新クエスト、Dark Sectorsにおける新対戦モード、新兵器なども配信!
Digital Extremesは、配信中の基本無料のプレイステーション4用ダウンロードソフト『Warframe』において、大型アップデート14を本日2014年8月22日よりリリースした。新クエスト、新しいWarframeの“幻影の達人Mirage”、Dark Sectorsにおける新対戦モード、新兵器などが配信となる。
また、難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)の認知度を上げるために始まり、いまではマーク・ザッカーバーグ、ビル・ゲイツ、レディー・ガガなども参加し、世界中で広がりを見せているチャリティ活動“ALS アイスバケツチャレンジ”に、『Warframe』のゲーム内キャラクター“Corpus”がトライした動画が公開された。Corpusは氷水をかぶるとともに、ほかのゲームキャラ3人に新たなチャレンジを突きつけている。以下、リリースより抜粋。
■プレイステーション4版『Warframe』大型アップデート14について
Digital ExtremesはSFアクションゲーム『Warframe』のプレイステーション4版の大型アップデート14を本日リリースしました。このプレイステーション4版の新アップデートは“アップデート14 - 狂った叡智”と名付けられ、初心者がゲームを理解しやすくなるよう変更を加えたうえで、『Warframe』の世界へとプレイヤーをさらに深く引き込むことをテーマとしています。
「このアップデートではβという文字をベータ版の段階へと戻してやりましたよ」と Digital Extremesのクリエイティブ・ディレクター、スティーブ・シンクレア (Steve Sinclair)氏はジョークを飛ばします。
「しかし真面目な話、“ベータ版”に替わる新しい言葉が必要になったのは確かです。『Warframe』のようなゲームが完成までにたどって行く進化の過程は、ベータ版という言葉ではとても言い尽くせません。プレイヤーから尽きることのないフィードバックをご提供いただく一方で、私たちにもこのゲームに対する野心があり、ふたつが合わさることで絶えず改善を重ねていくモチベーションが生まれるのです。それは時として、ゲームの根幹に関わるような要素の見直しへとつながることがあります。たとえば、初心者プレイヤーのゲーム内体験のような。こうした経験はすべて“プレイヤーと直接つながること”によって私たちは目を見開かされました。触れ合い、育み、そこから何を得たらいいのかを知ることで、ゲームに想像もしなかったような成果がもたらされるのです」
『Warframe』のオープンβテスト開始から1年強で、全世界のPC版とプレイステーション4版とを合わせたユーザー登録者数がちょうど1000万に達したという事実は、『Warframe』チームにとってコミュニティー主導のインタラクティブな開発手法が間違っていなかったことを意味します。Kickstarter的な開発手法とコミュニティーの熱気とが相まって、『Warframe』はプレイステーション4コンピュータエンタテインメントシステムでもっとも多くダウンロードされたゲームとなりました。2014年9年4日には日本でXbox Oneのローンチタイトルとしてもリリースされる予定です。
今回の大型アップデートにおけるハイライトは次のとおりです。
・新しいユーザー体験
あなた専用の宇宙船“ライセット”に乗り込み、デザインを一新した UI やメニューを堪能しましょう。有意義なクエストを通じて初心者は 『Warframe』の世界に親しみ、ゲームプレイ、ゲーム背景、ゲームモード、メニューに関する基本的な知識を得ることができます。またクエストによってプレイヤーは、ライセットの音声ガイダンスを担当するセファロンである、オーディスを使いこなせるようになります。
・ペット
新クエストにより遺伝子ラボがアンロックされます。遺伝子ラボは体標本を船上で培養するために使います。クブロウの卵を集めて遺伝子ラボで孵化させ、クブロウを育てましょう。クブロウには個体ごとに異なった個性が設定されており、戦闘能力や戦闘以外の能力もそれぞれ異なっています。クブロウを戦いにおいてより強くするには、よく世話をしてやり、強力なlink modを装着しましょう。飼っているクブロウの遺伝子地図を作成すれば、仲間のテンノとトレードしたり、合成して自分だけの完璧なペットを作り上げることができます。
・新しいWarframe
“幻影の達人Mirage”は様式とパワーを流麗に組み合わせて、敵を錯乱させます。
Mirage には次のような能力があります。
Hall of Mirrors:Mirage は多数の分身を作り出し、敵の気を散らしたり、混乱させたりします。
Sleight of Hand:天性のいたずら好きである Mirage は、身近な物体をたやすく罠にはめてしまいます。
Eclipse:光に晒されたMirageは非常に目立つ一方で、多くのダメージを敵に与えます。影に入ったMirage は見つけにくくなり、ダメージを与えることがより困難になります。
Prism:全方位にレーザーを発射するエネルギー球を射出します。2度目に起動するとエネルギー球が爆発し、近くにいる敵の目をくらませます。
・クエスト
再挑戦可能なクエストを請け負い、難易度ごとにロックされたステージを開放して行きましょう。この新要素は導入クエスト“Vor の秘宝”によりその扉が開きます。
・Dark Sectorsにおける新しい対戦モード
Dark Sectorsにおいて既存のSolar Rails対戦ゲームモードに置き換わる、新しいPvPゲームモードが導入されます。味方にしたいクランや連盟を選び、複数ステージが用意された目的達成ミッションで、アタッカーもしくはディフェンダーとしてプレイしましょう。各側4人まで人間プレイヤーが参加でき、人数が足りないぶんはSpectreが代役を務めます。
・新兵器
AKZANI:Mirageお気に入りの武器であるこの2丁拳銃は、速射により敵をなぎ倒します。
SILVA AND AEGIS:コミュニティーの近接武器設計コンテストで優勝したSilverBonesのコンセプトに基づき作成された、剣と盾から構成される武器です。
・拡張ゲームモード
感染体がエリスを再占拠しました。駆除、掃滅、耐久の各ゲームモードが楽しめるようになりました。
■『Warframe』のゲームキャラクターにも広がる“ALSアイスバケツチャレンジ”
今、世界中で広がる“ALSアイスバケツチャレンジ”が、ゲーム業界でも広がりつつあります。
この度、GamesDayポッドキャストのMathew Hoy氏からの指名により、『Warframe』のゲーム内のキャラクター“Corpus”が、ゲーム内アイスバケットチャレンジを受け氷水をかぶるとともに、ほかのゲームキャラ3人に新たなチャレンジを突きつけました。
また、Digital Extremesは、『Warframe』が1000万アカウントを到達したことへのお祝い、そしてASLの認知度への貢献の為、10000ドルをASL団体に寄付いたしました。
ALSアイスバケツチャレンジ by Corpus (Warframe)
なお、“Corpus”が指名した次のゲームキャラは以下の3人です。
・Destiny'sの“Ghost”
・Borderlandの“Claptrap”
・HALOの“Masterchief”
彼らも氷水をかぶることになるのか、楽しみですね。
■Digital Extremesについて
1993年にジェームズ・シュマルツ氏により設立されたDigital Extremesは、インタラクティブエンターテインメント産業において世界トップクラスのインディーズ開発スタジオとして位置付けられています。カナダを本拠地としたこのデベロッパーは、業界トップのFPSシューティングゲームやアクションゲームをいくつも開発しており、豊かな歴史を有します。Epic Gamesの数百万本の売上を達成した、Unreal、Unreal Tournamentを含むUnrealフランチャイズの共同制作、およびその反復に端を発し、プレイステーション3用ソフト『Dark Sector(ダークセクター)』、『バイオショック』、そして『Bioshock 2(バイオショック2)』のマルチプレイヤーキャンペーンなどのヒットが続きます。
ごく最近では、Digital ExtremesはFPSシューティングゲーム『ダークネス2』 (コミックシリーズ『The Darkness 2』が原作) の開発および独自の技術Evolution Engineの使用で大きな称賛を得ています。このスタジオは現在、Free-To-Playアクションゲーム『Warframe』を開発しています。Digital Extremesに関する詳細は、公式サイトを参照して下さい。
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