発売日にウロウロする小高さんを捜せ!
2014年9月25日。プレイステーション Vita用ソフト『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』の発売日。……の前日である24日。本作のシナリオライターであり、総監督を務めた小高和剛さんは、Twitterでこんなことをつぶやいた。
台風がなんだ!明日はファミ通コラムの取材も兼ねて、発売日恒例の「ぶらりゲーム屋めぐり」を決行!
本来はゲームを買ったらプレイにいそしんで欲しいですが、どうしても暇な人は僕を見つけて。絶対絶望少女のソフトをお持ちの方には日付入りサインをします。その様子もコラムにすると思いまーす。
— 小高和剛 (@kazkodaka)
2014-09-24 18:55:35
昼前~20時頃まで都内をウロウロしているので、ヒントで今いる場所を時々ツイッターにアップしまーす。
果たして何人が見つけてくれるか!絶対絶望少女を手に集合!
— 小高和剛 (@kazkodaka)
2014-09-24 18:55:47
“ファミ通コラムの取材”だって!? ……ならば、その模様を取材せねばなるまい。というわけで、『絶対絶望少女』の発売日当日である、2014年9月25日に都内のゲームショップをウロウロする小高さんを探し、直撃取材をしよう……と心に決めたのですが、日中に会議やらなんやらがあり、小高さん探索ができたのは夕方から。本記事は、そんな夕方以降の小高さんを追いかけ回した取材日記です。このリポートは、週刊ファミ通にて好評連載中の、小高和剛さんコラム“絶対絶望小高”の編集担当、世界三大三代川がお送りします。
18:00 東京・新宿
小高さんのツイートで新宿近辺にいることを突き詰めた(というかTwitterに書いてあった)ファミ通取材班は、新宿の西口へ急行! この大勢の人が通りすぎる新宿のどこかに小高さんがいる。新宿中を歩きまわってでも、見つけるまで編集部には戻れないだろう……。そんな決意を胸に、新宿西口の大型量販店へ向かう。すると。
ファミ通取材班「あ!」
小高さん「あ! お疲れ様です」
いたーーー! あっさり見つけたーーー! さっきの不安や決意は何だったのかと思わずにいられない、新宿について約1分(本当)で、ユーザーの方にサインをする小高さんを発見。なんだこれ。どんだけ簡単な探索クエストなんだ! あまりにあっさり見つけてしまったものの、その流れのまま、新宿西口の大型量販店へ様子を見に行くことに。すると、店頭でキラキラした目で待ち受ける、ユーザーさんたちを発見。そのまま始まった小高さんのサイン会の状況がこちら。
即席のサイン会が始まると、ユーザーさんはどんどん集まり出し、かなりの行列に。お店に迷惑がかからないように端へ寄り、サイン&ユーザーさんとの撮影会を行っていく。……と、急に「見つけた―!」と駆け寄る金髪の女性。その方とは、『ダンガンロンパ』の苗木誠役であり、狛枝凪斗役であり、召使い役でもある、緒方恵美さん! そんな緒方さんが駆け寄る前に投稿していたツイートはこちら。
みつけたーー!(笑)
そして私は仕事へむかう。
いやマジで、私は今日、最初からこの辺でミーティングの予定だったから!( ̄▽ ̄)私の方が先だったのだ…
小高君、おつかれさまーーー(笑)
#ダンガンロンパ http://t.co/W19io6guo4
— 緒方恵美 (@Megumi_Ogata)
2014-09-25 18:26:41
たまたま近場で仕事をされていたとのことですが、なんという偶然。これが、“超高校級の幸運”か! ユーザーさんからも一瞬、歓声が挙がるものの、緒方さんはユーザーさんをなだめつつ、すぐに「じゃあ!」と去っていくのであった。カッコいい……。そうこうするうちに、約40名弱にサインをした小高さんは、つぎの地へ。ちなみに、緒方さんと出会う前、我々が取材できなかった秋葉原では、苗木こまる役の内田彩さんと遭遇したんだとか。そちらは、小高さんと内田彩さんのツイートをご覧くださいませ。
19:00 東京・池袋
続いてたどり着いたのは、池袋。……の乙女の聖地、乙女ロード。って、ゲームショップじゃなく!? その直前にヒントのツイートをしている&いくら女性ファンが多い『ダンガンロンパ』とはいえ、本当にここでファンと遭遇するのだろうか。そんな不安がよぎったが、似たような不安を持って新宿で小高さんを捜したときは一瞬で見つかった。ならば、今回も取り越し苦労になるんだろう。また新宿のように、目を輝かせたファンの方々が待っているはずだ!
……と、歩きまわること10分。いない。新宿では、つぎつぎと駆け寄ってきたファンがいない。そんなときに目にしたものがこちら。
8時にゴールするよ!もうナンジャタウンがゴールだから!言ってやった!なんだよ、この絶望は!売れやがって! http://t.co/c97B2El68O
— 小高和剛 (@kazkodaka)
2014-09-25 19:28:05
じょうじ。じゃなかった、まさに絶望。いや、そもそもゲームを扱っているお店を見つけていない。まずは、乙女ロードのゲームを扱っているお店に行ってから。……と、お店へ行く途中。「あの……、小高さんですか?」。キター! 池袋のユーザーさん第一号! ホッとして、お写真を撮らせていただきました。
その後、上の写真のちょっとアダルティーな雰囲気の場所でサインをこなし、ついに最後の地へ。その場所は、2014年9月6日から11月3日まで“ダンガンロンパ in ナンジャタウン 2014”のイベントを開催している、ナンジャタウン!(イベントの詳細は→こちら)
すると、ナンジャタウンの入り口にたくさんのユーザーさんが待ち構えているじゃないか! ナンジャタウンの前でまたもやサイン会に。ソフトや、週刊ファミ通の小松崎類氏描き下ろしのイラストカード(宣伝)や、ナンジャタウンの袋など、いろいろなものにサインをしたり、ツーショット撮影をしたりして、約30分弱。待っていたユーザーさん全員へのサインを終え、ついに小高さんの旅(?)は、ゴールを迎えたのでした。
というわけで、秋葉原、新宿、池袋で、ゲリラ的に行った小高さんのサイン会の結果、80人近い方々にサインをしたことに! 決まった場所もなく、声をかけてもらいながらの数では、かなりすごい数になったのではないでしょうか。小高さん、お疲れ様でした!
そんな『絶対絶望少女』は、プレイステーション Vita用ソフトとして絶賛発売中! ちなみに、週刊ファミ通2014年10月11日増刊号(9月25日発売)は、『絶対絶望少女』を合計42ページのボリュームで大特集! 小松崎類氏の描き下ろし表紙など、見どころ満載なので、そちらもお見逃しなく(詳しくは→コチラ)。……という宣伝はさておき、『絶対絶望少女』、本当にすごいゲームになっていますので、ぜひ遊んでみてくださいねー。
あと、今回のこのゲーム屋巡りは、週刊ファミ通で好評連載中のコラム“絶対絶望小高”のネタになると思われますので、お楽しみに! ……なりますよね、小高さん?