師)
インストラクターの指示に従い、海、森、砂漠からテーマを選んで香水を作る。
◆Aesthetician's Salon(美容師サロン)
顔や身体に絵を描いてもらう。髪にもなにかできたようだ。
◆Eorzea Exhibition(エオルゼア展)
設定画、一枚絵など、これまでに露出している『新生FFXIV』のアートをパネル表示……しているなかに、リアルなグランドカンパニーの旗や武器、そして精巧なルガディンの初期装備も。
同じ部屋ではなかったが、これまた精巧なチョコボ&ヒナチョコボの模型も展示されていた。
◆Mih Khetto's Theatre(ミイ・ケット シアター)
クロマキー処理で、写真合成ならぬ動画合成を提供。フリーカンパニーの仲間できた人々が興奮して撮影に臨んでいた。
◆Mih Khetto's Theatre(ミイ・ケット シアター) ~『新生FFXIV』ファンフェスティバル ロンドン
さてこれだけ見て回って、なおかつステージをすべて楽しんでいたら、すっかり日も暮れた。じつはその状態でこの会場は本領を発揮する。
朝に来場者が意気揚々とオーディン戦に乗り込んでいた通路も、誰かが歓声を上げていたセンターの広場も、どんどんしっとりとした景色に変わっていく。開発スタッフの誰かが言っていた。「この会場はずるい」。
なかでも昼間はあまり意識しなかったエーテライトがどんどん存在感を増していくのが神秘的だった。
◆The aetheryte(エーテライト) ~『新生FFXIV』ファンフェスティバル ロンドン
以下の動画ふたつは前日の晩の様子だ。回線事情が悪く、当該記事でお見せし切れなかったのでここでご覧に入れよう。
ステージイベントや来場者のコスプレなどは追って報告する。